Creator's Blog,record of the Designer's thinking

フィールドワークの映像、ドローイングとマーケティング手法を用いた小説、エッセイで、撮り、描き、書いてます。

Nikon Freak369. 偶然の産物

2019年05月16日 | diving


 今月も3日ほど仕事の隙間ができた。土日をかませれば3日位はダイビングができそうだ、というので沖縄へ出かけていた。今年二度目であり前回のように鼻血をだすことはなかったが、時折眉間がいたく感じることもあったが、少しずつ体が水中の環境に慣れてくるのだろう。

 もちろん毎回撮影機材は持参しているが、気がつくと自分の画像が全くない。次は自撮り棒でも持参しようかと思ったが、実際潜っているときにはそんな余裕ない。それはあきらめ水中の景に専念するのがやっとだ。

 だから私の水中画像は意識的に撮ろうとしたわけではなく、デザイナーの感性でよいなと思ったときにシャッターを押しているだけ。もちろん撮してみたらつまんない風景だったということもよくある。だから私が撮影した水中画像は、偶然の産物といってよい。全てが地上とは違う環境なんだ。

 今回も、水中のランドスケープ、数多くの魚達や珊瑚や海草、ダイバー達、慶良間諸島の風景などなど感じるままに、3日間のダイビングで500枚ほど撮影したけど、偶然が重なりブログの連載ぐらいはできそうだ。

 そんなわけで、また少しばかりダイビング画像でブログを編集してみよう。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年5月12〜14日

Nikon Coolpix W300

ISO125,焦点距離15.3mm,露出補正±0,f/4.7,1/200

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正±0,f/2.8,1/640

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Nikon Freak368. 一週間ほどブログをお休みします

2019年05月10日 | diving

 

 ダイビングをしていると魚ばかりでなく、海草や岩や珊瑚がつくりだす水中の造形が興味深い。そんなウォータースケープを撮影するのも面白いと個人的には思っているが、形態がキッチリ撮影できたかというと疑問だ。というのも、あとで画像を見返すと、なんでこんなスケープを撮ったのかと不思議な気分になる。つまり水中は、様々な浮遊物があり透明度も関わってくるので人間が眼で見ているようには、画像が記録されない。記憶色という概念があれば記憶景(スケープ)もありそうだ。

 今月はサンゴの産卵が予想される季節になった。仮に私がサンゴの産卵を撮影しにゆくとすれば、撮影ポイントを定めると過去の産卵日はわかるから、その前後1ヶ月ぐらいの水温や外気温の変化、卵の生育状態の評価、月の満ち欠けなどのデータを集約すれば、そのどこかに相関の高い要因があるはずであり産卵日を特定することはできそうに思われるが、そんなの学術団体の古い論文で誰かが研究していたのではないかな。

 そうやって産卵日を特定できたとしても、手元に撮影機材がないよ(笑)。

 私の機材トランクの中にオリンパスEM1-mark2のボディとM.DG ZUIKO7-14mm/F2.8レンズがある。これにぴったしの市販されているハウジングと2灯のストロボを調達すれば、水中撮影モードのついているオリンパスは即水中で使える状態になる。といってまたあの大きいを機材を持ってダイビングというのも、今の私は気が進まない。

 そう考えていたらiPhone7の水中ハウジングが登場した。Sea Flogsなどいくつかの中国企業から発売されているようだ。ねじ穴があるので外付けの小さな水中ライトが補助光源としてつけられそうだ。もちろんBCDにどうやってつけるのかとか、appleのサイトにもある魚眼レンズつけたいよねとか、船上で充電できないとバッテリーが持たないでしょうとか、ユーザの要望が多く未完成なところは多いけど、どちらも水深40mは潜れる。ゆくゆくはさらなプロダクトとして進化しそうな可能性もある。なんでこんな小さいハウジングを、これまで日本でつくらなかったのか。

 つまり私は、水中機材を小さく簡単にする方向に関心がある。画像をアップさせるために用いたニコンW300を使っているのも、ハウジング不用だから大変小さく、それでいて水深30mまで潜れる点にある。これにINONあたりの魚眼レンズが外付けできたら、全く申し分ないのだが。

 さてそんなわけで、明日から一週間ほどこのブログはお休みします。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22〜23日

