木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

日野祭り 桟敷窓アート

2011-05-04 23:40:51 | その他
毎年5月3日は妻の故郷、滋賀県日野町の日野祭り。今年も行って来ました。
午前中は仕事をして、出発が遅くなってしまった上に名神の渋滞で、着いたのが5時前。


祭りも終わりに近く、御旅所から神輿も帰って来ました。

桟敷窓アートの会場も店じまいしていましたが、閉店間近の北川さんの日野椀の展示場をおじゃましました。

お椀の展示の横にはなにやらおもしろげな額が・・・
円広志の「ブラリ歩き」の取材を受け、もらった「となりの人間国宝さん」のステッカー。
放送は今日(4日)だったので、録画して見ました。
内容は、北川さんが副業として初めたギターの修理に関することがばかり。
円広志という男、「日野椀」には全く興味なしでした。

激安の塗りのスプーンをいただいて、次は、妻の小学校の同級生が営む「古美術の かく福」さんによって戻る頃には、
綿向神社に集まっていた山が、各町内に帰るところ。


ちょうど辻廻しをしていました。


京都の祇園祭の鉾は、青竹を敷いて水を撒いて回しますが、日野祭りの山は、てこを使って心柱のしたに厚板を入れ、車輪を浮かせて回します。


旧山中正吉家の前を行く山。こんな山が各町内にあるのですから、近江商人の財力はすごかったのですね。
その近江商人が主に扱ったのが日野椀なのだそうです。


綿向き神社を出て行く山。灯りがともされた山もまた風情があります。

この後、妻の実家で、湖国名物の「鮒寿司」などのご馳走をいただきながら妻の従妹達と楽しく語らい、夜遅く京都へ戻っってきました。
コメント
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