Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

ドローイング715. 小説:小樽の翠639. 冬の終わり

2023年04月07日 | field work

 札幌市内も雪が溶けた。というよりは除雪車が頻繁に入ってきたので、力づくで排雪したという感じだ。
 美希姉ちゃんと直人君のワンルームアパートにも、春の気配が始まりそうだ。二人とも3月は春休み、しかも今日はバイトも休み。朝寝坊するのには調度よい。
直人君はまだ寝ている。美希姉ちゃんが起きようとすると、直人君の手が骨盤を抱え込んだ。
美希「なんだぁー起きたの?」
直人「随分前に眼が覚めたけど、まどろんでいた」
美希「起きる?、まだ寝ている?、朝ご飯をつくろうか?」
直人「美希を食べたい!」
美希「夕べ私アルバイトで遅かったからねぇー。そのまま寝ちゃた。飢えてる?」
直人「もちろん・・・」
美希「じゃ、すっか・・・」
美希姉ちゃんが直人君のスウッとの下に手を滑らせて・・・
美希「なんだあ!?、立ってないよーーーー」
直人「立たせてよ!・・・・」
美希「ハイハイ!」
美希姉ちゃんが直人君のペニスをしごきだした。
美希「感じるかな?。男の人っていつチャージするんだろう?」
直人「普通は、美希に撫でてもらっているときに次第に精子がチャージされるみたいだよーー」
美希「あら、エロ雑誌でチャージしないの?」
直人「そんなものでは興奮はするけど、チャージはしないよ」
美希「ふうーーん、意外とデリケートなんだなあ・・・」
直人「女の人の冷たい細い指の感触がいいみたい。あっ、少し早すぎるよ。もっと時間をかけてゆっくりとさ・・・・」
美希「ハイハイ・・・・」
そういって美希姉ちゃんが直人君のスウッとを降ろして・・・
美希「お口でしてあげるね!」
直人君のを咥えた美希姉ちゃんの頭がズンズンと前後に揺さぶられる。
直人「シュシュで束ねた後ろ髪が揺れる姿が感じるよなぁー」
美希「これでどうだ!・・」
そういって唇で包皮をグイッと下げてみた。
直人「ウグッ、もうちょっと刺激が欲しいな。美希のお口のヌルヌル感がいいよ・・・」
そういって直人君が美希姉ちゃんの頭をグッと押さえた。
美希「ウグッ、ゲホゲホ!!!・・・・」
ぺニスの先端が喉の奥にぶつかる感じがした。
美希「あたしゃ、吐きそうだったよん・・・・、いれっかぁー」
そういって美希姉ちゃんが直人君の上にまたがり、腰を動かして・・・・
美希「どお、これでゆかないかなぁー」
美希姉ちゃんの腰使いが激しくなり・・・・・
美希「アアッ、ああっ、いってえ・・・・・」
直人「もっと膣を締めないとダメだよ・・・」
美希「アカンか・・・、疲れた!、一寸休もう・・・」
そのまま直人君の胸に倒れ込み・・・・
まどろんだ時間が続いていた。
直人「いきなり腰を振ってもダメだよ。こうしてジッとしていると次第にチャージするんだよ・・・」
・・・・・
そんなわけで、直人君と美希姉ちゃんが快感の頂点にたどり着くのには、まだしばらく時間が必要だった。
柔らかい光がカーテン越しに射してきた。
・・・・・
ゆっくりと時間が流れる冬の終わりの頃であった。
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