Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

PEN LIFE1341. 復習

2016年07月14日 | diving
 真栄田岬の青の洞窟は、シュノーケリングでも来られるので来訪者が多く洞窟内は右側一列通行だ。
 さて私はここへたどり着くまでに、前段階として中性浮力の復習を受けてエアの消費量をおさえるなど、特別の手当が必要だった。昨年中性浮力のライセンスは取ったのだが完全に体が忘れていた。もう一度ダイビングのテキストをおさらいが必要なことを痛感。
 それでも特訓のお陰で青の洞窟迄往復はできた。船に戻ってエアの残圧計をみたら10しか残っていなかった。まだエアの消費量が高い。
 ダイビングはスポーツだから、継続的にやらないと体が覚えてゆかない。来週も行きたいと思うが、今の季節の宿をとるのは難しい。次回は9月の夏休みに4日位毎日行うことにしようと目論む。
 水泳であれば力を抜いていれば水面で浮いていられるが、三次元の水中では呼吸自体が浮力になったりしずんだりするので、力を抜いて浮いていられるバランス感覚を体で覚えなければと理屈でいうのは簡単なのだが・・・。
 今日は湿度が低くとてもすごしやすい1日だった。気温は高くても、こんな夏なら毎日が快適なのに。

恩納村真栄田岬青の洞窟
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f5,1/640
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PEN LIFE1340. 文化は眠くなる

2016年07月14日 | diving
山は下山したらシームレスにホームグラウンドまで交通機関が運んでくれるから、明日から会社だという予定が立ちやすい。というのも帰りの飛行機で時間をもてあましそうなので、ピーチ那覇のチェックインカウンターの売店で北村薫さんの「八月の六日間」という熟年OLの山行をテーマにした小説を調達し機内で読んでいたからだ。海へ出かけたのに山の小説というのも少し場違いの感があるのだが退屈よりはよかろうというわけだ。
 山行は、次第に標高を稼ぎながら、上に上がると別世界に到達する。そして帰りは標高を下げながらホームグラウンドにたどり着くといった具合に行程の変化がシームレスだ。そこへゆくと沖縄は飛行機が那覇に着いてタラップを降りた時から別世界という具合にいきなりやってくる。それが山と海の違いか。
 それに朝飛行機でつくとそのまま船に乗せられ慶良間のダイビングへゆくといったツアーがある。それは合理的な時間の使い方である。
 だがダイビング後の18~24時間は、気圧の低い飛行機には乗れないというダイビングの大原則がある。ダイビングショップも必ず帰りの飛行機の時間を必ず尋ねてくる。それが18時間以内ならば、ダイビングは引き受けてくれない。
 だからダイビング後は、那覇市内で時間をつぶすことを余儀なくさせされる。幸いなことに私は仕事を持ち歩いているので、県庁や県立図書館に通いながら文献を探して時間をつぶしている。
 ダイビングをした筋肉痛の体を引きずりながらたっぷり冷房の効いた県立図書館で文献探しという瞬間が私には大変心地よい時間だと思う。
 ただし県立図書館には昼飯を食べるところがない。暑い最中を10分ほど歩いて喫茶店にゆく選択肢だけというのが悲しい。他の人はどうしているんだろうと思ったら隣のスーパーでお弁当を調達して木陰で食べている。
 食堂や居眠りが出来るテラスぐらいつくっておいて欲しいな。いまだに寝るなという掲示にはあきれる。大体文化というのはは眠くなるのだよ。特に暑い沖縄では。
 仕方がないので私は、県立博物館へタクシーででかけ空いている喫茶室で昼寝をしていた。それが疲れた体には心地よいのだよ。
 さて今日は、祗園祭の三日前だから宵々々山だ。長刀鉾の粽でもと一寸東洞院通りを上がったらすでに四条通りの歩道が一方通行だ。しょうがないから土曜日の朝にでも買いに来よう。気ままに徘徊できるのも今日まで。明日からは屋台も人出も多くなり、一方通行ばかりでお祭り騒ぎだ。和装小物屋がバーゲンをしているので、街の徘徊は昼間の方がお奨め。
 それよか私は沖縄で日焼けした背中が少し痛い。そうそうロシアへでかける靴やら小物やらの調達とパッキングも考えなきゃ。

