Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

最近のドローイングから138.

2016年12月26日 | drawing
 このモデルさんは描きやすいほうなのだけど、 また微妙に体をねじってくれたな。まあ描いてみようか。多分6分ポーズだったか。
 彫刻屋のいうとおり、自然に眼が女性の身体の体型を捉えている。骨盤は大きく胸は小さめで、頭がでかい6頭身の典型だと思っていたら、中国人のおかんだったとか。
 大体女性をみるときに、私は先ず骨の太さを考える。そうすると全体の体系も見えてくる。絵画でも彫刻でもデザインでも人物のデッサンをするときは、先ず裸の状態で描く。それからコスチュームを描いてゆくというのが一般的だ。そうすると人物になる。
 だから芸術系の人間に見つめられたら、先ずあなたの裸の体形をみているといってよい。君の顔をつくづく眺めているからといって君に感心があるわけではなく、実は君の頭蓋骨をみていたりするわけさ。
 まあ、そんな風に街を歩いていると、少しは退屈しないようだ。
 さて寒い月末だ。ここまでくるとようやく本の出版の仕事も終わった気分を実感し回りの風景も余裕を持って見えるようでもある。ただしことのほか寒いことにかわりはない。明日は立派な寒気団がやってくるという予報だ。
 だから京都の街は冷え込むぞと覚悟している。夜半に雨が降る。その雨が凍るかのように明朝は-1°の予報だ。寒い年末になるのだろう。
 ようやく浦添グスク本殿の建築図面ができあがった。今日は余った時間で軸組の3DCGを制作した。ようやく期限までに全部間に合った。明日は事務仕事を片付けて年賀状書きだな。それが終わったら家の掃除に買い出しで、つまり冬ごもりの支度だ。冬ごもりしつつ、原稿書きだな。
 
クロッキー帳NO29.
コメント
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