Creator's Blog,record of the Designer's thinking

毎月、おおよそドローイング&小説(上旬)、フィールド映像(中旬)、エッセイ(下旬)の3部構成で描き、撮り、書いてます。

最近のドローイングから97.

2014年10月16日 | drawing
 今日は快晴。昨日と打って変わったのは、私の頭の方だ。今日は眠気も消え去り、データベースの入り口が少し見えてきて、新しい解析の方法もわかった。それでこんな風に論文を書こうかという大枠も見えてきたわけだ。つまり意識が起きてきたというべきか。
 ようやく頭が動き出し意識が前向きになってきた。昨日の自己嫌悪になりそうなていたらくとは大違いだ。何故そんなに変わるか、先ず天気が良かった、FBなどWEBの徘徊をしないこと、午睡で熟睡できた、あたりが要因だろう。それに昨日のクロッキーが頭を快方に向かわせたのかもしれない。やはり手の中には、脳細胞がはいっているんだよ。
 この調子で乗り切ろうと思ったら、明日は雑用2件、土曜日は受験生のためのオーブンキャンパスで出勤、月は終日授業でとゼミで拘束、火は会議で拘束と、随分と水をさしてくれるじゃないか。よし所用の合間をぬってつっぱしろう。
 まあ私ってなんとも気分屋なんですね。

クロッキー帳no16.
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PEN LIFE1055. ゆく秋の頃

2014年10月15日 | Nagoya city
 今の画像は、9月26日に撮影したから立派に秋の頃なのだが、冬の気配が漂う今日の天候からすると、「ゆく秋の頃」という言い方の方が心情的には合う。 しばらくデスクトップに置いといて使いぞびれた画像なのだが。
 秋というのは、感傷的で私は好きになれない季節だ。それに 今年は秋が短く冬が早くやってくるかもしれない。12月始めまでコートも着ずに夏服でいたこともあるが、今日はもう暖房を入れている。そうだ、鍋の季節か。
 ・・・とここまでは昨日書いておいた。今日は1日スランプ状態だった。天気は曇天で寒いだけではっきりしない。頭は全く働かない。歯の治療の途中なのでなんかうざったい。当然仕事ができる状態ではない。台風で2週講義が休講になったので、リズムが狂ったか。
 このままでは明日もスランプになる。だから夜はクロッキー教室へ出かけて少しばかり頭を動かそうと努力した。手を動かすと少しばかり頭も回復するようだ。つまり手に脳細胞があるのだ。

名古屋市立大学北千種キャンパス
OLYMPUS PEN E-P5  M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO,200,焦点距離75mm,露出補正±0,f5.6,1/640
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最近のドローイングから96.

2014年10月14日 | drawing
 颱風騒動も終わり、今日は代休日。衣替え、京大病院へ手術料の支払い、それに文房具屋と画材屋へ立ち寄ってとかたづける仕事を思い出すがそんなにない。午後から琵琶湖へと考えているうちに午睡。京都の時間が静かにすぎてゆく。風が冷たくなってきた。冬が近づいてくる。

クロッキー帳no16.
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最近のドローイングから95.

2014年10月13日 | drawing
10月12日23時気象庁発表の颱風ヴォンフォン(固有名詞で呼ぶのが私好み)が、予想どおり進路を北東に変え大阪、名古屋を直撃するコースと読み取れる。
 にもかかわらず今日13日は2時限から講義だ。ただし名古屋地方気象台が暴風警戒警報を発令した時点で全て休講になる。だから朝から気象情報をにらみ、朝7時には大学へ向かう。気圧1013hPa。こういうとき、のぞみ号は途中駅臨時停車でもドアは開かず車内で缶詰になること必須。それではかなわんので名古屋まで各駅停車のひかり号だ。
 大学に到着し10時20分になってもまだ発令されない。しかたない講義をするかと態度を決め10時40分教室へ向かう。今日は、休日のためか学生が少ない。学生達に「暴風警戒警報が発令されたら授業は中止します。」とアナウンスをする。すると学生がスマホを持参してきて「先生、でてますぅー!!」。ややっ!!!、15分前に発令されたか。よって「本日は、休講!!!!」
 あとは新幹線が止まらないうちに一目さんに、各駅停車のこだま号で京都へ戻ったのが13時頃。空には時折晴れ間がのぞいていたりして、警報発令とは思われないが。 
 だが15時頃、気圧計は992hPaを示している。今朝方より下がり、時折強い風が吹き、本格的な嵐の様相を呈し始めた。こりゃ、本気でくるよな、やばいぜ。外にあるとばされそうなものをしまいこまなきゃと片付けを始める。夕方から夜半にかけてどれだけの嵐になることやら覚悟を決める。
 ・・・と思っていたが19時をすぎると風がやみ雨だけが普通に降っている。気圧は985hPaで下がっている。気象庁の衛星画像をみるともう過ぎ去ったようにも見えるし、予報では21時時頃京都に再接近するはずだが。
 結局衛星画像から判断し、颱風の眼が崩れている、京都は盆地だから風が吹き込まなかった、 颱風通過後に河川が氾濫することはあるが、新幹線も普通に走っているし、 颱風の山場は、通り過ぎたという理解をすることにした。幸いなことに全く取り越し苦労の一日であった。
 21時、雨もやみかけている、984hPa・・・。

