Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1410. ノン・システムか・・・

2017年02月01日 | Kyoto city
 冷たい画像ばかりではホントに寒い。今朝の気温は氷点下だった。いまが一番寒い京都だろう。それでも光は次第に明るくなってきたようだ。それがこの時期の救われだろう。
 最近思うのだが、何故写真を撮るのだろう。もちろんフィールド調査のためであり、またブログの画像を掲載するためでもある。というのも第三者の写真を使えば著作権が発生するのでここは自分で撮影する他ない。その意志を貫き10年間99%は自分で撮影した画像である。それに自分で撮影しないと、画像が持つストーリー性が読めないからという理由もある。
 だからいつも完成された一つのシステムだけがあればよいことになる。フィルム時代はニコンFに3本のレンズで15年間は使っていただろう。その後さすがにデジタルのFUJI FinepixS5とボディは変わったが、完成されたニコンシステムだった。それがオリンパスに鞍替えして、最近ようやく2本のレンズと2台のボディでシステムが完成されたところだ。オリンパスは進化途上なので幾つか買い換えたが、最近ようやく落ち着きつつある。こうなると10年はゆうに使うだろう。
 最近動画もパノラマも撮れるし、原稿でも十分使えるiPhone7でよいじゃないかと思うことがある。そう考えると静止画にこだわっているのは日本だけではないか。ライフが廃刊されてもう40年はたつだろうか。画像も静止画の時代は既に終わっている。にもかかわらず、静止画の写真雑誌がいまだに刊行されているし、インスタグラムという投稿サイトもある。
 実際それだけマニアがいるわけだが、機械などのツールの操作自体で画像が変わるという変数構造は、どこか即物的にも思われる。それって少なくとも芸術の世界とは違うだろうなというのがデザイン系の人間の解釈だ。
 私自信が撮影機材の操作なんか面倒だよなと思うことがある。静止画は、操作の簡単なiPhone7やiPad proでよいじゃないかという空気の方になびきそうだ。そうなると次はノン・システムか・・・。

京都市
OLYMPUS PEN E-PL1 OLUMPUS LENSE15mm/F8
ISO3200,焦点距離15mm(30mm),露出補正+2,f8,1/100
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