Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

EOSな日79. わからんぜよ昔の人の感性

2016年12月15日 | Okinawa
 沖縄の大型グスクなかでは後期の城跡である。石の積み方が工法の進化をうかがわせ、アーチの納まりなどは見事ではないかと、19世紀米国のペリー提督も記したようだ。城址にあがり海を見ながら古人の考え方にたつのには、随分と創造力が必要だ。うちは、わからんぜよ昔の人の感性は。
 ようやく本の出版原稿の差し替えと、事務書類の並行作業が終わった。同時に進めていたので比較的早めに終わった。
 今日の帰る天気は、京都で2°と相変わらず寒い。こうさむくなると体が慣れてくるのか、先週ほどではないなと思ったらヒートテックでガードしていた。帰りにさらにヒートテックの靴下を買い足した。冬に備えようというわけだ。
 明日金曜日の京都の天気予報は、雪。ホントに降るかなぁー。多分北の方だろう。北というのは出町柳から北という意味だが。まあホントに降れば、雪の新幹線もおつだし、それで講義がなくなるとよいかも知れないと都合の良いことを考えている。

沖縄県・中城
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO800,焦点距離70mm,露出補正+0.67,f5,1/640
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EOSな日78. 古都冷え込む

2016年12月14日 | Okinawa
 今週は、実に面白みのない事務書類作成仕事で忙しいから、ブログは前日に半分ぐらい書いている。ホントは浦添グスクのCGを立ち上げたく、柱の位置まで図面化できたのだが、それを中座させるということがとてもストレスになる。こんな時は沖縄の海、そう東シナ海をみて心を休めるほかない。
・・・ここまでは昨日書いておいた。
 そしてそれ以上に書くことがないぐらいに今日は忙しかった。京都の気温は1°、明日朝、といっても6時間後だが-1°の予報が出ている。古都冷え込む。

沖縄県・今帰仁城
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO400,焦点距離80mm,露出補正0,f8,1/250
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PEN LIFE1382. いやな予感

2016年12月13日 | Kyoto city
 さて今週は、週末まで仕事をするぞと意気込んでいるが、さい先が事務仕事では腰砕けになる。早く片付けて本来の仕事に戻ろう。
 来週は休日がはいるからここで時間をかせがなきゃ。そのあと集中講義で三日間かき回されるので願わくば受講者が来ないことを祈る。当然忘年会などに出かけている時間もない。ホントに先生が走る師走になっちまった。もう少し年末の過ぎ去る時間の経過を実感したいのだが、これではちと無理だ。
 この調子じゃ年末ダイビングは無理。どうして昨年は年末ダイビングをする時間があったのだろう。多分本を書いていなかった、事務書類がなかった、集中講義の受講者がいなかった、とついていたのであった。今年は全くついていない。
 3年前の今頃なんか、仕事で車で遠出し、午睡して、マッサージに出かけてと随分余裕があった。あの頃の懐かしいほどの余裕ある時間はどこへ消えたんだろか。忙しい時ほど、そうした時間を懐かしむ。
 うん、ひょっとすると正月三が日も大学で仕事かも知れないといういやな予感が頭をよぎる。そうなったら仕事をしながらお正月の時間を楽しもうか。

京都市・霊鑑寺
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO250,焦点距離100mm,露出補正+0.7,f4,1/200
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PEN LIFE1381. 短い1日

