森山大道さんの一文を引用しよう。
「写真とはそもそも現実の複写でしかない・・・だって所詮コピーなんだから。鼻の穴膨らまして、オリジナリティだ、アートだって言っているのを聞くと『なぁに言ってるんだか・・・』と思うよ」(注)
私もそう思うけどね。森山大道さんの写真を見ていると、あっ、全部人間がこしらえたものばかりだ。そこへ生身の人間や犬がからんでくる。路上とはまさにそういう世界なのだということを、思い知らされる。
人間がこしらえたうつろいやすい物を、コンビニエンスにコピーしてゆく、写真とはそういう世界なのだろう。そえなると、私の場合は、デジタルペンが現実を写し取るコピー機ということになる。
コピーしたものをどうするかって。例えばスケッチのヒントにしたり、コラージュにしたり、ブログにしたり!?。しらんよそんなこと。ただまあ、誰かがつくった建築や看板やらをコピーしてゆく面白さは、あるのかも知れないね。
ペンというネーミングには、書き写すというニュアンスを感じるし、それは現代のコピー機だと思われる。いいネーミングだね。
注:森山大道,仲本剛:森山大道路上スナップのススメ,光文社新書,2010.p204-205,
三条,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/3200,モノトーン
「写真とはそもそも現実の複写でしかない・・・だって所詮コピーなんだから。鼻の穴膨らまして、オリジナリティだ、アートだって言っているのを聞くと『なぁに言ってるんだか・・・』と思うよ」(注)
私もそう思うけどね。森山大道さんの写真を見ていると、あっ、全部人間がこしらえたものばかりだ。そこへ生身の人間や犬がからんでくる。路上とはまさにそういう世界なのだということを、思い知らされる。
人間がこしらえたうつろいやすい物を、コンビニエンスにコピーしてゆく、写真とはそういう世界なのだろう。そえなると、私の場合は、デジタルペンが現実を写し取るコピー機ということになる。
コピーしたものをどうするかって。例えばスケッチのヒントにしたり、コラージュにしたり、ブログにしたり!?。しらんよそんなこと。ただまあ、誰かがつくった建築や看板やらをコピーしてゆく面白さは、あるのかも知れないね。
ペンというネーミングには、書き写すというニュアンスを感じるし、それは現代のコピー機だと思われる。いいネーミングだね。
注:森山大道,仲本剛:森山大道路上スナップのススメ,光文社新書,2010.p204-205,
三条,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/3200,モノトーン