トップ画像は、時折フィリピンへ送る救援物資。といっても相手は被災者ではなく日本の食材が食べたいと強欲な胃袋の救援だが・・・。
日本製のカップヌードルとチョコレートは東南アジアで評価が高いジャパン・ブランドだ。すくなくともアジアの平民の間ではだが・・・。
そこでEMS用最大サイズのダンボルールに日清のシーフード・ヌードルを上下入れ子にして入れると物流単位の1カートンが1段で収まる。それを2段。それから菓子問屋で調達した日本製チョコレートと叔母さんのリクエストであるドリップ珈琲を入れると調度段ボール一杯になる。
これらの食料品は、あのトムハンクス主演の映画「キャスト・アウェイ」に登場してくる国際宅急便フェデックスでは送ることが出来ない。何故なら食料品は扱わないからだ。そういえば映画の中で離島に流されたトムハンクスが流れ着いた食料品で飢えをしのいだという話が登場しないのはそのためだ。当然日本のヤマト運輸も同様であるが、彼らは面倒だから持ってくるなと言わんばかりの対応だ。それに法外に高いし・・・。
食料品が送れるのは郵便局が扱うEMSだけ。これならフィリピンのNIKKAの家まで8日間で届く。しかしフルサイズで1万円を超える送料は高い。なにしろ食料品だって1個108円のカップヌードルに菓子問屋で調達したものばかりだから送料よりはるかに安い。そんなわけで書類を海外に送るときもEMSになる。
京都の旧市街は郵便局が多い。私の家からでも歩いて行ける範囲に数件の郵便局がある。ならば荷物は大きいので一番近くの郵便局へもってゆく事になる。
もう一つ私が郵便局を心地よく思うのが、市中の郵便局のインテリア空間が住まいのように心地よく落ち着いていて、多くは街中の横丁の一角に小さな店舗併用住宅の1階にあるから調度よい規模の空間量だということだ。
郵便局で発送を終えると、メールで送り状を送り先に送信したりと雑用があり、それを郵便局の椅子に座ってかたづけるというのが暖房も効いており心地よくて便利だ。
これと対照的なのが京都市内の銀行である。四条烏丸交差点には三菱東京UFJとSMBCの支店があるが、空間規模が大きすぎてエアコンは寒くない程度にしかいれておらず、そして来客が多く落ち着かない。だから私は利用したくない空間だ。
最悪なのは烏丸通にある京都銀行本店。前川国男風デザインの建築は、みるからに冷たく内部は広いのだが、デザインが大変暗く、エアコンが入っているのかと疑問に思う陰湿な空間。
まあ、京都市内は歩いてゆくことができ何処にでもある郵便局が便利ですよという話である。
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