2016年12月12日 | diving
 画像はトリミングするな!、というのがフォトグラファーの意見だが、こちらは編集者感覚なのだから、必要があればおおいにトリミングしてしまう。
 魚眼レンズなんかつけていれば、アップでとりたければグンと近寄るほかなく、それでは魚は逃げてしまう。水中ではレンズ交換はできませんから、最初にどのレンズにするかの意志決定がキーポイントになる。当然外れることもある。いやニコンAW130と2台持参すればよいのか。水中で2台使いは、ややこしいだろうな。まあ思案のしどころだ。
 そのあたりは撮影素子が大きいオリンパスE-M1のほうがニコンW130より色は綺麗ではある。であれば今度は手元にある広角レンズ12mm/F2.0で行くという考え方もあるな。まあ使ってみなければ水中ではどの程度効果があるかはわからない。
 さて今日は、すこぶる寒い。研究室のブラインドを下ろして保温に努める。足は冷たく冷え、体が全く冬の寒さに慣れていない。なれるまで時間がかかりそうだ。こりゃ明日は靴下2枚履きだな。
 さて今週の仕事は、先ず次の原稿。これはCGの制作をともなうからちと面倒だ。それに事務書類の提出期限が迫っている。印刷屋に送った本の原稿もがたがたと言ってきた。それに年賀状があった。まったく今週も仕事山積みだ。師走だもんしゃあないか。今日はゼミ会の名簿を作成したので幹事に送ったぐらいが片づいただけ。
 暖かい冬の光のなかで本を読んでくらしたいと思うが、それはメディアの作り上げたイメージだ。実際は足下から冷えてきて本をよむような気分にはなれない。そんな風にバタバタとしていると短い1日はあっというまに終わってしまう。

慶良間諸島
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1.3,f6.3,1/80
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PEN LIFE1380. 厭世的な気分

2016年12月11日 | diving
 昨日の話の続きで、どんなときにプロカメラマンがいるんだろうと書架をのぞいていた。
 例えば『辻村寿三郎作品集』をみると、なるほど人形師だから作品の撮影は、やはりプロカメラマンが必要だ。つまり立体作品系だな。そういう類縁を考えてゆくと、建築でも必要だ。私などは、建築を制作したら撮影はあの人と思うが、いかんせん私自身が建築作品をつくらないから、依頼する機会もない。
 そう考えと、プロカメラマンは出版社とつながっていないとあかんわけだ。私などは、出版社とつながりがあるのは限られているから、あまりプロカメラマンの世話になる機会が少ない。
 それに最近出版物が売れない。特に芸術系なんか少ないだろうなと想像している。つまり世の中があまり芸術を出版物を通じて理解するといったことがない。大方はWEBサイトだ。当然プロカメラマンもそんなにたくさんはいらない。
 それに絵に比べれば、写真というのは現実のコピーアートだから、私などはオリジナリティ低そうと思ってしまう。だがそうした画像をストックしておいて50年ぐらいたってから見返すと断然輝きを持ってくる。時間を超えたストックアートだ。
 とまあいろんなことを考えさせられてしまう。そうなるとそれほど機材がいるわけではない。ヴィヴィアン・マイヤーのようにローライの2眼レフ1台だけで事足りる。にもかかわらず機材が増えてゆくというのは、まあメカ道楽、撮ることよりも磨いている方が楽しい。メカ道楽のために大量の撮影機材がつくられていることになる。そうした撮影機材というのは娯楽品とか煙草のように趣向品なのだろう。あるいはプロダクト道楽のための精密機材かな。
 地球の上の風景は、もうほとんど撮影されているのだから、今時後追いで撮影しても感動薄いしさ。
 私なんか、仕事用を除けばプログ用だな。著作権もあるから他人の写真をリンクするのも煩わしいしさ。自分で撮ればオリジナルだからね。
 今日は厭世的な気分だ。だって朝の京都の気温は2度だよ。なんたって寒いんだもん。

慶良間諸島
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f9,1/160
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PEN LIFE1379. 100本目の熱

