木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

鉋削り(仕上げ)

2009-03-11 21:54:32 | 木工
残った肘掛けと傘木を鉋で削って仕上げました。


肘掛けの側面と、  (先を薄く削ってあるので、傾斜をつけた添え木をあてて万力で挟んでいます。)


上面はわずかな丸みを持たせて削ります。


3組終了

次は傘木

断面に型紙を使って墨をつけていますが、目安程度です。


木口も丸みを付けて削ります。


4本完了。4本とも微妙に違いますが、まあいいでしょう。


部材の仕上げ削りがすべて完了。組み立てに入ります。

構造が複雑なので、組み立てる前に木地磨きをしておきます。

座板 


脚 特に平らな面は軽く当てる程度です。


研いだ粉は普通はエアーで吹き飛ばしますが、埃がいやなので掃除機で吸い取っています。
ホースの先に、先端から少し出してフェルトを貼ると硬いホースで木地に傷を付けずにすみます。


コメント (2)
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