ウミウシ4題である。ウミウシもWikで調べると後鰓類(Informal group)の一つで、貝殻が縮小、体内に埋没、消失などした種の総称とあり、分類できないという意味はなんだろうかと、今ひとつよくわからない生物だ。つまりどうしてこんなのがいて、なんか役に立ってんのかと思ったりするが、その色が綺麗であるというのは人間の見方であって、実は警戒色らしい。そして図鑑1册ができるほど種類も多い。
今回2日間だけのダイビングだった。冬のオフシーズンだったから半年のブラングがあった。まあ耳抜きも潜っているうちにクリアしたが眉間が痛い。そういえば事前に耳鼻咽頭科のクリニックに出かけたら、鼻の内部が少し赤くなっているよと先生からいわれていた。水の中ではこんな風に現れるのかと再認識。1分程で痛みは治まったが、船に上がったら鼻血をだしていた。ブランクがあると最初は体が慣れないようだった。そんなわけで、今回のダイブで通算211本だった。まだまだ初心者の域を出ない。ちなみにインストラクターになると、年間で500〜1000本近く潜っているだろう。プロとは桁が違うアマチュアダイバーだ。
もちろん、PADIの次の資格にはダイブマスターがあるが、多分最初に行われる水泳能力で私はおちるだろう。だからマスタースキューバダイバーどまりだし、そもそも人をガイドするほどの体力はない。私はそれでよいと思っている。研究レベルでいえば大学院の修士課程あたりかな。
それでも潜れば、水中の地形や魚たちの造形に心を奪われ撮影機材を向けている。水中で毎年同じようなモノを撮影しているが、何故か少しずつ変化している。例えば昨年は綺麗な珊瑚が群生していたところは、綺麗さっぱりさらわれて壊滅していたといった具合にだ。水の中も毎年様相が違っている。
外気温26°、水温23°、少し冷たさを感じるダイビングだった。
沖縄県慶良間諸島、2019年4月22〜23日
Nikon CoolpixW300
ISO125,焦点距離6.2mm,露出補正±0,f/8.7,1/30
ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正±0,f/8.6,1/200
ISO125,焦点距離7.8mm,露出補正±0,f/8.5,1/250
ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正±0,f/8.6,1/100