2016年12月10日 | diving
 やはりこのブログには、こっちの画像だろう。透明感ある青い海。インストラクターの先生が撮影してくれた画像をみていると何をはしゃいでいるかと思う。そうだ!、ダイビングを始めて通算100本目だったからだ。2年間で達成した。
 たしかこのときは、風邪気味であり、前日に胃の中がおかしくなり夜中に吐きそうになって飛び起きたり、翌日は体が熱があったようなので抗生物質を飲みながら潜っていた。 だが京都に帰ったらなおってしまった。あれはホントに風邪だったんだろうか。100本目の熱か。
 さて本の原稿も終わったし文字を書く意欲もない。そんなときは 最新機種にするかなと思案しつつ手元のEOS1Dsをいじり回している。だがWEBでみるとキャノン固有の色はあまり変わらないようだ。
 プロモーションでは、EOS1シリーズをプロユースとうたっているが当然それは販売促進上の話であって、別のいい方をすれば仕事ユースというのが正しい。というのも研究機材としては申し分ない仕様だし、余計な設定も表には登場しないし、どんな環境でも確実に動くので使い勝手がよい。
 そもそもメカが進化するというのは、高度化するというよりは後処理の負担が軽減して一般化するといったほうがよく、複雑系の画像情報が一般化するということは誰でも使い回せる仕様になるということ。
 当然車の運転をはじめ、メカニズムというのはどんな場合でも慣れるという訓練が必要だ。それにしても、ここまで機材が一般化されてしまうと、もはや写真のプロカメラマンという職業自体が成立しない。成立という評価基準は、つまり画像で飯が食えるかということなのだが、プロカメラマンですと豪語したまではよいが、アルバイトをしないと食べられないとしたら、そんな職種はもう存在していないのだろう。
 実際のメディアをみても写真だけでは成立せず、出版物として文章が書けたり、プログラミングができたりといった情報発信や処理能力と抱き合わせの仕事なのだろう。そういうのと組み合わされてEOS1Dシリーズが重宝する。
 さて私の本で使用した1ページ大で編集した写真原稿の機材は、うーーん、フィルム時代のミノルタα303と安レンズの画像が1枚、あら!、これミノルタCLEかなぁー。つまりたった1枚しか使ってないボストンの画像だけ。あとは・・・、みんなチャートとイラストと3DCGばかりだわ。
 私が執筆した本は、やはりオリジナリティが問われるから他人が使用した画像は使いたくないということもある。それより自分で撮影していないと文章が書けないのだ。つまりこちらはなんらかの文章化の意図があって撮影しているわけだから、それが第三者の人間が撮影した画像では使えないことになる。専門書というのは、そんな世界さ。

慶良間諸島
OLYMPUS OM-D  E-M1,M.ZUIKO DG FISHEYE8mm/F1.8
ISO200,露出補正-1,f9,1/200
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EOSな日77. ブーゲンビリア

2016年12月09日 | Okinawa
 今日は、本の原稿を印刷屋に渡したので、次に私が見るのは本屋の店頭だろう。半年ぶりの仕事が終わった。
 さて辛気くさい本土はパスして沖縄に話題をもどそう。画像は、象設計集団のデザインによる今帰仁公民館である。コンクリート打ち放しの屋根はブーゲンビリアで覆うはずであったと聞いた。だが生育が難しく断念したという話である。考え方はよかったのだがおしかった。
 さて、浦添グスクの想像復元でもとりかかろうと思い、資料を持ち帰った。ホントに週末に、そんな仕事をする意欲がわくかなぁー。まあ気分だけでも、沖縄にしておこう。
 さて大仕事が終わったので、もう文字を書く意欲もない。おやすみ!
 
沖縄県・今帰仁村
EOS1DsMarkⅢ.EF28-300mm/F3.5-5.6 USM
ISO400,焦点距離160mm,露出補正+0.3,f8,1/125
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PEN LIFE1378. 校了

2016年12月08日 | Shinkansen commuting
 ようやく半年ぶりの仕事である本の原稿が、本日校了のようだ。もう私が書いた原稿などみたくもない。後は本となり、来月全国の書店に並ぶだけだ。明日印刷屋に原稿とデータをわたせば、私の仕事は終わる。ああっー長かった。それ以上書く元気もない。
 校了してからマッサージにいった。一昨日来たのにもう凝ってるのかい。だから、たっぷり揉んでもらった。あとはもう寝るだけだ。

新幹線 京都-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO400,焦点距離50mm,露出補正-0.3,f4,1/100
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PEN LIFE1377. 一言

2016年12月07日 | Kyoto city
 校正などで疲れたの一言。もう寝る。そうはいっても今日は、夜のクロッキー教室などに出かける気力はあった。寝しなにオンザロックで自分に乾杯。

京都市・霊鑑寺
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO400,焦点距離50mm,露出補正-0.3,f4,1/100
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PEN LIFE1376. 目下の楽しみ

