木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

天板削り

2010-10-13 21:13:47 | 木工
杉テーブルの制作もいよいよ佳境に入り、16日納品に向け猫の手も借りたい状況。


我が家に猫はいないので、妻の手を借りました。
オイル仕上げを妻に任せ、私は一日天板削り。


まず、木端。耳付きにしたいと言うことですが、このままではあまりにきたない。


そこで、反り台鉋と外丸反り台鉋を使って、耳付きの雰囲気に仕上げました。


次は天板の表面。製材をしただけの状態なので、寸四の鉋で荒削りから。


仕上げは寸八の鉋で。


反対側も削ります。


仕上げ削りが完了。
杉の場合鉋が切れないと仕事になりませんので、1枚削ったら荒仕工、中仕工、仕上げとも刃を研ぎ直します。


削りが完了した天板に妻がオイルを塗り、#320の耐水ペーパーで軽く研いだ後、布で拭いて仕上げます。
2枚天板を並べると、その大きさを改めて実感します。


天板3枚目の削りが完了したところで体力的にも限界。最後の一枚は明日の仕事に。


鉋屑の山ができました。研いでは削り、削っては研ぎ・・・さすがに疲れました。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする