Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

京都暮らし356. 早起き、昼寝、夜更かし

2010年07月06日 | Kyoto city
 昨日の京都は、まだ最盛期の暑さではないが、外に出れば暑いことに変わりがなく、やはり夏の気候だ。こういうときは、エアコンが効いた家に籠もっている方が快適である。私は出張続きであったために、昨日は家でひたすら静養の休日であった。 
 京都の街を徘徊できるのは、この時期だと朝か夕方である。だから昨日は朝、松原通りのパン屋と寿司屋へ、朝飯と昼飯の買い出しに出かけたのが唯一の外出であった。
 実は京都の街は、朝からお店が開いているところが多く、早起きの街だ。郊外の農家からトラックでやってくる野菜売りは、7時には来ているので、近所の人も買い物をしている光景をよく眼にする。我が家の前の露地にも、犬の散歩にゆく人、露店に買い物に行く人、ゴミを出す人など、朝は近所の人と挨拶をする機会が多い。
 清少納言の枕草子の冒頭では「夏は夜・・・」つまり、夏は満月の夜や闇夜がよく、蛍が多く飛び、雨など降るのが面白いと書かれてあるが、それは都の夏の暑さがこたえたのだろう。そう考えると昔の都暮らしは、夜更かしだったのかと想像する。
 いずれにしろこの街の今の季節は、朝か夜が面白いということになる。そして昼間この街を徘徊するのは観光客位だ。
 最近朝早く眼が醒め、そして昼を食べると畳の上で昼寝をするのが、とても気持ちがよい習慣だと思っている。早起き、昼寝、夜更かし、というのは夏のキーワードなのだろう。

京都市・京都府立植物園,2010年6月19日撮影.
Fuji FinepixS5pro,Carl Zeiss Distagon f2.8/25mm,ZF.
シャッター:1/90,絞りf8.-1/3露出補正,ISO1600,カラーモードF2. 
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