今日の京都は、朝からまとまった量の雨が降っている。こういう天気だと、そろそろ冬も終わるのだろうか。
碁盤の目のような京都の道ではあるが、けっこう路地や鍵型に降り曲がる道などが多く、実際は多彩な道の風景が出現する。
道の正面がまっすぐ抜けているほうがよいのか、それとも建物が来て折れ曲がっているほうがよいのか、という議論を昔仕事で、東京都の役人達としたことがある。個人的には、後者である。やはり道の正面が建物である事による落ち着いた感じは、中世ヨーロッパの城郭都市などをみても、正面には建物がみえることがよくある。おそらく防衛上道はまっすぐには、つくらなかったのであろう。
そうやってできた折れ曲がる街の風景の連なりというのも、変化に富んでいて面白い物がある。現代のデザインが取り入れようとして、なかなか京都のようには、自然のような優れた形にできない風景でもある。
四条界隈,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/500,モノトーン
碁盤の目のような京都の道ではあるが、けっこう路地や鍵型に降り曲がる道などが多く、実際は多彩な道の風景が出現する。
道の正面がまっすぐ抜けているほうがよいのか、それとも建物が来て折れ曲がっているほうがよいのか、という議論を昔仕事で、東京都の役人達としたことがある。個人的には、後者である。やはり道の正面が建物である事による落ち着いた感じは、中世ヨーロッパの城郭都市などをみても、正面には建物がみえることがよくある。おそらく防衛上道はまっすぐには、つくらなかったのであろう。
そうやってできた折れ曲がる街の風景の連なりというのも、変化に富んでいて面白い物がある。現代のデザインが取り入れようとして、なかなか京都のようには、自然のような優れた形にできない風景でもある。
四条界隈,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/500,モノトーン