Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

最近のドローイングから116.

2014年11月12日 | drawing
 これは都市開発提案のプロポーザルのための編集ページレーションである。いつも提案書を書くときは、その時のアイデアを盛り込みながらこうした編集ページレーションを作成し、それから原稿を書いてゆく。私の提案書は、チャートやスケッチなどのビジュアルが圧倒的に多いので、こうしたページレーションには向いている。
 もう一つ提案で展開する論理を確認するためにも、こうしたページレーションは必要である。大きくいって論理は一方向にしか進まないという特質がある。そうでなければ論理にはなり得ない。
 別の見方をすれば、提案のアイデアを探るためのフレームだといってもよい。白紙を眺めていてもアイデアはでません。それよりもわかり得たことをメモしながら、そこから先のアイデアを考えて行くことが大切なのです。結果として、それが新しいチャートになったりするわけです。これは提案の原理といってもよいだろう。提案書というのは、このように作成して行くという一例でもある。
 学生達に新しい課題をだすと、必ずパソコンの前でうなっている。それでは、アイデアなんかでっこないですね。もともとパソコンというのは、それまで職人がやっていたことをデジタル化しただけですから、知的生産のツールではないのですね。絵筆と一緒です。絵筆がクリエイションするわけではないのと一緒です。人間の頭がクリエイションするのです。だからパソコンや絵筆は道具にすぎない。従ってクリエイションを世の中は、勘違いして現在に至っているわけです。
 だから、最近の日本ではクリエイションができないわけです。国際的なクリエイションの時代にあって、クリエイションができない日本。当然日本株に先行きはないですよ。まあいいとこ新素材国家ぐらいかな。資源のない国の素材産業では、利益は大変少ないですね。
 クリエイションのヒントは、編集という操作にあるのですね。頭の情報を編集して整理する。そこから次のステージが生まれるわけです。こうした場面で編集工学の考え方は、結構有効です。
 世界を支配するソフトウェア、例えばMacOS、マイクロソフト、word、excel、adobeソフトの数々、CADや3DCGソフト。どれも日本発ソフトは、一つもないですね。そんなわけで、クリエイションツールやチャート式創造法なんて言う本を英語でかくかなぁー。海外では受けること間違いなし。
 そう考えていたら、私の所にきた出版案内で似たような本がある。ハーバード大学の出版局が発行していた。もちろん都市開発の本ではないけどね。

イエローブック2004.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから115.

2014年11月11日 | drawing
 さて今日は、ハッキリしない空模様。名古屋市と打合せをした他は、これといって書くようなこともない。朝6時前に起き、9時頃出勤し、午後5時には暗くなり、あっというまに1日が終わる。 随分陽が短くなりワークスタイルもショーツカットの感じもする。 こういうときは朝7時頃出勤するのがよいかもしれない。陽が短いのは、やだなと思う。これも12月の冬至までだ。
 画像は、名古屋市那古野の古い街並みの中に湯屋をつくっては、という意図をこめたもので、3DCGにするためのスケッチだった。湯谷というのは、銭湯と宴会と旅籠とを組み合わせたもので、結局それって普通の日本旅館じゃないかと苦笑い。つまり温泉旅館の余暇スタイルを都心で満たしたらどうなるだろうか、というわけだ。
 湯谷というぐらいだから、先ず風呂に入ってさっぱりしてから、芸子さんや芸者さんを呼んで大いに宴会をして騒ぎまくり、飲み疲れたら泊まれるという利用イメージであり、主にカップルではなくビジネス利用を意図したものだ。京都祗園の御茶屋に和風旅館がついたと考えればよいだろう。そんな往事のライフスタイルが、仕事場のコミュニケーションを深めストレスの解消になるという見方があってもよいのではないか。つまんない今の時代の逆提案であった。
 ところでこのスケッチは、様々なアングルを重ねているので、斜めの細いコリドール状の空間は、なんだろうと自分でも時間が経つとわからなくなってしまう。
 さて、いつも出勤するとデスクにイエローブックを広げておく。思いついたことがすぐ描けるように。その習慣を時々忘れることがあり、そんなときは色々とついていない1日だったりする。イエローマジックか・・・。

イエローブック2004.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから114.