クロッキー帳no16.
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PEN LIFE1054.  続アースアーキテクチュア

2014年10月12日 | field work
 自然の中に家を建てるというのは、都市部の更地に建てるのと違って、風土と土地との了解が家を建てる以上に重要になる。場合によってはそれが工事の過半以上であったりする。そして最後に景観を整え、自然となじませる努力が必要になる。
 この琵琶湖に面した水浜カフェーは、野面積みの擁壁にハーブなどの植栽を施そうとしているのだ。なかなかよい感じになりつつある。といってすぐに完成するわけではないので、長い時間が必要になる。そんな長い時間を含めて建築行為なのである。
 アースアーキテクチュアの面白さは、そんな土地との調整の仕方に風土を反映した様々な工夫があることだ。さらには人間が住めば必ず上水と下水を伴う。ここでは、どうしているんだろうとそんな関心を持ってしまう。
 涸沢ヒュッテの山小屋などでは、トイレのタンクをそのままヘリコプターで麓へ空輸している。これはなかなか大変なことなのだが、そうしてはじめて環境に負荷を与えない人間の進入が可能なのである。
 あかんのは富士山だ。本来ならば入山者を大いに制限すべきなのであるが・・・。まあ物見遊山は富士山に留めてもらって、北アルプスは静かな環境を維持するという方法もあるか。
 今年の10月10日頃は涸沢の紅葉の最盛期だ。混雑だけど行こうかと計画したら大学は三連休ではなかった。休日の月曜日は講義があるのだ。それに月曜日の夕方から台風が通過するので、やまの天気は曇るだろうな。涸沢にゆかずじまいというのは寂しい限りだ。
 そうそう、山小屋も立派なアースアーキテクチュアだ。5m以上の積雪や雪崩があるから周囲を要塞のように大きな石の擁壁で取り囲んでいる。そんな涸沢ヒュッテも一度雪崩でつぶされたという過去の報道を思い出していた。
 さて今日の京都は、有隣学区の運動会に朝からかり出されていた。昼にお弁当をもらい自宅で午睡してしまった。まあ最後の頃に運動会へ再度出向き、空を見上げながら秋の終わりの寂しさを感じていた。これが終わるとほどなく冬の空気が近づいてくるようだ。
 明日は今年最後の大型台風かな。私の計算だと伊勢湾を火曜日の午前3時頃迄には通過してゆくと予測。

滋賀県近江八幡市長命寺町
OLYMPUS PEN E-P5  M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO640,露出補正±0,f2.5,1/8000
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PEN LIFE1053.  アースアーキテクチュア

2014年10月11日 | field work
 なんで車の運転を覚えたかというと、スーパーへ買い出しに行くわけではなく、また遊びでもなく、実はこういうコンセプチュアルな建築探訪の旅をするためである。これまで全国を旅して時折こうしたコンセプチュアルな建築をみかけ、そして通り過ぎていった。高知の船のように海に浮かぶ家なんか、あのクルーザーが横付けされた風景は撮影しそびれていまだに記憶に残っている。
 結構自然の中にはまりこんだコンセプチュアルなアース・アーキテクチュアは、我が国にも結構あるだろうと予測しており、その多くはまず車でしか行くことができないところに立地している。
 この山小屋を連想させるカフェも琵琶湖河岸の実に良い立地にあり、テラスからは180°の風景が広がり正面に比良山系を望むことができる。雪がある冬の早朝なんか一寸訪れてみたいと思わせるようなところである。うまいところにつくったと感心する。昭和38年から営業しその後改装はしているものの、随分と建物と環境とがなじんできているところが良い。
 向かいの山腹にあるフランス料理のレストランは、ミニバスもとまっていたので、西武鉄道が特別のツアーコースにでもとりこんでいるのだろう。こちらは普通のレストラン建築なので私は興味はない。
 さてそんなコンセプチュアルなアース・アーキテクチュアをこれからも時間をかけて探しにゆこう。

滋賀県近江八幡市長命寺町
OLYMPUS PEN E-P5  M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO640,露出補正±0,f2.5,1/8000
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最近のドローイングから94.