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正±0,f/2.8,1/30

ISO125,焦点距離5.6mm,露出補正±0,f/4.2,1/125

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正±0,f/4.3,1/125

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正±0,f/2.8,1/250 

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Nikon Freak367. 選択肢が二つ

2019年05月09日 | diving

 

 トップはキンチャクダイ科のサザナミヤッコ、雑食性で単独行動をとり沖縄で食用にされている、2番目はチョウチョウウオ科のチョウチョウウオで温帯域の岩礁や珊瑚に生息し観賞用、3番目はマンジュウダイ科のアカククリで石垣島では数多くみられ、食用にするとWEBで記載されていたから市場で見かけることもあるだろう。

 いずれも体高が高いタイプの魚をアップさせた。つまりズングリムックリの魚達だ。こうしてみると魚図鑑みたいだが、といって研究されているわけではないから、実はこれらの生態はよくわからない。

 さて10連休、そのフィールド調査で海外へ出かける位の長さの連休は日本ではじめてだったのか?。

 日本人生産人口のうち1/3の34.2%が第三次産業に従事しているから、サービス業だったら休みなしの10日連続出勤もあったのではないか。だから国民全員が休んでいるわけではなかった。むしろ普段よりきつい日々が続いたという人もいただろう。やはり休日を減らして、そのかわり各自の都合で休む習慣にすべきだろうという意見をメディアで聞いた。

 そもそも出かけるにしても、キャパシティがないところへ一気に押しかけるわけだから、こちらとしては、どこにいっても混んでるだろうから、やめたと引いてしまう。出かけるか、引くか、そんな二通りの選択肢しかなかった。連休は、いやでも選択肢が二つに絞られる。そうした意識や社会構造に一時的に変わるというのが、どこかやだな。

 さて昨日の京都は、ストーブをつけるほど、朝方は冷え込んだ。昼には暖かくなるという予報だったが、ぜんぜん暖かくならなかった。まだストーブとダウンジャケットが必要だ。もう半年近くストーブが稼働している。俄然寒がりになった。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22〜23日

Nikon CoolpixW300

ISO180,焦点距離19.7mm,露出補正±0,f/4.8,1/30

ISO125,焦点距離21.5mm,露出補正±0,f/4.9,1/160

ISO125,焦点距離4.3mm,露出補正±0,f/2.8,1/200 

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Nikon Freak366. デッサンの補足

2019年05月08日 | diving

 

 高さ2cmにも満たないクリスマスワーム。和名イバラカンザシ、ゴカイ類の動物とWikには記載されている。イシサンゴの穴に生息し、震動や水の流れの変化に敏感で瞬時に傘を折りたたんで小さな穴に引っ込んでしまう。そのメカニズムをデザインに使いたいと思うのだが。

 撮影するときはレンズが頭についているニコンW300を逆さまに構え、マクロモードでストロボを発光させ穴に引っ込む直前に撮影している。だが引っ込まないときもあるので光の変化には鈍いようだ。もう少し絞り込んで欲しいがオート撮影ではこれが限度。

 さて5月4日のブログで書いた一説を再掲します。

 「デッサンを踏まえて描かれた絵と、そうでない絵とには違いがある。前者は、みている側が安心してみていられるし、後者だと不安やら不協和音を感じてしまう。人間の眼や意識は、それらの違いを暗黙のうちに見分けている。たとえ本人がそうした見分け方の違いに気づいていようとなかろうとである。」

 これについて補足しておきます。

 例えば、窓台の上に置かれた花瓶を一つ描こうとしたときを想定してください。そのときあなたは最初に何を考えますか。花瓶の形でしょうか、陶器やガラスといった材質でしょう、それとも花がないから生けようとする要素の追加でしょうか、あるいは背後の景色でしょうか。そのどれもが描く枚数を重ねさえすれれば誰でも描けますので優先度は低いです。

 最も優先度が高いのは、窓台という水平の平面の面に花瓶が垂直に置かれ安定しているという事実であり認識です。これが描けないと、その先いくら技巧をこらしても安定した花瓶を描くことはできません。建築構造力学の世界でいえば安定構造物になります。人間の眼は、最初にそれを意識しようとしまいと見分けています。ついで花瓶の重さであり、いい換えれば質量を持った物体が3次元の空間の中に置かれているとする事実です。だからパースペクティブという概念が発生してきます。つまり今のデッサンの最初の認識は科学です。