2014年11月10日 | drawing
 今日の画像は、ラスベカスのホテル・ビラージォのスケッチだ。もちろん建築デザインは、ジョン・ジャーディ。この旅の目的は、ジャーディの建築を見ることだった。Vision Airは、グランドキャニオンを遊覧飛行したときのものだ。旅先で手にするシールをイエローブックに貼り付けていた。
 エレベータですれ違った年配のアメリカ人が、これかい!?、といってスロットルのレバーを操作する真似事をして楽しそうに話しかけてきた。やっぱり陽気な人種だよな。それがうらやましいぐらいだった、ホテルの広大な空間を占めるカジノは24時間営業している。ホールでは、セリーヌ・ディオンのコンサートだ。ここは、人々を飽きさせない世界だ。
 さて大分前にNHKで懐メロ特集をしていたから、見たら全然知らない日本の曲ばかりだった。なにあれっ!!。一体何時の世代の懐メロなのだろう。そんなの聞く人達はもう死んでいるかも知れないのに。
 しゃあないので、久しぶりに十字屋へ出かけ、私の懐メロCDを買ってきて、早速iPhoneに取り込んだ。私の懐メロといったらこれだよ、The Rolling Stones。何しろ高校の卒業式の時のサウンドだから、忘れるはずがない。
 Stonesのサウンドは、冬の寒い日に安物の石油ストーブの粗雑な部屋で聞くとなぜか様になる。多分そういう間に合わせの環境で、随分と聞かされたのかも知れない。今は冬の始まりだから、それも調度良いか。それにStonesは、今も活躍している現役のバンドだ。
 早速お気に入りフォルダーをつくりiPhoneへ同期させた。私の車の音楽ですね。

イエローブック2004.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから113.

2014年11月09日 | drawing
 旅に出ると泊まったホテルの図面をつくることがある。いつも持ち歩いているメジャーで、最初に部屋の縦と横を測り、それから部屋の細部や家具を測る。旅の記録といったらよいだろうか。
 これは、1923年10月2日に開業したロサンゼルスのミレニアム・ビルトモア・ホテルだ。ここのパブリックスペースは、ヒッチコックの映画から、現在の話題作まで含めて、これまで300作品以上の映画の舞台になったそうだ。
 泊まった部屋の私のイエローブックのメモ書きをみると、クラシック、最初はボロ、ガクッ!、翌日落ち着く、居心地そこそこ、とある。多分安い部屋だったのだろうか。そしてフロント・クリスマスパーティーとある。つまり突然このホテルのクリスマスパーティーに遭遇したわけだ。
 夕方になるとホテルの玄関に次から次へと車を乗り付け、タキシード姿の夫婦がこぞって降り立つ。さて要人でもくるのかと思ったら、地元の教会にあつまる市民達の
クリスマスパーティーだ。このパーティーが半端ではない。ホテルのパブリックスペースや歴史ある宴会場などをすべて借り切り、フロントやロビーの家具は全部撤去されて、巨大なパーティー会場となっている。来場者の数は、二千人以上はいるだろうか。私達が街歩きから帰ってくると、入り口にはドレス姿の集金係が会費を集めているありさまだ。そしてほぼ徹夜でダベリングのビッグ・パーティーだ。アメリカやのぅ・・・。
 朝、スカーフが床に落ちている光景を見ながら、夕べのパーティーのすさまじさを思い出していた。そしてタキシードをいれたキャリーバックを肩に担いだGパン姿の労働者風情のアメリカ人が次から次へと車を運転して仕事場に向かってゆくようだ。
 宗教が一つで民族が多様なアメリカ文化を、民族が一つで宗教が多様な日本人がみると、クリスマス・教会というアメリカ生活の一面が垣間見れたのはとても面白かった。
 それにしてもLOS ANGELESという地名が面白い。和訳すればロスの天使達、もっと和訳すれば海の掟の天使達かな!?。やはりここはキリスト教世界なんだ。