2014年10月10日 | drawing
 東京オリンピックから今日で調度50年。そのオリンピックを行った国立競技場の解体が入札不調になっていることが今日のニュースの話題だった。先のオリンピックでも国立競技場は、既存施設の増築ですませたんだよね。
 さて建設予定の新しい国立競技場のデザインを便器と称した人もいたが、確かに旨い表現だ。ダイオウイカから便器に設計変更したわけだ。
 私としては、古代遺跡が数多く存在する福岡でオリンピックをやればよかったのにと思っているから、なんでまたあの個性のない東京で二度もやる必然性があるのだろうかといつも疑問に思う。福岡があかんときは横浜という戦略もあったな。
 つまり東京は都市機能集積度合いが著しく高いが、その割にはたいした伝統も文化財もなく、伝統的日本の景観があるとか世界にアピールする要素があまりにも少ない都市だ。私の経験からしても、東京人(ちと言葉の概念が広すぎるか、ここでは東京の役所的人種と定義しておこう)というのは多数の意見をきいて、実につまんないものをつくり出して失敗する天才だと思っている。でっ、結局新国立競技場はダイオウイカから便器のデザインになったわけだ。あのあたりの見識と品のなさが役所的東京人なのだろう。
 最初に実現性は薄いが迫力ある提案をし、その後に現実的な案にするという建築家の戦略にしてやられましたね。どっちの提案にしても建築家には設計料が入るのだから。

クロッキー帳no16.
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PEN LIFE1052. 皆既月食

2014年10月09日 | Nagoya city
 昨日は、朝イノダコーヒーで一服、大学の駐車料金の振込に銀行探して奔走、京大病院で手術後の抜糸、そして大学へ通勤、論文の解析方法に頭をひねっているうちに夕方、そう夕方からは皆既月食だ。
 リュックの隅に入れてあった卓上用のミニ三脚にPENと望遠ズームをセットし、デジタルテレコンで焦点距離をかせぎ、都合1200mm相当の焦点距離だ。なんとも相当に安易な機材システムだが、まあ使えそうだ。
 食の最大の頃は、地球の大気を太陽光線が通り抜けるので影で覆われた月が赤くなる。実際の肉眼では、みえないのだが、デジタルは微かな光情報を元に赤みを加味しているようだ。そして実はかなり暗いのでオートフォーカスは合わない事が多いので、マニュアルフォーカスとなる。こういうときデジカメは大変使いにくいが、そこは1200mmの焦点距離に免じて我慢の子である。
 結局撮れた!、のですが影の部分が肉眼以上に描写されていて、フィルターでもかけたみたいだし、地平線から月が上がる時も赤く見え、どこかリアリティがない。そこでこっちの下部が影になっている時の画像に差し替えた。これならば皆既月食でしよう。デジタルは肉眼以上によく見ている。
 今日は久しぶりに飲んだ。もう寝よう。

名古屋市立大学北千種キャンパス
OLYMPUS PEN E-P5  M.ZUIKO DG75-300mm/4.8-6.7Ⅱ
ISO12800,焦点距離300mm,露出補正±0,f6.4,1/15,デジタルテレコンバータ×2倍
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番外編90. 寂しい予感

