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横浜駅西口、それも表通りにゆくのではなく相鉄線に沿って駅を出ると、そのまま混沌とした街に続く。当時どこの駅前にもあった田園という喫茶店の看板が見える。
鶴見の住まいから近かったので足繁く通ったのは、東急ハンズやヨドバシカメラがあったからだ。神社の本殿の如く参道の奥に鎮座していた東急ハンズは、今更地になっている。マーチャンダイジングや都市の変化の激しさが見て取れる。既にDo it yourselfというライフスタイルに呼応したハンズではなく、バラエティーストアへと業態変化した。
かって東急ハンズは都心と郊外の境界領域に出店してきた。いまその狭間が街の拡大とともに都市のなかに取り込まれてしまったから、自分で工具を使うといったDo it yourselfテイストの人達からは遠ざかってしまう。都市化の推移によって業態を変えざるを得なくなってきた。
そんなかっての本殿に至る参道にあたる界隈は、いまだに混沌とした空間である事に変わりはない。
だから機材もライツ・エルマリートやヘクトールであったり、オリンパスの名機XA4で撮影していた。このXA4という28mmの広角レンズがついた小さいボディはレンズ鏡胴がホディ内に収納できるケースレス構造の先駆けだった。随分と使いやすいフィルム機材だった。
このブログ8回、20世紀に撮影したフィルム画像をアップさせた。これが見られる画像になっているのはPhotoshopの力によっている。
ふと思いついたが、古い画像を整理していたら結果として街毎のブログになった。じゃあこれから街ごとに撮影して、もっと撮影しようとは考えたくない。というのもそのように目標を設定し、考え、行動しだした途端に街への興味、そして街自体が消えている。そんな目標設定、行動などという文科系的体系や考え方では撮れないのがストリートフォトだろう。街を歩き被写体を見極める感性が必要なのである。
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