イエローブック2004.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1062. 海外調査のシステム

2014年11月08日 | Shinkansen commuting
 朝の境内は深閑と寒い、と書いてもこちらは新幹線の車内だからリアリティがない。滋賀県は田んぼの中に突然島状の森の固まりが出現し神社がある。田んぼの神様というわけだ。それは 五穀豊饒子孫繁栄を基本的考え方とする農本社会の典型風景である。新幹線は、そんな神社の参道を一瞬で横切ってゆく。今日は、準広角レンズだったが、画像をトリミングして納まった。
 考えてみると自然界の撮影は、偶然と偶然とのぶつかり合い。だから撮ろうと思って最適なシステムで構えていても、自然が答えてくれるわけではない。これだという風景に遭遇したらありもの機材で撮るほかないだろう。いや、それ以前に旅に持ち出せる機材でなければならない。軽い、小さいが条件である。そこで海外調査へ出かけるシステムを考えてみた。
 どの程度の信頼性があるかわからないが一応ボディは防滴性があり、1日フルに使えるバッテリーグリップ付OLYMPUS E-M1、防滴性不用なら一回り小さいE-M5がとても最適(E-M5は、この小さいサイズが心理的にすごく心地よい)と17mm:130g、E-P5に接写もできるマクロエルマリート45:225gmm。予備に12mm:130g。レンズの重さだけで485g。このシステムはどれか一つ欠けても他で代用できるところがみそ。ボディもそうですし、12mmがなくても17mmが、マクロ45mmがなくてもボディのテレコンバータでといった具合に。
 となるとM.ZUIKO DG12-40mm/F2.8ズーム:382gの方が軽いではないかという見方がある。これなら1本で済むかと言えば実は海外ではそうはゆかない。寺院や洞窟などは暗いから、F2以上の明るいレンズは必須。文献や工芸品があればマクロレンズが必要。そこで比較的万能な12mmなどを加えると512g、マクロレンズを加えると607gとなる。結局ズームレンズを加えたシステムは、重くかさばる結果となる。
 それに多分多用するであろう重たいズームレンズを日々振り回すハメになり、それは疲れるし調査には煩わしい。それだけではなく、あまりにも多様な1本のズームレンズに負荷がかかりすぎるので、これがなくなったらお手上げですという典型システムだ。だからズームレンズシステムというのが、万能だけに代用がきかず意外に不便だと言うことがおわかりいただけるでしょう。
 例えば、インドのベナレスのホテルに着いたとしよう。夕飯前に宿に荷物をおいて一番軽いE-PM2にキャップレンズだけ持って夕方のガンジス川へ散策に行った。そこまではよい機材選択だが、宿に戻ったら活躍するはずのズームレンズも含めて撮影機材一式全部盗まれていたという話は海外ではよくあること。日本人がきたら高価な機材を必ず持っているという認識は、世界の泥棒達が持っている。だから確実に盗まれるといっても過言ではない。以後はPEN Miniとキャップレンズだけとなりますな。
 もっと言うならば、某氏自慢のニコンシステム。なんだったっけあの超高画質のD810に、F2.8ズームレンズ3本のニコン推奨システムだ。夕食前の散歩だからiPhoneだけ持って散策に出た。そしたら全部機材を盗まれたりしたら、以後iPhoneだけで撮影しなければならないですよね。機材は保険で買えますが、その時の旅の風景は買えないですよ。
 つまり多用する機材は、首や鞄から放さない小ささと、持っていることを忘れさせてくれる軽さであること。そしてリスク分散。あれでだめならこちらで代用ができるというシステムであること。それが偶然遭遇するチャンスにも適応できるし、機材を盗まれても問題はないですね。
 私の場合、結果として一番使えるのが、いつも持ち歩けるOLUMPUS E-M1かE-M5に17mm/F1.8というシステム、それに充電器ということになります。他の機材がなくても、すべてこのシステムだけで撮影できます。だから単焦点レンズこそ防滴構造にしてほしいしですね。それに充電器はもっと小さく、そしてケーブルなんて煩わしいのはやめて世界のコンセントに合うプラグを充電器じかずけにして欲しいですね。
 さてそれでも全部盗難に遭ってしまったらどうするか。そのときは、スケッチブックと水彩色鉛筆だな。画像よりも印象深い風景が記録できるよ。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D E-M5 M.ZUIKO DG17mm/F1.8
ISO400,露出補正±0,f1.8,1/4000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1061. R.STONES

2014年11月07日 | Shinkansen commuting
 今日の研究室は、OB達が立ち寄ってくれたほかは、大変静かな1日だった。一歩外に出ると、帰りの名古屋駅は、久しく見なかった多数の人々のラッシュの光景だった。それは金曜日ということもあるし、見せかけの景気がよくなったということもあるし、秋の紅葉シーズンということもあるのだろうか。あるいは今日は満月でテンションがあがるためか。
 明日はiPhoneにTHE ROLLING STONESをいれようか・・・。というのも車の練習でiPhoneを持参していると自動的にBluetoothを介して音楽が流れる。これは面倒がなくて大変気に入った。車の中はいろんな音がするから、Polar MのBeyondなんかだと静かすぎて冴えない。だからやはりR.STONESがいい。
 ストーンズのサティスファクションは、私の高校時代の卒業式の音楽だった。それを同級生のバンドが演奏してくれたのが、今でも記憶に残っている。だから最近の「旅立ちの日に」、「絆」、「桜」とか、古くは「仰げば尊し」等のセンチメンタルなメロディーラインだと、私はしゃらくせえという気分になる。そういうセンチメンタルな気分って私は嫌いですね。人生の出発点や岐路は、やはりロックだろう。私の出発点は、R.STONESなんですね。それ位の過激さがないと車の中でも聞いていられないよ。
 私の世代ってビートルズ派かストーンズ派に別れるのだけど、私からみればビートルズなんか、イギリスの田舎者って感じですけどね。