2014年10月08日 | Nagoya city
 プリウスの運転練習で琵琶湖博物館迄時々出かける。ここは駐車場が広いので車庫入れの練習にはうってつけ。お腹が空いたら博物館のレストランだ。博物館に入ると300円の駐車料金はサービスしてくれるから、入場料払うのもまあいいか。
 琵琶湖が一望に見える駐車場のロケーションは大変気持ちがよい。さてPENで撮影・・・・。あら持って来てない。ならばiPhoneというわけで、最近これが結構活躍している。こうした機材を置いてきたからスマホで撮影というケースはよくある話だ。撮影チャンスはいつも機材を持っている時に訪れるとは限らない。
 前にもブログで書いたが、撮影機材は、いつも無意識のうちに持ち歩けなければ存在価値がない。だから無意識に持ち歩けなくなるとき次第になくなる機材ではなかろうか。
 さらにiPhoneは、音源が入っているからBluetoohでつないで車のオーディオにもなる。当然いまでは、オーティオ機器なんて見かけない。入院していたら出歩くときはiPhoneを持ってゆけといわれたし。それを思えば撮影しかできない単機能撮影機材も早い時期に消えるかもしれないという寂しい予感。
 一応iPhoneにも撮影データがある。ISO50なんていうのは、オリンパスにもない感度設定だ。出力しないので画像の出来映えはわからないが、PCモニターで見る限りこれでいいんじゃない。だってプリンターのインクが高いし、撮影枚数も多いので、撮影画像はモニターでしか見ないという習慣が身についてしまった。
 さてiPhone6。カメラ1台分の値段だろ。それでいてカーオーディオやナビにも、そして呼び出しフォンにもなる多機能だよな。だがいささか大きいので、ポケットにいれずらいかな。今のiPhone5が壊れたら買い換えようか。

iPhone5 back camera
ISO50,4.12mm,f2.4,1/1595
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最近のドローイングから93.

2014年10月07日 | drawing
 このスケッチは、京都妙心寺のあの心地よい通り道を採寸したものだ。
 たしか歩足で測ったのではなかろうか。メジャーも多少は使ったかもしれない。小さな集合住宅のプロジェクトのために、心地よい空間の寸法を探りたかった。
 スケッチブックが水に濡れていたようだが、この時は雨が降っているときの実測だったと記憶している。その答えは、道幅5.1m。もちろんそれだけで、心地よい空間ができるわけではないが。
 さて今日は、統計の数式をにらんでいたら、 調度何年も放置していた車を動かしたように、しばらく動かしていなかった脳細胞がガリンと動き出したような気がした。
 考えてみると、人間は脳細胞をあまり動かさないで暮らしている。つまりステレオタイプ化した思考を続けたり、おべんちゃらで世間をかわしていれば、脳細胞もあまり働かなくてすむ。次第に歳をとると脳細胞を働かさなくてもいいような、暮らし方が身についてしまうのだろう。そのままゆけば、痴呆老人となるのだろうか。
 明日は、顔の脂肪腫の手術もようやく抜糸の段階まできた。明日から普通にお風呂に入れ、お酒も飲めるというたわいのないことを考えている。

2006.4.6
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PEN LIFE1051. 冬の予感

2014年10月06日 | Shinkansen commuting
 たまにPEN LIFE。ブログトップ画面では一週間のブログ概要がでているが、色がないと寂しいという理由から。そこで今朝の颱風通過後の空をアップ。
 今朝の京都は、颱風通過後の晴天で観光客がばっこしている。予想通り新幹線は30分前から京都駅でストップしていた。いつ発車するともわからない列車の自由席に立っている乗客もいる。こういうトロイ輩に付き合っていてはあかん。珈琲館でしばらく時間をつぶそう。どうせ大学の講義は全学休講だろう。1時間ほど休息してから京都駅にゆくとまだ停まっている。
 颱風は、新幹線に沿って東進している。従って不通区間の三河安城-富士間も次第に東へ移るだろう。それにあわせてすごしずつ新幹線を東へ進めているのだろう。線路が一杯になればそこでストップ。だから颱風が東京を通過しないと動かないかも知れないな。
 こんな風に新幹線の運行屋が判断したのだろう。それは指定席客が多いから動き出した列車を途中で打ち切りにはできない。そこでダイヤの順番に新幹線を動かしているのだろうと推測。この調子だと多分東京着は6時間遅れぐらいになるだろう。いいじゃねぇか。むかしの在来線のこだま号の所要時間だよ。私としては、バッサリ名古屋で運転を打ち切ってくれたほうが時間通り通勤できてよいのだが。それに名古屋には新幹線の車庫があるから、その方がダイヤの混乱も少ないはずだ。
 ならば琵琶湖線の新快速でゆくか・・・。米原に来たら在来線の東海道線が12時30分からでないと動かない。しゃあないから新幹線ホームに行くと、京都で私が乗る予定の1時間前に発車したひかりが停まっていた。今日はあれか。名古屋までは各駅停車だから車内の乗客は大変少ない。
 ホームの反対側には京都を3時間前に発車した満席状態ののぞみが停まっている。あっ、停車していてもドアが開かないんだ。むさ苦しそうな車内で缶詰3時間かよ。こういうときは、のぞみに乗るものではない。こちらはホームで清々しい空気を吸いながら屈伸運動をしていられる。
 ほどなく動くという知らせ。周囲の2本のぞみより先に動き出す。ラッキー。なんだかんだと名古屋に着き、昼過ぎには大学に着いた。午後1番からの打合せは予定通りかぁ。
 しかし定期券にこだわったせいか、もっと早く到着する方法を見逃していた。それは名神高速バスでゆけば、楽に名古屋についた。蒼天の風景をみながらの通勤も面白い機会だったのに残念。
 私は、南からの空気を運んでくる颱風の空気が好きだ。今日は南からの空気を感じながら快適な通勤だった。心地よい蒼天と夕焼けを残して、やがて北からの冷たい空気が吹き込んでくる。そう冬の予感である。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS PEN E-P5 LEICA DG MACRO ELEMARIT90mm/F2.8
ISO200,露出補正-1/3,f2.8,1/8000,デジタルテレコン使用
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最近のドローイングから92.

