◇インクレディブル・ハルク(2008年 アメリカ 112分)
原題/The Incredible Hulk
監督/ルイ・レテリエ 原案・脚本/ザック・ペン
撮影/ピーター・メンジース・ジュニア 美術/カーク・M・ペトルッチェリ
視覚効果監修/カート・ウィリアムズ 音楽/クレイグ・アームストロング
出演/エドワード・ノートン リヴ・タイラー ティム・ロス ウィリアム・ハート
◇ハルク・スマッシュって…
特撮ヒーロー物かい!
みたいな技で地割れを起こすのは止めてほしかった…。
冒頭のブラジルの貧民窟の雰囲気と逃亡は、凄い。
美女を連れて逃げるキングコングみたいで、超人プロレスな観もあるんだけど、まあ、原作がマーブルコミックとかいう漫画なんだから仕方ないにしても、ね。
相手はテロリストじゃないの?と、聞きたくなったのは僕だけなんだろうか。
予告編だけだと、もっとハードボイルドな線なのかとおもってたら、あにはからんや、そうでもなかったっていうのが印象だ。
ちなみに、ハルクといえば、ぼくらの年代は『超人ハルク』をおもいだすんだろうけど、実をいうと、ぼくはそのテレビシリーズを観ていない。だって、なんだか子供だましみたいな気がしてたんだもん。
だから、比べようもないんだけど、できればもうすこしリアリズムに徹してほしかった気もしないではないかな。