ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

視覚障害のある子どもたちに授業をどうしたらいいか

2024年12月11日 | 命の授業
昨日2024年12月10日は、
福岡県立視覚特別支援学校で
「ひまわり先生の命の授業」を児童・生徒、保護者、教員向けに行いました。

このような貴重な機会をいただき、弱視、全盲のお子さんもいらっしゃるとのことで、

どのように「命の授業」をしたら良いのか…

児童・生徒、教員、保護者の皆さんからアンケートをとっていただき
担当の先生にもご相談しながら、約1ヵ月かけて作り上げました。

結局、全盲のお子さんがとても協力的で
命の大切さ、
諦めずにチャレンジすることの大切さ、
誰かに相談して助かることの大切さ、
誰にでも必ず長所があること
などを伝えるための道具を触ってもらうことにしました。

心をコップに例えたコップと水、
三キロの赤ちゃんお人形、
木のブロックで手作りした凸凹

触ってくれた女の子は
コップの水の重さの違いを感じたり、
凸のでっぱった部分、
凹のへこんだ部分を手の感触で確かめたり、
赤ちゃんお人形を抱っこしたり、撫でたりしてくれました。

私が子どもの頃、とても大人し買った理由について
保育園児の小さな幼児にとって
叩く先生は、
その女の子の身長の2人分の高さくらい大きく感じて
恐くて怒られないように大人しくするようになったなどと
説明してみました。

どれくらい伝わったかと、
色々心配しますが
終わったあとに
気持ちが軽くなったと語ってくれた子どもさんもいました。

とにもかくにも私にとって初めての挑戦、



目の不自由な子どもたちへの「命の授業」は、なんとか終わりました。
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