2014年10月05日 | drawing
 ノートは最初から順に書いてゆく。だが後ろから前へと書いてゆく場合もあった。1枚目のスケッチは手書きの鉛筆によるラフ書きであり、それを下書きとして2枚目を上に重ねてアイデアを加えパースを整えてやはり鉛筆で描いている。さらにそれを下書きにして3枚目を重ねてサインペンで詳細まで描いている。こうすると下の絵をトレースしながら、次第に完成度を高められるから作業も早い。
 ブログにアップした3枚目の画像の続きは、拡大コピーして下敷きとし、4枚目の着彩したスケマティックデザインとして完成しており、空の部分はランドスケープ用3DCGソフトで制作したレンダリング画像を合成し提案していた。提案内容は、東京郊外の鉄道駅周辺の界隈をイメージしたものである。
 さて今日は、院生達と名古屋市大高地区の祭礼取材であったのだが、颱風のため祭礼は中止となってしまった。颱風は局地的な気象現象だから、多少の雨をしのけば祭は可能だったのに随分気の早い決断だ。早とちりというやつかな。
 さて颱風も夜半すぎには関西に強い雨ぐらいは降らせるだろう。だがその進路は、太平洋上を進むので大きな影響はないだろうと推測している。
 さて明朝の新幹線は動いても、大学が颱風で全学休講を早々と決め込むという早とちりをしてくれそうな予感。やれやれ授業予定が一週間ずれるか。まあ出勤簿に押印して、データの解析でもしていようかな。

イエローブック2006
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最近のドローイングから91.

2014年10月04日 | drawing
 今は、例えばネット上であなたがわからないことがあれば、すぐに知っている人間が答えてくれる。そうしたQ&Aのサイトは多い。既存の知識体系とかマニュアルといった規範があれば、それらに照らし合わせての回答だから明確である。
 だが質問内容によっては、つまりあなたの思うようにしたらどうですかといった具合に、複数の回答者の意見をまとめると結局結論の出ない事が多い。こうした結論の出ない回答は、経験に依存する場合が多い。特定の機器の使用感とか、どんな機器がよいですかといった類の質問に対してこうした回答が出現する。
 経験は個人差の固まりであり、定量化できないから、いってみれば科学ではない。そんな科学ではない情報でネット上は満ちあふれている。そういうあやういものを、個人の行動としているのも現代社会の特徴である。旨いとネット上で書き込みや評判になれば行列ができるレストランやラーメン屋といった具合にである。
 私がインターネットを始めたのが1995年であり、当時スタンフォード大学のサイトからメーラーをダウンロードし、四苦八苦しながら設定を行い、WEBはNetscapeの時代であった頃と比較すれば、今は随分容易になった。だがそれまでアナログで行っていたことがデジタルに置き換わっただけではないかと思うときもある。たしかに便利になったしコストもかからなくなったかもしれないが。
 だからふとインターネットのない生活も悪くないと思っている。FBの公式発言或いはおべんちゃら友達よりは、現実の言いたいことが言い合える友達がいたり、旨い店は自宅の近くに、通える店が1軒あればそれで満足できる。
 インターネットを使い込むうちに、それから遠ざかろうとするもう一つの自分がいるのかもしれない。そうした相反する意識同士が、どこかでバランスをとろうとしているのではなかろうか。
 ブログを書きながら、アナロジカルなクロッキーを描いているというのも、そうした表れかと思っている。これは、ふと思いついた気づきなんですけどね。
 
クロッキー帳No22.
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最近のドローイングから90.