新幹線 岐阜羽島-名古屋
OLYMPUS OM-D E-M5 LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO200,露出補正-1/3,f5,1/4000
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

番外編92. 明徳公園

2014年11月06日 | Nagoya city
今日の車の練習コースには、明徳公園がある。特に特徴はないのだが、樹木が大変濃い公園といったらよいだろうか。
 あら桜の木が色づいているではないか。さてPENで!?、当然持って来ていない。ならばカーオーディオ代わりにしているiPhoneで。これが結構撮れるではないですか。
 だからこういう経験を積み重ねると、オーディオもデジカメもいらんよね、という結論になる。つまり予想外の風景に出くわしたときに、いつも持ち歩けるぐらいでないと、用をなさないのだよ。
 さあ今日は、傑作を撮るぞと意気込んで自慢のデジカメ・システムを持参しても、そんな時に限って被写体に遭遇できるとはかぎらない。それが私達の生活世界の宿命。
 だから、いつもポケットに入れられるということが実は大変凄いことなのですね。今時ニコンやキャノンなんてデジタル一眼レフは、売れないでしよう。オリンパスだって危ないですよ。いずれ機材メーカーもオーディオメーカーも時計メーカーも廃業かもしれませんね。
 だってそれらの撮影機材の画像データ量が重すぎて、Macに取り込んだり、メールでやりとりしたりするのに、面倒なんですもの。やはり使いやすいデータ量というのがあるんでしようね。iPhoneは画像データを軽くすればメールで送れるし便利です。
 いつもそんなことを考えさせられます。

名古屋市明徳公園
iPhone5,ISO50,4.12mm,0EV,f/2.4,1/1427
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1060. 日程のない旅

2014年11月05日 | Kyoto city
 天気がよい。調度論文原稿をストップさせているので、時間が空く。ならばデザインをしようという意志もない。
 今は、時代がものすごく退屈な感じになっている。そんな時は、しばらくすると大事件が起きたりするのだが、今のところすこぶる平和だ。今日は、アメリカの中間選挙で共和党が躍進したようだ。円安が進みアメリカの株価が値上がりしだした。
 夕方になると静かに夜半まで仕事に没頭していて、研究室で夜をあかし、朝を迎えたい気分になる。それにしても1日がすぐにたってしまう。陽が短い故だろうか。
 今日は、とりわけ書くこともない。

ブック・シェルフから
OLYMPUS OM-D E-M5 LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO800,露出補正±0,f1.4,1/80
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PEN LIFE1059. C.Alexander

2014年11月04日 | Kyoto city
 こんなところにあったのか、Christopher AlexanderのThe Linz Cafeが懐かしい。Alexanderの著作はプロデュース企業の仕事でも使ったので、今では思い出の書物の一つである。彼のPattern Languageなんか随分利用したので束の部分が薄汚れている。住民参加プログラミングの際のコラボレーション・ツールとしては格好の題材を提供してくれた。
 さて1990年New Urbanism以降に新しい刺激的理論が出てきたのだろうかと思ったら、最近はなさそうだ。ただし実践だけは盛んでワークショップに分解された活動は多く、さらには中国で盛んだという話は聞く。今は実践を通じて新しい方法論を模索している時期なのだろう。
 さて今週は、外から入ってくる予定がない一番平和な時である。昨年は何をしていたかとカレンダーを戻すと、文科省の科研の書類申請で追われていたようだ。目下3年間の研究期間なので、今年は書類書きからは開放されたわけだ。Macのカレンダーはずぼらな人間向きです。いや今までが面倒だっただけで、こちらが本来の姿か。
 昨年のこの時期は、冬だ冬だと騒いでいたようだ。今年も例年並みの時期に冬が来ているようだ。しかし早く到来しているようにも感じるのですね。何故でしょうね。
 それで、ズミルックスでようやくフィルム時代のボケ方が得られた。マイクロフォーサーズは、画面が小さいからなかなかボケてくれない。それが良いとこでもあり、悪いとこでもあるので、使いこなれないとあかんでしょうね。

自宅の棚から
OLYMPUS OM-D E-M5 LEICA SUMMILUX25mm/F1.4
ISO21600,露出補正-1/3,f1.4,1/25
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから111.

