Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編121. ため息

2015年04月13日 | field work
 博多の太博通りと御笠川に挟まれた一角に御供所町がある。多数の寺がつくりだす良好な環境は、都市景観保存地区に指定されている。京都や奈良に次いで社寺の多い博多である。博多山笠の櫛田神社の鳥居も太博通りにある。それから美味しい珈琲屋「ブラジレイロ」は日曜日のためお休みだった。
 EOS1に標準レンズだけつけて博多の町の徘徊。ピントの合う範囲がフィルムカメラのように結構シビアで、ピンぼけ画像も結構あるではないか。だからもっと絞りこまなきゃー、なのだが、それでも建築物は27インチのモニターで見ても大変シャープだ。建築を撮るのには結構いいシステムなんだ。
 今回は、標準レンズだけだから振り回せたが、望遠や広角ズームだったら難儀だ。16~35mmというのは結構使いそうな焦点距離であり使用頻度が高いだろうけど、重たいぜ。私にとっては建築撮影システムといってもよい。そしてPENが街徘徊システムなんだな。
 さて昨日のブログに書いた土門拳のライツシステムが気になる。ライツⅢfは持っていないが、ヘクトールのレンズはある。早速取り出し、ライツと大きさが類似のPEN E-P5につけて・・・これで270mmはちと長すぎるな。であれば、テレ・エルマリート90mmでよかろう。明日はこれをリュックに詰めてモノクロ撮影をしよう。でもなかなか撮影する時間がないのだな。いつも機材を眺めてため息で終わる。
 ため息で終わってはつまんないので、ふくやの明太子っと・・・。

博多・御供所町
EOS1DsMark3,EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正±0,F5.6,1/400
コメント
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