2014年10月03日 | drawing
 日本の案内標識はどうしてあんなに認識しずらいのだろう。例えば大きくカーブを曲がった先に突然三つの案内標識が出てきた場合は、もう行き先など確認できないよ。
 あるんだよ京都には、そういう標識が。国道1号線を滋賀県から下ってゆくと四宮のあたりで、左から名神高速京都東インター入口、京都大阪国道1号線、三条通りと三本の大きな道が分岐するわけさ。
 直前の道には大きく名神、三条と書かれてあり私の進む車線は名神となっていて、進むべき1号線がない。道はそのまま全体が左へ大きくカーブしてゆく。1号線はどこだ・・・!??。これ絶対道路標識の描き方が間違っている。暗示にかけられたように進むと、一番左はなんと京都東インターの入口に続く道だよ。路肩に車を寄せて停車。停車灯付けなきゃと・・。つまり絶体絶命のピンチ。さてどうしようか。このまま高速へ入るか、混雑時にうっとおしく遠回り。それにまだ眼が慣れていないからやめておこう。
 さてピンチの時に小用に行きたくなる。でっ立ちション弁しながら様子をうかがうと、車がまったくこない時がある。そのときに分岐点までバックしよう。でっ、50mバックすると町工場のエントランスがある。あそこに飛び込んじゃえ。気の早い大型トラックがもう接近している。うわっ恐怖。
 一息ついて思考していたら、今度は後ろの町工場から出てくるトラックの警音器の音。流行目にたたり目の第二弾。ほうほうのていで町工場に隣接する農道に飛び込み、細い未舗装坂道を直進し、ようやく人がいた。農家のオバハンに1号線にゆく方法を尋ねた。
 「農道の奥で方向転回して、道へ出て5分待つと二つの信号が赤になって車が全く来ないときがあるのよ、そのときに名神へはいる道を横切って1号線へ出ていけばいいよ。」さすが地元の人はようしってはる。
 いわれるとおり奥で方向転回して側溝に車輪を落とさないようにでこぼこ道のクランクの連続かよ。難易度高いぜ。あら、なんか農家の造作をひっかけたな。結局農家のオバハンの助けを借りて脱出。地獄に仏とはこういうことをいうのだろう。でっ、三重苦から解放された。
 農家のオバハンから「あらまあ、初心者でプリウス!?」、と笑われ、アッコレ難易度高い車なんだ。車も難易度高いけど、この道も難易度高いよ。
 結局二つの道の間にある大変目立たない国道1号線を見つけて、ようやく帰宅できたわけさ。このポイントをGoogleで要チェックすると、琵琶湖西から合流してくる道はあり、進むべき道は左にカーブしつつ三つにわかれ、眼前に名神高速の高架が斜めにあり、いったいなんだよこの景観のいい加減さは。
 それにしても案内標識は一般道が青路に白文字、高速道が緑時に白文字。青と緑なんて近似色でありしかも後退色だよ。それに雨の日は識別しにくい。まして走っている視線からは見分けがつかない。だから高速道なんかもっと彩度の高いオレンジとかにすりゃいいのにとわたしは思うよ。
 まあ周囲のプロドライバー達の熟達した腕と農家のオバハンに支えられ、大いにクラクションを鳴らされながら、助けられて走っている初心者ではある。なんでこんなしんどいこと始めたかなぁ。
 おかげて、プログに書く話題ができたけど。

クロッキー帳No22.
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最近のドローイングから89.

2014年10月02日 | drawing
 さて手術後の講義も難なく終わり、午後からは静養を決め込む。
 静養なので今日は、とりたてて話題にする話もなく、こういうときは雨でもふりそうな曇り空が心地よい。しばらく顔を洗わないので髭が伸びてきた。そのまま伸ばすのも悪くないと思いつつ。
 さて颱風が近づいてくる週末だ。どうも日本列島に上陸しそうなコースのようだ。こういう特別の天気というのは変化があってよいが、はて再接近する月曜日の講義は休講の可能性があるかもな。
 まてよ日曜日に大高地区の祭の取材があるが、颱風の進路次第では祭が午後から中止になる可能性もあるな。となると朝出かけて撮影しておくか。
 などなどと先の予想ばかりが頭を走るのは、幸せな気分なのだろう。

クロッキー帳No22.
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