Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak372. ミストレス

2019年05月19日 | diving

ハナミノカサゴ、とげには猛毒があり刺されると大変痛いとある。もちろんこちらが何もしなければよいのだが。なかなか形がよくわからない魚だが、デッサンすると面白いと思っている。こちらは興味津々よ。


ウニの一つでしょう。食べられるかどうかはわかりませんが時折岩珊瑚の穴の中にピタリと収まっています。沖縄ではそれほど数は多いわけではないですが、やはり潜る毎に遭遇します。


タコです。近づくとすぐに穴に引っ込みますが、ワイルドなバディが穴の奥に手を突っ込み無理矢理引っ張り出したら、大いに墨を吐いてくれたけど、ダイビングで遊べる魚です。


 今日は食べられる魚を集めてみました。といって捕まえて食べようとは思いませんが。ダイビングでは生物の捕獲はしませんので遊ぶ程度です。 

 さて何気なく見続けているNHKのドラマ10「ミストレス」が興味深い。

 4人の女を軸にした男との関わり方4タイプ。つまり男好きの女医、家と子供を残して亭主に先立たれた若き未亡人の新たな恋、仮面夫婦でありながら仕事に没頭する妻の不倫、レスビアンの彼女といった具合に、人にはいえない秘密を抱えた4人の女達を軸にストーリーは進む。

 放送第4回までみていたら、仮面夫婦の旦那は子供を欲しがっていたが精子の数が少ないので子供はできませんよという医者の診断に、妻の不倫と妊娠がからんでくる、おっ!、やっちまったか!!。次はどんな展開かと作者の罠にはまってしまう。

 そんな仮面夫婦像は、現代社会の特徴の一つかもしれない。

 じゃあ何故夫婦になるのか?。

 民俗学者赤松啓介流に考えれば、その方が税務署の手間が1/2になるので徴税しやすく、夫婦で働けば税金も多く支払われるので国家としてはプラスに働く。そのため子供の養育施設ぐらいつくりますということになるが、生活が苦しいから共稼ぎをせざるを得ない現実は無視されているか。

 そもそも大正期に東京大神宮がはじめた結婚式という都市型セレモニーが、今に定着している。見方を変えれば明治政府以来進めてきた徴税しやすい制度が背後にあるということになる。

 だが、この制度も変わろうとしている。それがマイナンバー制度の登場だ。これによって個人が特定できるので、あえて婚姻制度という徴税方法にこだわる必要がなくなりつつある。

 もう一つ婚姻制度には、色恋沙汰のあげくひきずってくるものがある。それが兄弟・親戚、類縁の類いだろう。つまり家族と家族の接近だ。そこにはあたりも外れもある。結婚が家と家との関係を引きずるということは、昔も今も変わりはない。

 そしてはれた・ほれたの関係が続くのもMax4年以内だとする海外の論文もあった。だから、はれたほれたのゴールは、あきた、別れる、だとは思うけど。はれたほれたのゴールが結婚だとするこれまでの強引な考え方は、マイナンバーの登場で既に説得力をもたない。

 そうした過程でできた子供達はどうするのか。かっての農本社会のムラでは誰かにもらわれて育てられていった。そんなことを考えれば私の遠い祖先も、あたりまえのように生まれた私生児だったと推測することもできる。それはおいといて、それに変わる現代の新たな制度が必要だ。

 つまり、私生児が当たり前のように誕生し成長できるための施策が必要になってくる。例えば公立小学校や幼稚園や保育園の一部は全寮制にして私生児を養育し育てられる環境が欲しい。そうすれば親も仕事が続けられる。そんな全寮制の学校教育が提案できそうだ。はれたほれたの結果、国家の人口が増えてゆく可能性もでてくるか・・・。

 さてミストレスの意味をさぐると、愛人、主婦、妾、情婦、二号さん、主人、女将、ミセス、刀自(とうじ、一家の主婦)などとあり、つまり女達という意味だった。


沖縄県万座ホウシュウ、2019年5月14日

Nikon CoolpixW300

ISO200,焦点距離7.2mm,露出補正±0,f/4.2,1/30

ISO200,焦点距離9.2mm,露出補正±0,f/4.3,1/30

ISO125,焦点距離6.6mm,露出補正±0,f/4.2,1/30

コメント
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