恩納村真栄田岬青の洞窟
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f81/640
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PEN LIFE1339. 非日常的世界

2016年07月13日 | diving
 海を飛び越えると不思議なことに、日常の仕事が私の関心の外側にいってしまう。メールチェックなどとといういつもの習慣もなくなってしまう。 
 というのも今日の沖縄では、外を歩けないぐらいの強い陽ざしのなか、浦添グスクの3DCGをつくろうというネチネチとした目的で県立図書館へ出かけていた。130枚ほど文献複写し、浦添えグスクは発掘調査途上なので当面はこれ以上の資料はない。そんな仕事をしていても、ホームグラウンドの仕事をしているという実感はない。
 それはジリジリと陽ざしが強い夏の暑さのせいかもしれないが、やはり沖縄に来ると非日常的世界だ。週末は当然のことながらダイビングをしていた。それもあるのだろう。日常的世界から脱却し、非日常的世界につかり、また日常的世界へ戻ってくるあたりが律儀だと我ながら思う。
 本土にいてはどこに出かけても非日常的世界の気分になることはまずないといってよい。だが海を飛び越えた沖縄には、見慣れた量販店でさえジリジリと暑い気候の中に埋没し、非日常的な世界を感じさせてくれる。

恩納村青の洞窟
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-0.3,f81/640
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EOSな日46. 景観思考

2016年07月10日 | field work
 古民家にしようか電柱のない街並みにしようかといった具合に、ブログの画像も迷うことがある。 今日は後者だ。
 電柱がないと街並みはスッキリする。他方でそれだけ建築物の立面のデザインが際だってくる。立面のデザインに街の個性でもあれば面白いのだが、なかなかそうはゆかないのが日本のタウンスケープだ。
 上田、或いは信州の建築的個性?。そうだな土壁に間柱を配した民家風かな。そりゃちと無理か。であれば古民間風にはりもので処理するか。あるいは上田の西洋建築のエレメントを手本にしてとか。そうやって考えだすともうすでに混沌としているのだから、結構難しそうだなと気がつく。まして店舗の個人が行える範囲となると植栽しかないか。という具合に景観思考は続く・・・。
 古い街並みを修景する、あるいはアメリカのように新しくつくりなおすというのは景観形成も容易なのだが、この画像のようにすでに現代建築で乱立している景観は難しい物がある。精々1階の店舗のファサードをそろえるぐらいかな。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離180mm,露出補正0,f5.6,1/500
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EOSな日45. 蒸し暑い1日だった

2016年07月09日 | field work
 さて今日は予定通り学会論文の事前打ち合わせで大阪出張だった。家から近いのがなにより。といって大阪の土曜日は人出の多いこと。商店街なんか人の太い列だ。どこへ行くんだろう。何で大阪は休日になるとこれほどの人が都心へやってくるのだろうか。
 さて明日からは沖縄出張だ。支度する時間がない。まあ暑いところだからなんもいらんか。そうだグスクの研究書はもってゆかなきゃ。退屈なピーチエアやホテルでの時間つぶしにはぶ厚くて読みつきることはないだろう。
 それに代休日には天気もよいのでダイビング位はできる。それが唯一の息抜きだ。
 こういう本のなかにいつも調べたり資料を調達するための連絡先などを書いた付箋紙をいれてある。スマホにメモしないところが、頑固な研究者気質なのかもしれない。
 今日は、朝から激しい雨だったが既にやんで蒸し暑い1日だった。もう寝よう。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離180mm,露出補正0,f5.6,1/500
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EOSな日44. 雨模様

