木工芸・漆・道具        

 木肌の美しさに惹かれ、指物の伝統技術と道具に魅せられて・・・・・ 木工芸 市川 (宇治市炭山)

欅下駄箱 組み立て

2011-05-12 22:37:06 | 木工
いよいよ組み立て


全体の組み立てに先立って、脚部のみ地板に取り付けておきました。
後からひっくり返して付けるは大変だからです。


アジャスタベースもネジ止めしておきます。オイル塗装は昨日済ませておきました。


木地磨き。これも組み立て前にしておきます。サンダーはオイル仕上げの場合以外はあまり使いません。
集塵装置付きのミニサンダーですが、仕上げの鉋をかけてありますので、これで十分です。


どうやって集塵するかというと、付属の器具で、ペーパーに6個の穴をあけます。この穴から吸い取るのです。
これだけですが、穴をあけるとあけないのでは埃の舞い上がり方が大違いです。


背板のスプルースは、手で木目に沿って軽く磨きます。スリットの中も磨きます。

さあ、組み立て、

完了! 糊の乾く時間との勝負なので、写真を撮っている余裕がなかったのです。


反対側から。


ハタガネで締めて明日まで置きます。
天板のできるだけ内側を締めるのに使う予定のFクランプ、1mしかなく、長さが足りませんでした。
仕方がないのでハタガネで締めたのですが、板の端を締めると板が湾曲し、中央部の圧着が弱くなってしまいます。
今から思うと、いろいろ方法はあったのですが・・・。まあ、良しとしましょう。
コメント
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