2016年12月06日 | Shinkansen commuting
 本の最終校正に追われている。もう終わりだ、完璧だと思って読み返してみたら、なんと43ページも赤を入れた。それに出版社から15ページの赤が入った校正原稿が届いた。まったくいつになったら校了するんだい。
 ちゅうか、いささか嫌気がさしてくる。そんな本の校正が続く。明日もかよ。明日こそ終わりにしよう。もう私の能力では、これが限界です。悪文は修正する余地ありだけど、そんな意欲はとうていない。間違いではないのだから悪文家と呼ばれてもよい。もう文字をみるのも嫌だぜ。
 金曜日に幸運にも印刷屋へ入稿できたらの話だが、さっさと帰ろう。それだけが、目下の楽しみさ。帰ってから心ゆくまで寝るだけなんだけど。
 原稿いじっていると、なぜか3時頃ケーキが食べたくなる。甘い物で気力回復をはかろうというわけだ。文筆家には甘い物が必需品なのだ。わたしは辛党なんだけどさ。

新幹線 京都-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO3200,焦点距離50mm,露出補正-0.3,f4,1/8000
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PEN LIFE1375. ブチブチと独り言

2016年12月05日 | Shinkansen commuting
 ニューレンズの試写どころか、今朝は霧よ。草津あたりから岐阜羽島まで霧が続いていた。霧でも新幹線は、信号など見る必要がないから前が見えなくても285kmで走り抜ける。少し幻想的な風景を楽しみながら朝の通勤であった。毎日これぐらいの変化があると通勤も楽しいのだが。
 楽しいのは、それだけであり、後は単調な本の校正であった。最終の最終校正と思って読み返してみたが、結構脱字などがあるじゃん。ようやく2章分校正し終えて今日はお終い。明日編集者からの校正も届くから、あわせて校正の続き。毎日いやになります。ここがつらいところ。あとは金曜日に全部校正し終えて印刷屋に原稿を渡したら、はい!、お終い。
 それでもまだどこかになおすところはあるだろうな。この段階では、誤字脱字はさすがに少ないが、1行開けるとか詰めるといった全体の調整が圧倒的に多い。
 私は、校正するときは音読なんだな。その方が間違いを探しやすい。研究室にこもってブチブチと独り言。本を書くというのは、実に大変な仕事なのだ。

新幹線 京都-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO1250,焦点距離50mm,露出補正-0.3,f4,1/8000
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PEN LIFE1374. 試写二日目

2016年12月04日 | Kyoto city
 夜半に雨が降り苔も生き生きとしている。試写二日目は、公開日最後の霊鑑寺。紅葉が終わった晩秋の庭も静かで捨てがたい空気がある。
 最初の頃のPENと比較すれば、 プログラムの進化かレンズの性能かはわからないが解像度も色も随分よくなった思う。こうした万事1本で済むレンズを使い始めると意識はものぐさになる。それでいて結構持ち出す機会が多いはずだ。
 広角~望遠迄をカバーするズームレンズの使い始めは、フイルム時代のキャノンEF28-135mmだった。中国で雨に降られようが荒れ道で揺さぶられようがおかまいなしに使いまくった記憶がある。デジタルになってからは、EOS Kissに付けていたSIGUMA18-125mmだった。デジタル時代の創世記で解像度は今一つだったが街歩きから涸沢まで実によく活躍した。それからロシア・ウクライナで使用した、EOS1DsにつけているEF28-300mm、そして今回のM.ZUIKO DG12-100mm proと、いわゆる長焦点ズームレンズばかりを使用している。そこには撮影の知識が邪魔をして、あれもこれも撮ろうという未練がましい根性が表出している。
 こういうレンズばかり使用していると、撮るというよりは記録しておくぐらいの意識しかない。
 だからまれに単焦点レンズを使うと感激する。いさぎよく焦点距離は一つだけというのがとても心地よかったりする。本当は、EM-1にM.ZUIKO DG12mm/F2.0一本だけ付けて長旅に出るなんて1度はしてみたいと思う。人間の目或いは意識の画角はそう簡単に変化してくれるわけではないのだから。そういう潔い根性で旅はしたいものだ。

京都市・霊鑑寺
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO200,焦点距離70mm,露出補正-0.3,f4,1/160
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PEN LIFE1373. 当たり前すぎて