2016年07月08日 | field work

 ズームレンズの歪曲収差もあるが、建物もゆがんでいるようだ。もうどっちが効いているのがわからない(笑)。左側の部分は上に空気抜きようの窓しかないから馬屋だったのか、蚕などの飼育場だったか。当然明治期以前の建物だと見立てた。
 この建物が建ち続けているのも時間の問題。それは人が住まなくなれば建物は朽ちてゆく原則に従っている。だから保存というのは、子孫繁栄の産物だったと思われる。建物を維持する人間が継続していたからこそ建物も時代の中で生きながらえたのだろう。シンポジウムと懇親会の間の1時間程の隙間を利用して、上田の街のEOSな旅であった。
 さて今日は、珍しく普通に雨が降っている。やはり祗園祭の前はいつも雨が続く。祗園祭で梅雨が明けるというのが例年の気候だが、今年もそうなりそうな気配。
 話題は変わるが、今年の1年生から新学習指導要領「脱ゆとり教育」で育った学生が入学してきた。図書館に通い文献を調べメモをとるなど随分学習態度が真面目だそうな。それはゆとり教育時代とは随分違うらしい。ようやく普通に勉強できる学生達がはいってきたのか。
 ゆとり教育は、1980年度~2010年度まで続いたから、この間の30年間は、ゆとりどころか脱教育であった。ゆとり教育時代の国力も、ゆとりが無くなってきたようだ。
 勉強の進度には当然のことながら個人差がある。遅い人間をどのようにフォローしてゆくかとするシステムが重要だ。それは遅いというよりも関心の持ち方や理解の筋道が違うことに起因するだろう。
 さて大学の話になると、今は面白い講義だから多くの学生が聞きに来るということはない。学生達の持ち時間と旨く折り合えば講義を取る。だから個人の興味や講義内容ではなく、時間割次第で聴講者数が違うのである。以前私の講義も時間割の飛び地に設けていたら聴講者が少なかった。今は連続する講義の狭間で私の講義を行っているので聴講する学生数は多いが、寝ている学生も多い。
 今日は、話題も散漫になった。雨模様の散漫な1日とか、散漫な人生と言うべきか。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/500

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EOSな日43. 昭和初期の面影

2016年07月07日 | field work
 古い医院、すでに閉院されている。左側は昔の病棟か。推測するに、どこか昭和初期の面影が残っている。当時は医学がこの街に入ってくること自体が革命的だったのかも知れない。病気にかかれば某さんの医院へといわれるぐらいに地元の信頼が厚かった時代だった。だから病棟が増設されたのだろう。そんな当時の状況を想像しながら上田の街の空気を探し歩いていた。
 さて今日は、久しぶりの曇り空、こういう暑くもないときはプリウスをころがしているのに調度良いのだが、残念ながら仕事で終日こもっていた。夕方から授業があり、来週に行うCGの授業準備などをしていたら、もう8時になってしまった。
 さて沖縄に持ってゆくぶ厚い資料をザックに入れて帰宅となる。丁度頭の中には、某大学のキャンパスデザインと浦添グスクの創造復元という少し大胆な仕事をイメージしている。前者は今年の紀要にでもあらましを書いておこうかな。後者は今少し時間がかかりそうだ。すでに次の研究ワークがイメージできるというのは幸せな気分なのだがプリウスの運転ができないぜ。
 明日はようやく休みとなる。いや!、明日も午後から仕事であった。建築学会の査読論文の発表が終わるまで気分的には休めないか。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/1250
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EOSな日42. 和洋折衷の意匠

2016年07月07日 | field work
 うんっ!、この和洋折衷の意匠はなんだ!!。屋根の棟隠しなんかは洋風だし、入り口は和風で後から付け足したのだろう。元々は公衆浴場ではなかったと推測する。こんな破局的な風景が上田らしいところなのだ。こうした風景が数年の間に随分無くなったと感じていた。
 さて今日は午後の授業の後大阪へ出張。明後日も学会論文の事前打ち合わせでまたまた大阪出張、そして日曜日から沖縄出張と続く。つい先週末長野へ、その三日後日帰り長野出張が続いていただけに、いささか疲れる日程ではある。さらに来週2回東京出張がある。嫌気がさしてくる。
 疲れる原因は、この蒸し風呂のような暑さだ。今日は台風1号の余波で湿った暑い空気が本土にながれこんできたから、一層の暑さだつた。
 カラッとした夏が早く来ないかなとおもう。ブログを書く元気もない。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/800
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EOSな日41. 目論む

