Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1379. 100本目の熱

2016年12月10日 | diving
 やはりこのブログには、こっちの画像だろう。透明感ある青い海。インストラクターの先生が撮影してくれた画像をみていると何をはしゃいでいるかと思う。そうだ!、ダイビングを始めて通算100本目だったからだ。2年間で達成した。
 たしかこのときは、風邪気味であり、前日に胃の中がおかしくなり夜中に吐きそうになって飛び起きたり、翌日は体が熱があったようなので抗生物質を飲みながら潜っていた。 だが京都に帰ったらなおってしまった。あれはホントに風邪だったんだろうか。100本目の熱か。
 さて本の原稿も終わったし文字を書く意欲もない。そんなときは 最新機種にするかなと思案しつつ手元のEOS1Dsをいじり回している。だがWEBでみるとキャノン固有の色はあまり変わらないようだ。
 プロモーションでは、EOS1シリーズをプロユースとうたっているが当然それは販売促進上の話であって、別のいい方をすれば仕事ユースというのが正しい。というのも研究機材としては申し分ない仕様だし、余計な設定も表には登場しないし、どんな環境でも確実に動くので使い勝手がよい。
 そもそもメカが進化するというのは、高度化するというよりは後処理の負担が軽減して一般化するといったほうがよく、複雑系の画像情報が一般化するということは誰でも使い回せる仕様になるということ。
 当然車の運転をはじめ、メカニズムというのはどんな場合でも慣れるという訓練が必要だ。それにしても、ここまで機材が一般化されてしまうと、もはや写真のプロカメラマンという職業自体が成立しない。成立という評価基準は、つまり画像で飯が食えるかということなのだが、プロカメラマンですと豪語したまではよいが、アルバイトをしないと食べられないとしたら、そんな職種はもう存在していないのだろう。
 実際のメディアをみても写真だけでは成立せず、出版物として文章が書けたり、プログラミングができたりといった情報発信や処理能力と抱き合わせの仕事なのだろう。そういうのと組み合わされてEOS1Dシリーズが重宝する。
 さて私の本で使用した1ページ大で編集した写真原稿の機材は、うーーん、フィルム時代のミノルタα303と安レンズの画像が1枚、あら!、これミノルタCLEかなぁー。つまりたった1枚しか使ってないボストンの画像だけ。あとは・・・、みんなチャートとイラストと3DCGばかりだわ。
 私が執筆した本は、やはりオリジナリティが問われるから他人が使用した画像は使いたくないということもある。それより自分で撮影していないと文章が書けないのだ。つまりこちらはなんらかの文章化の意図があって撮影しているわけだから、それが第三者の人間が撮影した画像では使えないことになる。専門書というのは、そんな世界さ。

慶良間諸島
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f9,1/200
コメント
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