木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

テーブルの分解

2009-03-16 20:45:10 | 木工
昨日水を浸しておいたテーブル


なんとか分解することができました。
妻手の幕板は脚との接合の蟻が外れないため、脚の付け根から切断してしまいましたが・・・。
これを作ったのはこちらの工房。機械もほとんど持っていなかったので、ほぞ穴は鑿で掘り、ほぞは鋸で挽いていました。
小穴(溝)は作理鉋で突いたのだと思います。若かったのです。


脚には縮杢なんぞ入っていて拭き漆にしたらきれいだったでしょうね。


接着剤をきれいに落として・・・逆に反っている天板の動きを見ながら、どう修理するか考えます。

その間に、椅子の蜜蝋ワックス仕上げ2回目

今回は#600の耐水ペーパーで磨きました。


これで完成。Knさんお待ちどうさまでした。近々納品に伺います。
コメント
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