2016年07月06日 | field work
 車も忙しいので余り乗らないためか,本来ならばシルバーに輝いているはずのディスクブレーキが全面錆びているではないか。
 これじゃあかんぜよ。ならば足助まで足慣らし、足助にきたのならば稲武まで足を伸ばして飯でも食べるか、稲武に来たら、昼にはまだ早いのでどうせならというので信州治部坂峠まで往復の遠出をして車の足慣らしをしていた。
 おかげで、仕事がたまってしまった。少しかたづけなきゃと大車輪で都合6ページほどの事務書類を作成していた。そしたらもうお腹が空いて仕事どころではない。帰ろっと。そんなのであっけなく1日が終わってしまった。
 それにしても信州治部坂峠は気温24とすこぶる涼しかった。平地の猛暑を一時忘れていられたのは幸いだった。すこし気分転換をするといろんなことを思いつく。早速色々と仕掛けようと目論むわけだ。
 画像は、同じ信州上田袋町の路地裏だ。このあたりは人口規模の割には多すぎると思われる位に路地沿いにびっしりとスナックやバーなどの夜の街が息づいている。私は、それには少し早い時間をそそくさと通りすぎたのだった。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/50
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EOSな日40. 暑い最中の名古屋場所

2016年07月05日 | field work

 個人的には、こうした風景に古民家が加わると寂れた上田のイメージになるのだが。もちろん蔵は古いのだが。
 今日は大変暑かった。といって入道雲は見かけなかったと思う。なんだこのすこぶる蒸し暑い気候は。もう梅雨はあけたのかい。
 昨日、中ジョッキを3杯飲んだら夜中にお腹がやたらに重たいこと。這々の体で起き上がるものの力が入らない。結局朝になりベッドで横になり見ていたテレビ映画がミケランジェロ・アントニオーニ監督の「情事」(1960年)。モニカ・ベッティが魅力的なのに加え、イタリア地方都市のルネッサンス様式の建築が大変綺麗に撮影されている。この映画は「愛の不毛」三部作の一つだから途中で起きて大学へ出かけた。1時間遅れの出勤だった。
 出勤途中の徳川園の近くに九重部屋の宿泊所がある。稽古場では少し人だかりがしている光景をバスから眺めている。暑い最中の名古屋場所である。暑さだけが印象に残る季節になってきた。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離110mm,露出補正0,f5.6,1/1650

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EOSな日39. 信州人の頑固さ

2016年07月04日 | field work
 上田の街も、不思議なことにここだけは昭和のまま残っている。今時懐かしい響きがあるストリップ、その奥にはレトロモダンな上田劇場があり、寄席の看板が出ていていまだに健在だ。花屋敷というストリートの看板がどこか東京の浅草にぶら下がって生きながらえている気配がする。実際噺家達も浅草から呼び寄せているようだ。きっと頑固な経営者がいるんだろうな。死んでたままるか、そうその意気込みに拍手喝采。今時何でこんな風景だけが残っているのか、そこが信州上田なのである。
 あっ、ここにも真田丸の赤旗が僅かに僅かにたなびいている。テレビには負けちゃおれない、そんな意気込みが信州人の頑固さなのだろうか。
 あら今は数少ないストリップは、見そびれちゃったよ。もし見ていれば多分懐かしく、そして随分古くさいと感じただろうに。そんなあまりにも形式的な演技なところが、この土着的的精神の表れなのかも知れないと思った。まあ、私の想像ですがね・・・。そう思っていたらもう営業していないらしい。私の想像が早とちりをしていた。それにしてもこの裸婦のイラストは結構旨いですよ。ディープな昭和を引きずっている上田の街である。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/2500
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EOSな日38. デザイン学会の大会だった