 現代社会は、アプリが進化しているので、デッサン(建築のドローイングも含めて)なんか勉強しなくてもイラストぐらいは描けるし、実際描いている人も多じゃないか、とする反論があるかもしれません。

 そうでしょうか、手で描こうとコンピュータで描こうと方法は問わず、デッサンを勉強してきてた人達と、これをしてこなかった人達の能力差は明白です。

 だからデッサンをしてこなかった人達のイラストは、やはり長く見ていると不協和音や違和感を感じますし、意図的に行うことを別にして3次元の空間の中にあるはずの形態が正しく描かれていなかったり、デフォルメの意図を間違えていたり、あるいは何回も発表されると技法がワンパターンだと感じてしまい一つの表現方法から抜け出せなくなります。イラストの癖で、ある種の表現方法に効果があることがわかると、人間はそこにしがみつくわけですね。デッサンをしてこなかった人たち固有の現象といえます。

 イラストを描く方法が手書きからコンピュータに変わっても、個人の能力の有無には変わりがありません。そんな思いつきだけで描かれたイラストでWEBの世界は氾濫しています。だから私はデッサンをちゃんと勉強して正しく3次元の形態が捉えられる勉強をしましょうといいたい。抽象化したりデフォメル化するのは勉強してからでも十分可能です。

 つまりアプリの進化=個人の能力の進化ではない、というのが変わらないデザインの原則です。そうした認識があって勉強して個人のオリジナリティーが形成されてくるわけです。

 さて横並びの人並み志向のライフスタイルや平均化の発想は廃棄して、ちゃんと勉強してオリジナリティのあるクリエイションをしたいですね。人間とは、社会が評価しようとしまいとに関わらず常に能力を持った実力者でありたいと思いますし、その方が格好がよい(笑)。それが今のライフスタイル・ポリシーでしょう。そんなことを私は、もう35年前の地域づくりの報告書で書いていました。


沖縄県慶良間諸島、2019年4月22〜23日

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離11mm,露出補正±0,f/4.4,1/160

ISO125,焦点距離9.2mm,露出補正±0,f/4.3,1/160

ISO125,焦点距離12mm,露出補正±0,f/4.5,1/125

ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正±0,f/4.6,1/200

ISO125,焦点距離14.1mm,露出補正±0,f/4.6,1/160

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Nikon Freak365. 日本人の蕎麦嫌い!

2019年05月07日 | diving

 画像は、スズメダイ科のハナビラクマノミ。縦模様2本がクマノミでディズニー映画風にいえばニモ、1本がハマクマノミ、線でなく面の赤白がカクレクマノミ(派手なんだけど)、ボディが茶系で線1本がハナビラクマノミ、赤白黒で頭が赤いのがトウアカクマノミと似たもの同士で5種類ある。

 いつ潜っても必ずといってよいほど海草さえあればどこでも遭遇できる魚だ。

 だから食材に例えると、全国どこにでもある蕎麦屋みたいだ。日本人の蕎麦好きといういい習わしがあるが、私は日本人の蕎麦嫌い!、という言葉もあると考えている。

 それは私自身が、蕎麦を評価していないこともある(蕎麦というのはラーメンも含むけど)。蕎麦がまずいとか生理的に食べられないとかアレルギーだからというわけではない。

 私が蕎麦嫌いになる利用は、タンパク源が皆無、つまり栄養源として不足しているということ。それにどこか年寄り臭く外で食べる食材ではないし、パスタと比較すると腹がふくれて胃がもたれるから特段消化がよいわけではない。ランチで間違って蕎麦定食を食べたら、午後は膨れた腹と空腹を同時に抱えつつのいやな気分だし、それでは動けない。蕎麦なんて他に食べるものがないときに、とりあえず空腹を満たそうという非常食だろう。

 私は、皮肉なことに神田の生まれだから、三時のおやつに藪蕎麦は食べたし、京都の尾張屋だって食べにでかけた。実際京都は蕎麦屋が大変多いが、それは京都人のケチ意識の表れだろう。蕎麦ではダイビングもできない。

