Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

PEN LIFE1053.  アースアーキテクチュア

2014年10月11日 | field work
 なんで車の運転を覚えたかというと、スーパーへ買い出しに行くわけではなく、また遊びでもなく、実はこういうコンセプチュアルな建築探訪の旅をするためである。これまで全国を旅して時折こうしたコンセプチュアルな建築をみかけ、そして通り過ぎていった。高知の船のように海に浮かぶ家なんか、あのクルーザーが横付けされた風景は撮影しそびれていまだに記憶に残っている。
 結構自然の中にはまりこんだコンセプチュアルなアース・アーキテクチュアは、我が国にも結構あるだろうと予測しており、その多くはまず車でしか行くことができないところに立地している。
 この山小屋を連想させるカフェも琵琶湖河岸の実に良い立地にあり、テラスからは180°の風景が広がり正面に比良山系を望むことができる。雪がある冬の早朝なんか一寸訪れてみたいと思わせるようなところである。うまいところにつくったと感心する。昭和38年から営業しその後改装はしているものの、随分と建物と環境とがなじんできているところが良い。
 向かいの山腹にあるフランス料理のレストランは、ミニバスもとまっていたので、西武鉄道が特別のツアーコースにでもとりこんでいるのだろう。こちらは普通のレストラン建築なので私は興味はない。
 さてそんなコンセプチュアルなアース・アーキテクチュアをこれからも時間をかけて探しにゆこう。

滋賀県近江八幡市長命寺町
OLYMPUS PEN E-P5  M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO640,露出補正±0,f2.5,1/8000
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