2016年07月03日 | field work
 デザイン学会の大会だったので、長野県上田市へ出かけていた。学会の大会は、ビギナー研究者達の論文発表の場であるが,我々にとっては同じ研究者同士の情報交換つまりは同窓会であり、そんなのが一緒くたになってアカデミックなお祭だ。
 もう一つ上田市に行く目的は、街がどのように変わるかを確かめたいとする考え方があった。このブログでは2010年7月4日と5日に上田の街について少しばかり書いている。そのときに昭和を引きずった古びた幾つかの旅籠があり寒い土地固有の意匠を感じていたし、少しばかりすさんだ風景が印象深くて結構おもしろかったのだ。
 上田市内にも伝統的建造物群保存地区のような古い街並みが整備されたところはあるが、私はそれには全く興味がわかない。尋ねたいのは至極普通の古い民家が点在している街の寂しい風景なのだ。
 今回数年前の記憶を尋ねながら上田の街を歩いてみた。 当時あった旅籠の古い民家は、いくつもある青空駐車場となってしまったようだ。そして道は整備され新建材の住宅が多くなり、駅の周辺には大きな幾つものマンションやホテルが進出し、南側の駅前広場などは小綺麗に整備されている。だから数年前の風景の記憶が蘇ることはなかった。それに見ている人間の意識も変化しただろうし、当然街も変わった。これが数年間で変化した街の様相である。
 街にはTVドラマ真田丸の旗が乱立していた。真田丸!?、私はみたことがないのでわからないが、大阪城の負け戦の大将の一人だったという程度の知識はある。
 変わらなかったのは、蕎麦の味ぐらいだろうか。さて夜は、懇親会会場であるホテルの美食をいただきつつ早々に寝てしまった。
 翌日は、もう少し街を歩き回って別所か鹿教湯温泉に出かけてから夕方あたりに帰ろうと考えていたら、ジョルダンの乗り継ぎ案内で最短時間で京都に帰れるというのを発見したのがまずかった。昼過ぎには、蒸し暑い京都に戻っていた。

上田市
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 IS USM
ISO400,焦点距離28mm,露出補正0,f3.5,1/2500
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Nikon Freak27. 魚と眼があった

2016年07月02日 | diving
 魚と眼があった。好奇心なのか、警戒心なのか、それはわからない。こちらは撮れたと思って満足するのだが。
 なんかぶれていますね。動きながらの撮影だからしょうがない。ニコンは魚モードにしてあるとはいえ、結構シャッター速度が遅くなるし、フルオートでは、こちらでは変えられない。このあたりがフルオートデジカメの使いにくいところだ。
 さて今日は暑そうな長野へ行く。自宅からだと6時間近い行程だ。乗り継ぎ乗り継ぎして上田電鉄の大学前まで。そこからあるいて10分のところに大学がある。やっぱりここは遠いよ!
 朝出かける前にブログなんか書いているのだから、豆という他ない。

チービシ諸島神山島ラビリンス
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離13mm,露出補正0,f4.5,1/50
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Nikon Freak26. 蒸し暑い1日

2016年07月01日 | diving
 キンチャクフグとログにはメモしてあった。こいつは、横からみるとシッポが申し訳程度に付いているちんけな格好なんだな。ちんけでわるきゃー少しユーモラスと言っておこうか。
 今回のニコンAW130の撮影では、ピントが合わないしシャープに撮れない場面が多かった。多分梅雨時で光が弱かったのでシャッター速度が遅かったのが原因だと思う。光が少ないとフルオートの機材は感度があがるばかりで、早いシャッターにならないのがもどかしい限りだ。光の強い真夏しか使えないのだということを実感した。
 もう7月かよ。1年の半分は過ぎちゃったのか。そのためか今日は蒸し暑い1日だった。それ以外に書くこともない。明日はデザイン学会で長野県へ出張だ。少し涼しいことを期待したいが、上田市は盆地だから、やはり暑いことに変わりはないだろう。
 精々EOSをかついでフィールド調査の気分。暑い、重たい、汗ダラダラ、の苦渋に満ちた1日になる予感。やだなぁー。

チービシ諸島神山島ラビリンス
Nikon Coolpix AW130
ISO125,焦点距離13mm,露出補正0,f4.5,1/160
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