2014年11月03日 | drawing
 Marihiko Hara&Polor M・2013のBeyondを聞きながら寝ちゃいそうだ。これは大学の昼寝の時に聞こう。
 さて高山寺の鳥獣戯画の復元が終わったので、京都国立博物館で10月から公開されている。が・・・2時間待ちという看板に恐れおののく。なんでも今日NHKで放映されたらしい。テレビ放映されたらまず見られないですよ。私もうかつだった。まあ今年は卯年ではないので年賀状のネタ探しには関係ないのですが。
 こうなると正倉院展か。芸術の秋になるとテレビが放映するので、芸術に無縁な輩がばっこしてやってくるので、余計に混み出すのですね。昔はそんな混むことはなく静かに鑑賞できたし、来ているビジターも伝統工芸の職人さんだったりして、どこかクリエイティブな空気があってよかったのですが。
 そんなわけで、芸術の秋は芸術に無縁な人達が跋扈する修羅場ですから、あまりこの世界に近寄らない方がよいというのが、私達デザイン系人間の教訓なんですね。まあ名古屋郊外の山の中で、秋の空を見上げながらお茶でもしていたほうが幸せかな。

クロッキー帳NO18.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから110.

2014年11月02日 | drawing
 今日は、京都の町内恒例行事であるお火焚祭であった。神主さんが祝詞をあげ護摩木を燃やし諸事祈願をして、残り火で病封じの焼き蜜柑をつくり、みんなでいただく催事である。この時期京都の各町町で行われている。この祭が終わるとボチボチ京都も冬である。冬かぁーとため息がでそうだ。
 さて前線が通過する雨の日曜日、大学に出かけ車の練習をして帰ってくる。二日あいたし、毎日乗らないと感覚が鈍るからシコシコ乗っている。学生がいないキャンパスは格好の練習場だ。
 明日も休みというのは精神的によいのだが、月曜日の講義が3コマあるので、これで台風で休講になった分を含めると4日分不足となる。つまりかけ算をすると12コマ不足。あとでまとめて補講しなければならない。昔ならば、そんなことはしなくて済んだのだが。まあ講義の素材は用意してあるので、補講してもこちらはかまへんのだが、あわただしい年度末の補講なんて、教員も学生も面倒くさいと思うだろうな。
 さて論文の執筆と年末の沖縄のスキューバダイビングの免許取り・・・やるかなぁー。であれば、少しプールで泳いでおかなければならない。3年ぐらい前までは、週一で400mは泳いでいたので、はて昔の体力が今あるだろうか。
 なぜか体力と神経のいることばかり思いつく。まあたるみきった体を鍛え直すという点ではよいのだが。

クロッキー帳NO18.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近のドローイングから109.

2014年11月01日 | drawing
 全く新しい仕事で何もない仕事部屋を提供されたと仮定しよう。最初にMacを調達してインターネットに接続し、あとはiPhoneを揃えると終わりである。これで仕事も会議も気分転換の音楽や映画も可能となり、テレビの変わりとなり、雑誌や新聞は電子配信だ。現代の仕事は人間の五感でいえば視覚と聴覚を満たせば事足りる。
 臭覚がたりないときは、アロマなハイドロカルチャーでも置いておこうか。触覚の満足は難しいから、手触りのよいデスクや椅子にするとか。さて味覚は、パソコンでは満たされない。そこで味覚を求めて街に出よう。美味しいカフェやレストラン、テイクアウト、宅配サービス、自分で作ろうとすればキッチンがいるのか。だから昨今は味覚に関する話題が当然多い。これで人間の五感満足となる。
 つまり会議や仕事ができる大きく上質なデザインのテーブルと椅子、キッチン、睡眠スペース、それにサニタリー、あとは気分転換に遠出できる車があれば事足りる。つまり1LDKと駐車スペースから、世界経済を揺るがす株のトレーディングや革新的なプログラミングができるわけだ。
 逆に言えば不用なものは、新聞、雑誌、テレビ、プリンターにスキャナーなどPCの周辺機器、デジタルカメラ、オーディオと日本の得意な産業が含まれるが、今はそれ全部いらないんです。
 そろそろそんな物に取り囲まれた世界から脱出しつつあというのが、今の時代の気分かな。

クロッキー帳NO18.
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする