木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

全国煎茶道大会

2011-05-21 21:34:51 | その他
下駄箱の納品が無事済みホッと一息。今日は5月初めての休業日


黄檗の万福寺で開かれている全国煎茶道大会に行って来ました。


三門の前には茶道具などの店が並び、そこをみて歩くのも楽しいのですが、今回は省略。

まずは、いつもお世話になっている、黄檗売茶流のお茶席へ。

ここは、いつも斬新な茶席の設えがすばらしい。
今回は震災直後のお茶席であることからテーマが「復興への波」


写真がうまく撮れなかったのが残念です。

会場は改修が終わったばかりの「松隠堂」。 国の重要文化財に指定されている建物です。


松隠堂から見た開山堂。開山堂や松隠堂一帯は万福寺でも重要な建物群なのだそうです。

2席目は、有声軒の三癸亭賣茶流のお茶席へ

ここでは、広島のお茶をいただき、由緒ある茶具を拝見しました。
建水に使われていた、李朝瑠璃小壺にひきつけられました。


3席目は、静岡市に本部を置く黄檗弘風流のお茶席へ。


一煎は静岡松野町の煎茶でしたが、二煎は紅茶というのがめずらしい。
茶葉は同じく静岡松野町の茶葉を使っているそうです。
お茶には家元が直接折られたという折り紙が添えられていて、心和みました。

ゆっくりお手前を拝見しながらおいしい茶をいただく、ゆったりとした時間が流れ、本当に良いですね。
煎茶道のことなど何も解らないのですが、春と秋の2回のお茶会はとても楽しみにしています。

会場の一画では煎茶工芸展も開かれていて、多くの出品作品の中から選ばれて展示されている作品を見せていただきました。
この煎茶道大会は明日(22日)まで開かれています。

午後は、京都高島屋の近畿展へ。
村山明先生の列品解説を聞き、とても勉強になりました。

会場では、元同僚のYさん、Mさん、Sさんとも久しぶりにお会いでき、とてもうれしく思いました。
ありがとうございました。

コメント
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