ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

苦悩上手になりましょう。

2017年06月27日 | こころ
甘えることは、まあいいとして

苦悩することは、苦しいことです。

「思い悩んでばかりいないで、前向き考えなさい」とよく言われますね。

ところが、人は前向きにばかり生きてはいけません。

時には思い悩み、苦しみ、落ち込むことがとても大切です。

泣くことも大事です。

「どうして私はこうなんだろう」と思い悩み、苦しみ、落ち込む。

こうした性格は、とてもネガティブでマイナス思考で良くないと評されます。

ところが、どうして自分がこうなんだろうと思い悩むこともなく、
人のせいにしたり、
どうせこんなもんだと諦めたりしていると
人は成長しませんし、希望もなくなっていきます。

だから、悩んだり、苦しんだり、落ち込むことはとても大切なことです。

癌になりやすい性格タイプのチェックリストの中に
「悩んだり落ち込む事はあまり無い、前向きが1番だ」
という項目があります。

つまり、悩んだり、落ち込んだりしない、前向きが1番だという性格が癌になりやすいということなのです。

人は悩んだり、落ち込んだりすることで成長する。

そして、落ち込んだらもう這い上がるしかありません。

河合隼雄先生も「葛藤保持力」という言葉を使われました。

悩み苦しむこと、大切にしましょう。


コメント (2)
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