◇デスパレート・ラン(The Desperate Hour)
ランニング中にスマホだけで学校占拠の非常事態を把握しようとするだけの物語っていう発想はわかるけど、ナオミ・ワッツが焦って走ってるだけなのはきつい。
30分過ぎてから息子を疑う刑事から電話があって物語が進展し始めるが、これでは遅い。
スマホで電話ばかりしてるんなら、ニュースの配信動画とかをもっと流さないとあかんだろ。亡くした夫の思い出とか、事故に遭ったときの息子のテレビ電話の録画とかより緊迫感が出るだろ。で、納税記録から特定して犯人に電話するとか、焦ってパニックってるにしちゃ迅速な対処だけど、よけいなことをするアホな母親になりさがっとるようにしか見えないのは、やっぱりだめなんじゃないか?