 幸いこれまでダイビングボートのランチで蕎麦が出たことがないし、今後も出る可能性は皆無。やはりダイビングの後は、肉か魚のタンパク源の補給が必須になる。それほどダイビングは体力を消耗するスポーツだ。だから蕎麦は、二日酔いの胃が弱っているときぐらいしか食べたいとは思わない。もちろん淡泊な沖縄そばなんか論外であり、沖縄で、どこにいってもありつけるのはステーキなのです。

 そんなわけで、日本人の蕎麦嫌い!、という言葉もあるはずだ。

 さて10連休も終わった。もちろん連休は仕事と決めていたが能率が悪い。というのも回りが休んでいるから一人動いてもしょうがない、出かけてもどうせ店は休みか混んでいるので購買意欲はない。精々スポーツセンターで連休カリキュラムに参加したぐらいで、あとは終日パソコンの前にいたというのは芸がなかったか。普段よりも随分と長く感じられ、連休も結構疲れるのであった。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22日

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離7.2mm,露出補正±0,f/4.2,1/60

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番外編409. 名門撮影機材メーカーが消える日!?

2019年05月06日 | Photographic Equipment

 

 次のダイビングに出かける前に、撮影機材をチョイスする時が楽しい時間だ。

 といって今は水中機材が手元に1種類しかないから、あとは街を徘徊する機材の選択だけ。でっ、これがデジタルで行くかフィルムでゆくか迷う。世話がないのはデジタルだが、寂れ気味の沖縄の街はフィルムでいいよなと結論が出ない。じゃ外観で決めようとシステムを撮影してみたら、やはりフィルム機材のほうが格好がよい。デジタルは水中機材で代用できるので、フィルム機材で決まりか・・・。

 あろうことか昨年業務用カラーフイルムをまとめて調達した。ISO100だからラチチュードがデジタルより広範囲という利点があるが期限内に使わなければとするプレッシャーもある。

 このところキャノンもニコンもすこぶる大きな経営不振が続いている。名門ニコンも三菱重工あたりのどこかの部門へ経営統合されるのだろうか。撮影機材以外の分野への社員配置転換を相当意識的に行っているようだから、すくなくとも名門撮影機材メーカーとしてのニコンは消えようとしているのではないかと懸念している。

 従ってこのハウジングレスの水中機材である黄色いニコンCoolpixW300も市場から消えつつある。iPhoneの少ない欠点の一つは水中で使えないことだった(それが・・というのは後日)。だからこの機材はこれまで貴重だったのだが、ニコンも儲からない撮影機材はすべて撤退の気配濃厚で後継機種はもう出ない可能性が高い。どこか寂しいデジタル機材の世界だし、消えるのも早いだろう。

 そんなことを考えると、来年はオリンピックの年だから、報道メディアの人間達がいうような新しいニコンD6とかEOS1DXmark3などを市場に出せる経営状況ではない。むしろそれらは登場しないというのが大方の見方。もう市場のいうことをきいて撮影機材をつくっていられる経営状況ではないということでしょう。

 最後にミラーレス・システムを登場させたけど、とても起死回生のアイテムとは思われない。というのもオリンパス機材などは8年前からミラーレス仕様だから特段新しいことではない。だから名門撮影機材メーカーが消える日!?、も近いのではないかとユーザーの一人は懸念している。これが杞憂で終わればよいのだが。

 平成を振り返ると、デジタル一眼レフを最初に登場させたのがニコン。だがニコンはLBCASTと呼ぶイメージセンサーの開発で失敗。そこでSONYのイメージセンサーを乗せるようになった。そのSONYがミラーレス・デジタル一眼レフを大々的につくるようになったからマーケットがかぶりますよね。

 個人的には、当時イメージセンサーで大変優れたFUJIと共同開発して新しいイメージセンサーをつくればよかったと思うんです。それにFUJIは今でもフルサイズの機材はつくっていないので、ニコンとかぶらない。そうはいっても今のニコンはフルサイズの機種だけ残して、あとは全て廃盤にしたいのでは・・・。

