信州への旅3日目は久しぶりに塩田平を訪れました。
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信州の鎌倉と言われるこの地には、名刹が点在しています。
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今回訪れたのは、前山寺。この欅の大木に対面するのも9年ぶりです。
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「未完成の完成の塔」と言われる前山寺三重搭。室町時代の建築で、窓も扉も勾欄もない未完成の状態らしいですが、何とも言えない調和のとれた美しさです。
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色づきはじめた銀杏の樹とのコントラストもきれいでした。
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次に向かったのは、「無言館」。ここを訪れるのは初めてです。
書き続けたい絵を断念して戦地へ向かわなければならなかった画学生。
絵に込められた思いを少しでも感じとりたいと、一点一点じっくり見てきました。
どの絵からも、少しも悲壮感は感じられず、むしろひたむきさや優しさを感じました。それがまた悲しくもありました。
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第二展示館の外には、たくさんの絵筆をはめ込んだモニュメント。
そこには、「画家は愛するものしか描けない 相手と戦い 相手を憎んでいたら 画家は絵を描けない」という文字が刻まれていました。
4日目は、飯田を出発し、雨の中清内路峠を越えて南木曾へ向かいました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/63/aa/67517d60b047879ef03ab612d66f2aee.jpg)
このところの冷え込みで、紅葉も一気に進んだようでした。
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ろくろ工芸の店をいくつか見て回ったあと、お目当ての工房ヤマト小椋商店さんへ。
ここの社長の正幸さんとは、その昔一緒に刳り物や漆を勉強したことがあります。
今まで2回ほど旅行の途中で寄った時も、正幸さんとはお会いできませんでしたが、今回も出張中でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/04/db6a30ba1d07596b0bbc8dd0b07ebc26.jpg)
店内には、ひと味違う洗練された器が展示されていました。
2階のギャラリーには、正幸さんのお父さんの栄一さんの作品が展示されていました。
その中に、桑で挽いた銘々皿と茶托を見つけました。
その清楚な美しさに感動し、両方とも譲っていただきました。
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銘々皿
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茶托
一生の宝として、また、もの作りの手本として、大切に使わせていただきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/16/315baeb78daa6350834a110f5a88a10b.jpg)
こちらは正幸さん作の器。
すべての無駄を省いた美しさのある、とても使い良さそうな器で、妻はいたく感動していました。
正幸さんとはお会いできませんでしたが、電話で20何年かぶりでお話もできました。
そして何より、ご家族の皆さんには大変歓迎していただき、大変うれしく思いました。
とても満ち足りた気持ちで家路につきました。本当にありがとうございました。
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信州の鎌倉と言われるこの地には、名刹が点在しています。
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今回訪れたのは、前山寺。この欅の大木に対面するのも9年ぶりです。
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「未完成の完成の塔」と言われる前山寺三重搭。室町時代の建築で、窓も扉も勾欄もない未完成の状態らしいですが、何とも言えない調和のとれた美しさです。
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色づきはじめた銀杏の樹とのコントラストもきれいでした。
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次に向かったのは、「無言館」。ここを訪れるのは初めてです。
書き続けたい絵を断念して戦地へ向かわなければならなかった画学生。
絵に込められた思いを少しでも感じとりたいと、一点一点じっくり見てきました。
どの絵からも、少しも悲壮感は感じられず、むしろひたむきさや優しさを感じました。それがまた悲しくもありました。
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第二展示館の外には、たくさんの絵筆をはめ込んだモニュメント。
そこには、「画家は愛するものしか描けない 相手と戦い 相手を憎んでいたら 画家は絵を描けない」という文字が刻まれていました。
4日目は、飯田を出発し、雨の中清内路峠を越えて南木曾へ向かいました。
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このところの冷え込みで、紅葉も一気に進んだようでした。
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ろくろ工芸の店をいくつか見て回ったあと、お目当ての工房ヤマト小椋商店さんへ。
ここの社長の正幸さんとは、その昔一緒に刳り物や漆を勉強したことがあります。
今まで2回ほど旅行の途中で寄った時も、正幸さんとはお会いできませんでしたが、今回も出張中でした。
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店内には、ひと味違う洗練された器が展示されていました。
2階のギャラリーには、正幸さんのお父さんの栄一さんの作品が展示されていました。
その中に、桑で挽いた銘々皿と茶托を見つけました。
その清楚な美しさに感動し、両方とも譲っていただきました。
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銘々皿
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/79/53fb917993ce654d0324581f4605ca16.jpg)
茶托
一生の宝として、また、もの作りの手本として、大切に使わせていただきます。
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こちらは正幸さん作の器。
すべての無駄を省いた美しさのある、とても使い良さそうな器で、妻はいたく感動していました。
正幸さんとはお会いできませんでしたが、電話で20何年かぶりでお話もできました。
そして何より、ご家族の皆さんには大変歓迎していただき、大変うれしく思いました。
とても満ち足りた気持ちで家路につきました。本当にありがとうございました。