2016年12月03日 | Kyoto city
 さて午後から金戒光明寺の特別拝観にでかけM.ZUIKO DG12-100mm proレンズの試写。紅葉の頃は過ぎているが、それでも綺麗に撮れる。私のブログに載せるのには、京都の風景は当たり前すぎて面白くないが。
 さてレンズのほうは、当然シャープで実用一点張り。こうした広角~望遠迄のズームレンズは、どんな被写体でも簡単に当たり前のように撮影できるので大変便利だが、単焦点レンズのように興奮させてくれるようなところがない。至極現実的な高性能レンズだ。なんでも簡単に撮れちゃうというのは結果として撮影に飽きがくる。だがそのそっけない当たり前さが旅では実用的に使えるレンズなんだろうと思われる。
 最初にこのブログでPENシリーズをアップさせたとき、当時私が揃えたレンズが2台のPENボディとM.ZUIKO DGの14-150mm/F4-5.6と7-18mm/F4-5.6だった。2010年7月8日のブログがそうである。これは大変軽くて随分活躍したが、やはりレンズの性能が今一つであったし、当時のオリンパスの色も古くさかった。だから高画質はあきらめる気分で撮影していた。最近ようやく高性能レンズでシステム化できるようになったあたりがオリンパスの進化である。
 さてボディは売り払ってしまったから、目下EM1しかない。これでダイビングから調査や旅の記録までなんでもこなしている。おかげて少し塗装がすり減って地金が姿をあらわし貫禄はついたようだが。

京都市・金戒光明寺
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mm pro
ISO200,焦点距離61mm,露出補正-0.3,f5.6,1/250
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PEN LIFE1372. 明日はおでん・・・

2016年12月02日 | Shinkansen commuting
 昨日は、1時間早く出勤して仕事をしていた。従来の9時~12時で3時間仕事をするのに比べると、4時間続けて仕事をするのは大変効率がよい。おかげで、本の校正がほぼ終わりかけ校了の出口が次第にみえかけてきたが、なかなか近づかない。もう週末は静養して来週に持ち越そう。やれやれだな。
 さてM.ZUIKO DG12-100mmの新レンズを通勤時に試写している。今日の画像は、 連写前後の画像をみると手前にピントが合っていた。 当然山はボケるが、149,600,000km先の太陽にピントあっている。2箇所でピントが合うのか。そういえば、むかしライツのレンズでも経験したな。
 こちらは天文台の望遠鏡ではないのだから、そんなに高度な機材ではないまずだが面白いレンズというべきか。あるいはコンピュータのプログラムのなせる技かはわからない。だが全体にボワッとした空気は、冬の朝らしくてよさげだ。昨日は日の出の頃に新幹線に乗っていたのだった。
 来週の京都の朝の気温が2度という予報もある。寒くなってきた。明日はおでんでもこしらえようか。

新幹線 京都-米原
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mmpro
ISO800,焦点距離75mm,露出補正-0.3,f4,1/8000
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PEN LIFE1371. 普段着感覚

2016年12月01日 | Shinkansen commuting
 たまには新レンズM.ZUIKO DG12-100mmで車窓撮影でも。通勤の新幹線から新レンズの試写。ここは関ヶ原合戦の舞台だったから、奥に見える墓は歴史上の人物だろうか。
 普段着間隔で持ち出せて、なに不自由なく使える優秀なズームレンズだが、実用的すぎて味気なさを感じる。手元のオリンパスボディは、いくつかを売り払ってしまったので、いまはダイビングに使うE-M1がフルに稼働している。
 最近新幹線の最高速度が285kmに引き上げられたために、線路際の防音壁がやたらに増設されて、結構見られなくなった風景が多い。速度をあげたので風景は見ないくてよいとするなんとも鉄道らしからぬ昨今である。それでは地下鉄ですね。唯一の撮影方法はデッキのドアの窓の位置が高いので、ここならなんとか狙えるかもしれない。車窓撮影も立ちですかね。
 やはり旅の楽しみは、車窓の風景から始まる。といって何時間乗っても車窓の風景が変わらないロシアの鉄道も経験したが。

新幹線 米原-岐阜羽島
OLYMPUS OM-D  E-M1, M.ZUIKO DG 12-100mmpro
ISO3200,焦点距離41mm,露出補正-0.3,f4,1/8000
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