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今日は、朝から長崎のクリニックに移動中。
途中、佐賀平野で、風に揺れる稲の畑が、
まるで、海の波ように見えて感動!
こんな景色、初めて見ました。
この美しさ、残念ながら、写真ではお伝え出来そうにありません‼
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オススメの本です。
原題は「Difficult Conversation」=難しい会話。
私たちの日常には、「難しい会話」が溢れています。
・部下に解雇を通知する
・悪い人事評価のフィードバックをする
・見積書以上に費用が膨らむことをクライアントに説明する
・上司からの仕事の依頼を断る
・長年連れ添った恋人に別れ話を切り出す
・義理の親と育児の方針について話をする
・浮気をした配偶者との関係を修復する
・学校生活で問題を抱えた子供との話し合い
など
なぜこれらの会話は「失敗」してしまうのでしょうか?
ハーバード・ネゴシエーション・プロジェクトは
その理由を探るべく数多の会話例を研究。
すべての会話の根底にある1つの構造を発見しました。
その研究から、私たちが会話で失敗するたった「3つ」の理由があると書いてあります。
その3つのキーワードは、「思い込み」「感情」「自尊心」 。
この本では、難しい原因と思われる3つの会話が挙げてあります。
①何があったかをめぐる会話
何があったのか、どうあるべきかという点をめぐる意見の不一致。
だれが正しく、だれが責められるべきで、だれが謝るべきなのか……
という点についての議論。
「私の認識が正しい」という主張のぶつけ合いになる。
②感情をめぐる会話
感情にまつわる問いかけを発し、それに答えようとする時。
自分の感じ方については正しくて、相手の感情は間違っているのか?
多くの人は「理性的に話そう」という誤りを犯し、むしろ感情的になってしまう。
③アイデンティティをめぐる会話
今の会話は、自分にとって、自己イメージにとって、自尊心にとって、いかなる影響を及ぼすのか?
この会話をこのまま進めると、自分が無能だと認める事になるのか?
誰かとの会話の最中に「私はどう思われているのか」という内なる会話が始まる。
そして自尊心を守ろうと、身構えてしまう。
これらの対立型の会話を
より生産的な人間関係を築く方法について書いてあります。
読めば、読むほど、私たちの理論とハーバードの研究が繋がる所がいっぱいで、驚きです。
共通するのは、相手を責めてはいけないという点です。