Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

番外編124. EOSフリーク

2015年04月18日 | field work
 先日ほったらかしにしてあったEOSシステムを掃除した。DONKEのカメラバックは色あせて薄汚れている。貫禄がついたみたいだ。でっ、なんとなくEOSシステムを使ってみると、フィルム時代の感覚そのままで、けっこう良い感触だ。ただし大変重たいし一世代前の機種なので、いつも使おうとは思わないが。やはり研究調査では、これだろうと再認識した。
 古い鞄を開けてみると最初のEOS Kissが出てきた。バッテリーグリップなどはゴム塗装が大いにはげいているので随分使ったのだろう。それにシャッターも一度交換している。マクロレンズまであるのには、泣けてきそう。
 さらには、バッテリーグリップのついたEOS40Dが出てきた。EOS1Dsとサイズは余り変わらない。それにストロボ2灯にトランスミッターや接写用ストロボまで出てきた。これだけそろうと、気がつかないうちにEOSフリークになっていたようだ。
 そうか思い出した。当時フィルム時代のニコンフリークから、デジタルになってニコンフルサイズが冴えないので、EOSに乗り換えたのだった。だからEOSシステムが意識しないうちに揃っていた。
 しばらくEOSを使いながらフルサイズ・システムの画像を、ごくこくまれにアップさせようかと思う。古い機材なので、故障したら、はい!、お終い!!、となりますが。

神戸市・元町
EOS1Ds Mark3 EF50mm/f1.8
ISO200,露出補正0EV,f1.8,1/30
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番外編123.  しまった!、

2015年04月18日 | field work
 陰干しも終わったので重たいEOS1Dsを大学のロッカーに入れておこうと考えていたら、そのままリュックの中に入れて持ち帰ってしまった。まさにしまった!、である。そんな横道にそれていたので、最近のブログ画像もない。仕方がないのでEOS標準レンズの望遠風でもはりつけておこう。
 それにしてもEOS1Dsは、普通のものは普通にしかうつらない機材だ。現実に忠実というべきか。実に色気のない機材であることを実感している。かってのリバーサルフィルムのように色の好みを反映してくれるわけではない。そういう点では、研究用機材としてはよいのだが面白さがない。
 さらにいえばEOSの光学式ファィンダーは、例えばモノクロモードで撮影していても、ファインダーは肉眼で見ているのと同じだ。つまり事前にモード変換された画面をみることはできない。
 ここで二つに意見が分かれる。肉眼で見ている風景をそのままファインダーで見えている方がよいのか、それともファインダーでは写そうとする画像が見えている方が良いのか。それによって光学式ファインダーかミラーレスかという選択肢が生まれる。私などは当然後者に慣れてしまった。
 だから私には光学式ファィンダーが20世紀の遺物のように思われる。そうしたときに、光学式ファィンダーをつくってきた技術を保存できないだろうかと思う。古いが優れた技術は、忘れ去られるのではなく保存すべき価値がある。そんなことを考えていたら、まだLEICAが光学式ファィンダーでしたね。いささか時期尚早の発言だった。これもしまった!、の発言だな (笑)。
 話がグルグル空回りしてきそうだ。研究用機材はさっさとローカーにしまい込んでおこう。

博多・御供所町
EOS1DsMark3,EF50mm/f1.8
ISO400,露出補正±0,F5.6,1/320
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