
黄檗山萬福寺で行われた、月見の煎茶会に行って来ました。

まず、法堂の前の「黄檗売茶流」のお茶席へ。

秋風に吹かれながら、お点前を拝見していると、気持ちがスーっと落ち着いてきます。
「月により近い、雲の上」をイメージした設えも心地よく目に入ってきました。

月の砂漠をイメージしたといわれる大胆な漆器も、良く溶け込んでいました。
写真を撮るのを忘れましたが、お菓子は夜空に浮かぶ雲と星をイメージしたもの。
家元が「月朋(月の朋)」と命名されたそうです。
なんとも風流ですね。
次のお席は、美風流へ。

こちらは一つの卓を5名で囲み、その目の前でお点前をしてくださいます。
同席の方ともいろいろお話でき、より身近に、楽しくお茶をいただくことができました。
3席目は、東方丈内の方円流のお席へ。

室内に「花」「鳥」「風」3つの茶席が用意され、外の月と合わせて「花鳥風月」をあしらったとのことでした。
それぞれ流派によりいろいろ趣が異なり、それを楽しめるのも煎茶ならではです。
また、煎茶道のことなど何も知らない私達でもおいしいお茶をいただきながら気軽に楽しめ、
その奥深い世界の一端に触れることができるというのも本当にうれしいことです。
満ち足りた楽しいひとときでした。ありがとうございました。
tachibanaさんと一年ぶり再会
今日のブログの記事、実はもう一つ書きたいことがあったのです。
それは、サトウ金物醍醐店の秋のセール。
ここに、越後の橘産業さんが見え、朝からおじゃましてきました。
1年ぶりにお会いし、あまり買い物もせず、いろいろお話をお聞きし、ブログに載せる写真を撮らせていただこうと、デジカメのスイッチを入れると・・・「カードがありません」の表示・・・
そんなドジな私のために、ブログに写真をUPしていただきましたので、早速使わせていただきました。

道具の話からブログの話まで、勉強になる楽しい時間を過ごさせていただきました。

ブログを拝見して、出張で出られる機会が多いのは知っていましたが、お話を聞き、そのハードスケジュールに改めてびっくりしました。
お身体気をつけて、良い道具をこれからも提供し続けていただきたいと思います。
ありがとうございました。
サトウ金物醍醐店の秋セールは明日までです。