Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE566. センチメンタルな冬

2013年01月29日 | Shinkansen commuting
 寒波が通り過ぎたので、関ヶ原は名残雪だろうか。明日からは少し寒さも緩んでくる。それでもまだ、冬だ。
 今週は、自分の仕事に専念できると思っていたら、来週は卒業制作の締め切り日であることを思い出した。学生達は毎晩徹夜で仕事をしている。次第に生活感が漂うスタジオになってきた。
 そう思っていたら確定申告の催促が来た。あっ、そうかこの時期は、いつもこれに追われていた。あわてて領収書の整理から始めた。明日は、これから始めなきゃ。
 寒くなると逝去する人も多い。昨日は一軒先のおばあさんが急逝した。二週間前迄は、朝の市場でみかけたのだが、あれが最後の姿だった。私が京都に来て、最初に挨拶してくれた人だけに思い出深い。今年は寒かったのがたたったのか急逝する人が私の周りには多い。
 そうこうしていると、遠来からの来客もある。そんなこんなで、結局忙しくなった。
 いろんなことが、くりかえされて、やがて冬が終わるのだろうか。とてもセンチメンタルな冬である。
 さて、話題が暗いのでエルマリートの冬と読み替えようか。今日は、グレートーンの綺麗な画像がゲットできた。しばらく気候も緩むので、明日は軽いE-PM2でも持参しよう。気分次第で持ち歩く機材が変わるというのも、オリンパスならではの世界である。
 軽い!という言葉で思い出したが、私にとって重いというのは、バッテリーグリップがついたOM-Dにライツのレンズを付けた場合である。それ以上重い機材は、持ち歩けません。それでもまだ、世の中にはヘビーメタル級の重量機材が大挙してばっこしているのが、私には驚きである。
 高画質なデジタル重量機材がどうしても必要なのは、出版社などから写真集などの印刷物をつくる場合である。そんなにみんな出版社から写真集をだすんだろうか。それにしては、売れた撮影機材台数の割には、あまり書店で写真集を見ないけどね。
 私なんか雑誌に論文発表ぐらいだと、まあ200万画素もあれば十分です。何か今はすごいオーバースペック背伸び時代なんだね。そんなの、いずれ崩れるよ。

新幹線京都-米原,2013年1月29日
OLYMPUS PEN E-PM2, LEITZ ELEMARIT28mmF2.8, ISO200,露出補正±0,f8,1/800.
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