Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE289. 光のラチチュード

2012年03月14日 | Kyoto city
 この日は空気が清んでおり、光や空が綺麗で、そしてとても寒かった。そういえば先日の月曜日も京都や名古屋の朝は雪が舞い、すこぶる寒かった。最後の冬の寒さだろうか。いずれにしてもこういうすこぶる冷え込んだときは光が綺麗で散歩或いは撮影日和である。
 3月も半ばになると、寒さは緩んでくるが、抜けるような空というわけにはゆかなくなってくる。だから、冬の京都に期待感を持つのかも知れない。実際観光地の周囲は、冬でもビジターはよく見かけた。といってこの画像のような三条界隈の裏通りまでやってくるビジターはなく、寒さをこらえながら、街歩きを一人楽しんでいた。
 やはり光が綺麗だと、影とのコントラストが絶妙で、街はどこを撮っても美しく見える。こんなに美しかったっけと自分でも不思議に思う。もちろんモノクロームで撮っている故かも知れない。
 それにしてもデジカメは、光のラチチュードがフィルムと比べれは、狭いと感じさせてくれる。つまり露出を空に合わせるか、建物に合わせるかで、画面の印象は全く異なって見えるからだ。
 それにしてもこういうときに入試だ会議であり、街歩きに出られないのは残念だ。

三条界隈,2012年2月20日
OLYMPUS PEN E-PM1,M ZUIKO DIGITAL12mm/f2.0
ISO200,露出補正-1/3,f3.2.1/4000,モノトーン
コメント
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