ひまわり先生のちいさな玉手箱

著書「ひまわり先生の幸せの貯金箱〜子どもたち生まれてきてくれてありがとう」

子どもの体と心に優しく触れる

2020年02月03日 | こころの子育て
もし、パートナーや子どもが辛そうに自分に抱きついてきたら…

皆さんは、どうするでしょうか?

「もっと大変な人もいるよ」

「しっかりしなさい!」

「それぐらいのことで。私なんか、もっと大変なんだから」

どれも、つい言ってしまいそうな言葉。

たとえ、励ますつもりでも
泣きたい方は、その泣きたい、辛い気持ちは引いて

辛い気持ちを押し殺すようになってしまいます。

私は、何事にも傷つくことはないという態度をとるようになり

つらいことをつらいと思わず、強く生きて行くようになるでしょう。

それどころか、身体の痛み、不調を感じないので病気の発見が遅れたり、
発見した時には、かなり悪化してしまっている可能性があります。

大人になったら、
子どもの頃に耐えた厳しさを誇りに思うことでしょう。


周りの優しい温かい言葉、思いやりは、
おせっかいに感じ
「ほっといて」と、思いやりを受け取らず
人に助けを求めたり
甘えたりすることが出来なくなってしまうかもしれません。

それどころか、
自分の痛みに鈍感になったり
疲れや辛さを感じにくくなるので
大きな病気をしていても気づきにかかったり、
寿命を縮めてしまう可能性があるのです。

子どもに触れる手は、温かく優しく。

子どもの心に触れる言葉も、温かく、優しく。





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