 実際当時発売されたFUJI Finepix S5proというデジタル一眼レフは、ニコンD200のメカニズムを使いながらFUJIのイメージセンサーを搭載していましたから大変綺麗な色とニコンの手応えがある操作が大変使いやすかった。やはりFUJIは、フィルムを長くつくってきたから色の感性が良く、そのためのスキルも持っている。それがSONYに対向できる柱になったと思いますけど、どこか私には想像できない事情があったんでしょう。

 そのS5proも家の収納スペースがあふれてきたので、惜しかったけど先日売却。最後に撮影したら、今みても自然で綺麗な色合いでポジフィルムの美しさを延長した発色だったことが印象的でした。中古ボディの購入価格で1万円かそれ以下だろう。今も発売されているFUJIのデジタル機材でも色は大変綺麗ですね。


SONYα6000,Carl Zeiss Vario-Tessar f4/16-70mm ZA OSS T*

ISO6400,焦点距離70mm,露出補正+0.7,f/5.6,1/80

ISO6400,焦点距離64mm,露出補正+0,f/5.6,1/100

 

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Nikon Freak364. 旅の始まり

2019年05月05日 | diving

 女を抱くより、もっと面白い仕事があるとしたら、それは海外のフィールドワークかもしれない。一寸インパクトのある書き出しで。

 というのも彫刻と英語の達人のS君がまた面白い企画を持ってきた。知り合いのアーティストが海外で個展を開くので訪問しようというお誘いだった。

 ならば行くか・・・。先進国というのは、つまらないというのが我々の認識だ。やはり、面白いのは開発途上国かそれに近い国だろう。今回も、主要先進国ではない。

 幸い、こちらは建築の専門家だから建築に関する知識は無尽蔵に勉強し、そして全部忘れている(笑)。あっ!、この建築しっている、でも全部忘れたというのは痛快だ。ただし建築に対する美意識だけは残っているので、世界文化遺産建築をみながら、いいの、地味だ、愚作だ、つまらない、と批評はできる。

 さてフィリピンでは、あやうく若い女の子が余っているから、嫁にもってゆけとお土産に持ち帰らされるところだった。今度は、純然たる世界文化遺産探訪だから、そんなうわついた話はないが骨董の収集家がきそうだ。ちゅうことは骨董屋の後ろをくっついてゆけば、怪しい写体にありつきけるかもしれない。

 でっ、もう一つ楽しみなのが、帰国した空港から、その足で沖縄へダイビングに行こうと目論んでいる。旅の勢いというのがある。出たついでに抱き合わせでというわけだ。旅の終わりがダイビングというのは願ったりかなったりだ。

 さて7月までまだ長い。もちろん京都の祇園祭なんかくそ食らえだ。

 今度の旅がいつゴーサインになるかというと、eチケットをとったときからだ。本当にゆくのかいな!?。

 画像はコブシメ、つまりイカ。右側に向かって泳いできた。それが普通。そしたら今度は左側に後退した。まあ女と一緒で気まぐれでよくわからん魚だ。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22日

Nikon CoolpixW300

ISO180,焦点距離10.1mm,露出補正±0,f/4,.4,1/200

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Nikon Freak363. 旅のパッキング

2019年05月04日 | diving

 デッサンを踏まえて描かれた絵と、そうでない絵とには違いがある。前者は、みている側が安心してみていられるし、後者だと不安やら不協和音を感じてしまう。人間の眼や意識は、それらの違いを暗黙のうちに見分けている。たとえ本人がそうした見分け方の違いに気づいていようとなかろうとである。

 だから、必要が無くてもデッサンの訓練は日々必要だ。といって美大の受験生みたいに静物画を描くというのでは筆がすすまない。まあ人物のクロッキーなら、人間は見慣れているから調度よいか。それに5分ポーズといった具合に時間が限られているなかでの描写だから、モチーフを概略的にとらえる眼や意識の訓練になっているだろう。

 さて次のダイビングのために荷物のパッキングをしていた。前回は12kgと重かったし、使わない衣類まであった。そこで前回使わなかったモノを次々と排除していって、ついに7Kgになった。旅のパッキングって、もしかしたら使うかもしれない、といった老婆心が働くときが結構ある。そんなときは切り捨てたり現地で調達するといった具合に考えればよいのだろう。ときどき老婆心のパッキング虫が登場するので、やっつけるほかない。

 軽くなると、時間つぶしのツールとして絵具とスケッチブックを入れようか。つまりこれまでにないアイテムを加えることだ。撮影画像をみながら魚の着彩をし、沖縄の退屈な夜の時間をやり過ごせるだろう。じゃあデッサンは暇つぶしかと問われれば、まさにそうなのである。暇をつぶす間に描写力を維持向上させようというはかない努力なのである。

 もちろん魚や水中のランドスープが綺麗だったり面白かったりとする理由もある。画像の記録だけではなく、手を動かし意識の中に感動や経験を潜り込ませようというわけだ。手を動かすことで記憶され、そして美意識がやどる、つまり人間は、手の中に脳みそがあるわけだ。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22日

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離5.1mm,露出補正±0,f/2.8,1/250

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Nikon Freak362. 外気温26°、水温23°

2019年05月03日 | diving


 ウミウシ4題である。ウミウシもWikで調べると後鰓類(Informal group)の一つで、貝殻が縮小、体内に埋没、消失などした種の総称とあり、分類できないという意味はなんだろうかと、今ひとつよくわからない生物だ。つまりどうしてこんなのがいて、なんか役に立ってんのかと思ったりするが、その色が綺麗であるというのは人間の見方であって、実は警戒色らしい。そして図鑑1册ができるほど種類も多い。

 今回2日間だけのダイビングだった。冬のオフシーズンだったから半年のブラングがあった。まあ耳抜きも潜っているうちにクリアしたが眉間が痛い。そういえば事前に耳鼻咽頭科のクリニックに出かけたら、鼻の内部が少し赤くなっているよと先生からいわれていた。水の中ではこんな風に現れるのかと再認識。1分程で痛みは治まったが、船に上がったら鼻血をだしていた。ブランクがあると最初は体が慣れないようだった。そんなわけで、今回のダイブで通算211本だった。まだまだ初心者の域を出ない。ちなみにインストラクターになると、年間で500〜1000本近く潜っているだろう。プロとは桁が違うアマチュアダイバーだ。

 もちろん、PADIの次の資格にはダイブマスターがあるが、多分最初に行われる水泳能力で私はおちるだろう。だからマスタースキューバダイバーどまりだし、そもそも人をガイドするほどの体力はない。私はそれでよいと思っている。研究レベルでいえば大学院の修士課程あたりかな。

 それでも潜れば、水中の地形や魚たちの造形に心を奪われ撮影機材を向けている。水中で毎年同じようなモノを撮影しているが、何故か少しずつ変化している。例えば昨年は綺麗な珊瑚が群生していたところは、綺麗さっぱりさらわれて壊滅していたといった具合にだ。水の中も毎年様相が違っている。

 外気温26°、水温23°、少し冷たさを感じるダイビングだった。

 

沖縄県慶良間諸島、2019年4月22〜23日

Nikon CoolpixW300

ISO125,焦点距離6.2mm,露出補正±0,f/8.7,1/30

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正±0,f/8.6,1/200

ISO125,焦点距離7.8mm,露出補正±0,f/8.5,1/250

ISO125,焦点距離8.5mm,露出補正±0,f/8.6,1/100 

 

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Nikon Freak361. GDPR

2019年05月02日 | diving

 岩陰にいるのはネムリブカ(ホワイトチップ)。動かないから寝ているのかな。フカとサメは、漢字で書けば鱶と鮫で表記は異なりますが同一の魚類です。フカは西日本での呼び習わし方という説もあります。

 さてサメのようなヤツといったら、ずるがしこい狡猾な人間を思い出すかもしれない。

 先日Facebook(FB)である広告をつついて、その先の説明を読んだことがあります。その後この同じ広告が別サイトで登場した、つまり私が感心をもった広告がどこかで記録されていたわけです。SNSも見方によってはサメのような狡猾なヤツといったらよいかな。

 以前からFBは文字数の制限があり、私にはとても文章をかけるサイトではないと思われたので、gooでブログを書き続け、リンクさせてFB上で情報発信の役割をはたしてきましたし、今もそうしています。

 だからFBとは、リンクするだけのお付き合いです。そうして私というアイデンティティやオリジナリティを維持してきたわけです。FBで私のリンクさせたブログに対して、好意的に、いいね!、をしてくれた友達も多いですが、私は返事も書かないし、お義理のいいね!、もしないから随分と失礼なヤツにうつったでしょう。いや、むしろできるだけ、いいね!、をしないように努めてきました。

