Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1150. EOSシステム

2015年04月10日 | Photographic Equipment
 まずいことを思い出した。大学に研究調査用の機材が置いてあった。レンズシステムとしても16mmから400mmまで揃っているが、放置しておいたのでかび臭い。たまには使っておかないと動かなくなりそうだ。このブログでは取り上げないシステムだ。
 取りあえず標準レンズを付けたEOS1DsMark3を持ち出して週末は、撮影行脚をしようと思った。フォトグラファーの鬼海弘海さんが、ユニクロのリュックにハッセルブラッド1台だけ入れて撮影に出かけるという記事をまねて、標準レンズを付けたデジカメ1台だけ入れてミニ旅へ。それもモノクロームで。
 EOS1DsMark3は、いまのEOS1DXの前のフルサイズモデルであり、2007年に発売された。当時は景気もよかったので、メーカーもボディだけで実に法外な90万(実売価格は70万以下)という強気の値段設定だったが、翌年リーマンショックでこけた人間も多く、この機材を手放した者も多かったのではなかろうか。そのためかどうかはわからないが、結構中古市場でもだぶついていると聞く。当然今の値段は20万~28万と大幅に安い。つまりこれだけの優れた仕様をもった機材としては、今が大変買い時だと思われる。ただしシャッター作動回数などのチェックが必要だが。
 さてその仕様だが、撮影素子を除けばオリンパスE-M1以下である。例えば最高感度SO1600迄でオートシフトがないなど使い勝手が大変悪い。反面フィルム時代のEOSの仕様を引きずっていて、フィルムEOS3あたりを使い回していた立場としては、フィルムがデジタルに変わっただけで、使いやすい部分も多々ある。陰干しのつもりでこのシステムを少しばかり使ってみようとシステム・フェチは考えた。

OLYMPUS E-P5,LEICA DG SUMMILUXE25mm/F1.4
ISO400,露出補正-1,f/2.8,1/60
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする