

このところ、ひたすら、ニジマスによって如何にオショロコマ等が被害をうけているかを訴え続けてきましたが、ちょっとここらで一息いれたくなりました。
この日、孫、長男君をつれて 北見市の 北網圏文化センターで開催されている トリックアート展 を見にゆきました。




















心と視覚の迷宮。 不思議。 おもしろ。 トリックアートの世界でした。

ニジマス放流に関しては、その生態系にあたえる影響を行政も釣り人も、もっともっと真剣に考えるべき潮時と断言します。
生態系に関する日本の釣り人および行政の意識レベルは、先進国の中ではいまだ幼稚園児の段階と言わざるを得ないかもしれません。というより、あまりにも実体を知らないだけなのかも知れません。しかし、だからといって外国の完全サル真似をする必要もありません。日本独自の生態系と遊漁の調和を考える必要があります。種々の外来生物にあふれた現代の日本において、いまさら外来魚だけは絶対ダメと単純思考で決着するのも、実は不公平で現実にそぐわない場合があります。
ニジマス釣り愛好家たち(私もそうですが)も、ひたすらだだをこね、屁理屈をこねている場合ではありません。将来的にニジマス釣り場を守りたいなら、そろそろ考え方を変換すべきです。オショロコマなど在来魚に影響を与えかねない水域には決してニジマスを放流しないという固い決意と実践が必要です。万一決心できない方がおられましたら、恐れ入りますがこの一か月ほどのオショロコマの森ブログ5をもう一度読んでいただけるよう懇願する次第です。

