今日も冬の話である。
フィリピンから朝の画像が送られてきた。調度こちらは1月25日の大寒波が到来の気温-1℃の最中だった。大寒波は奄美大島あたりまでしか降りてこない。この頃フィリピンでは乾季に入り半袖では、すこし風の冷たさを感じるけど22℃の気温は心地よさげた。ブラカンの風景は、増水すれば水没しそうな低湿地の土地だ。
人間の感覚や意識は気候に支配されている。こちらが冬の寒さを自明のこととして生活にしているときに、そんなものとは無関係な土地もある。人間はケッペンの気候区分の奴隷といってよい。その土地の風土で感性や意識、そしてライフスタイルや生活習慣までもが気候区分で定まってくる。だから寒さの中で、半袖ですごしている画像を眺めてため息をつく。
だから私はフィリピンへ逃げ出しておけば日本の冬を回避できたのだが、あいにく年度末の仕事が多々ある。
税理士へ会計書類は送ったのであとは税金を払うだけだ。大きな仕事が終わって安堵していたら、一級建築士事務所登録の期間がすぎたので抹消されましたから再手続きをというわけだ。こんなのまで来たか。それにすっすり忘れていた!。町内会の会計の仕事も〆だから1年間の収支を計算しなければならない。次々と面倒くさい仕事を思いつく。やはり年度末だ。
来年は、面倒な役回りがないはずなのでフィリピンへ逃亡しよう。さしあたりクリスマスの前から一ヶ月。今年に期待が持てないから、こころは次の年に飛んでいる。
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2023年1月25日朝
ブラカン州・キグイント川支流&京都市鴨川