4月8日にブログにアップさせたイラストの描き方について映像化しました。
小説では翠の家から目抜き通りの入船通りへゆく途中に、函館本線の踏切がある。時折昔の蒸気機関車のような警笛をならしながら新千歳航空行きの電車が通過する。その音はいかにも北国の厳しい音色だ。これを渡るとツカモッチャン先生の家があり・・・といった具合に最初の頃に小説のロケハンをイメージしていた。トップ画像をみると、ZEISSレンズのシャープさに意識が傾くが・・・。
他方で現実の風景に付き合っていたら小説の面白さが半間する!、という見方もできる。むしろランドスケープのドローイングは、googleの地形図を見ながら、この辺だったらこんな風景もあるだろうとする考え方で描いている。そんなわけでここでは、写実的というよりも創造の要素があるドローイング方法。
透明水彩絵具は絵具と水の反応が面白い。それ次第で山になり、樹木になり、水面にもなる。だからそうした一瞬の反応で遊んでみることが透明水彩絵具の面白さでしょう。そんな技法の一端を映像でまとめました。
名残雪20230224 HD 1080p
トップ画像:NIKON Df、CarlZeissDistagon25mm/F2.8ZF、ISO6400,露出補正0,f4.0,1/25
映像:SONYα6000、E f3.5/30mmMACRO