 その理由は、いいね!、こそがまさにトラッカーの可能性があるからです。貴方が、いいね!、押す毎に何に関心を持っているのかとする情報がFBのサーバーに蓄積されてゆくのではないでしょうか。そのあたりのことが不透明なので、今ひとつFBにのりきれないわけです。そして情報が蓄積すればビッグデータになります。ビッグデータを解析するのにAIが必要になる。

 ビッグデータ、AI、という今社会で話題になっている言葉を横に並べると、これらの言葉が同時期に発生していることが気になりますね。というのも実はそれらは密につながった一つの巨大システムが既にできているからでしょう。まさにサメのような狡猾なヤツらですね。

 どんな場合でも情報の受信側にいてはいけませんし、また他人の情報をリンクするだけでは、やはり情報の拡散者ではありますが発信者にはなれません。ここはあくまで個人のオリジナリティある情報を発信をしてゆくことのほうが、望ましいというべきでしょう。それが私というアイデンティティの維持だと思います。

 私はブログを書き始めるときに、文章も画像も全て私のオリジナルを掲載するというポリシーをたてました。そのポリシーは今も変わりません。だから情報の発信者で居続けられるわけです。それにgooのブログをみると大方のブロガー達は、それぞれなりの方法でオリジナル情報を発信しています。そこにブログの価値があるんだろうと思われます。

 さてそうした巨大システムの発端であるトラッカーについて、Googleアナリスティックというサイトに使い方がアップされています。あなたの個人情報をはじめとして蓄積した膨大な情報を世界の誰でもが使うことができるわけです。もちろんGoogle自体もです。それってヤバいのではないですか。

 だからEUでは、一般データ保護規制(General Data Protection Regulation(GDPR))を設け2018年5月から運用しています。個人情報を扱う権限は個人に帰属するものであって世界の誰でもが自由に扱えるものではない、とする考え方です。個人情報の扱いは、基本的人権と同じ意味を持つということでしょう。


沖縄県慶良間諸島黒島ツインロック、2019年4月23日

Nikon CoolpixW300

ISO500,焦点距離7.8mm,露出補正±0,f/4.3,1/50 

 

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Nikon Freak360. 沖縄のダイビングの復活 Okinawa's Diving Revival

2019年05月01日 | diving

 4月の下旬に私は、沖縄でダイビングをした。それは今年初めての経験だった。しかし水温23°であり、私には冷たかった。従って顔の眉間が痛かった。そして船に上がってきたら鼻血をだしていた。私は、医者の言葉を思い出していた。それは鼻の内部が赤くなっている診断だった。

 沖縄の海は、低気圧の通過で水は濁っていた。水の透明度は15mぐらいだった。それに魚も少ない。私のダイビングは、半年のブランクがあった。私は幸いにも人並みに潜れた。だから今年もダイビングを続けられるだろう。

 今日から元号が、令和になっている。だからこのブログも今日だけの試みをした。それは機械翻訳による英文を加えることだ。しかし、この編集では、日本語の原稿が書きにくい。だから今日だけの試みで終わるだろう。それにこの編集は、多くの時間が必要だ。私は、この方法を継続的に続けるのは、無理だと判断した。

 

 In late April I dived in Okinawa. That was my first experience this year. But the water temperature was 23 ° and I was cold. Therefore I was hurting my face. And when I came up to the ship, I was bleeding my nose. I remembered the words of the doctor. It was a diagnosis that the inside of the nose was red.

  In the Okinawan sea, the water was cloudy due to the passage of a low pressure. The transparency of the water was around 15m. Besides, there are few fish. My diving had a half year blank. I was fortunate enough to dive in the crowd. So you can continue diving this year.

 The era of today has been a REIWA. So this blog also tried only today. It is to add English by machine translation. However, in this editing, it is difficult to write Japanese manuscripts. So it will end with only today's attempt. Besides, this editing requires a lot of time. I decided that it would be impossible to continue this method continuously.

 

Okinawa Prefecture Kerama Islands

Nikon CoolpixW300

ISO125、Focal length7.8mm、Exposure compensation0、f/4.3、1/50

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