オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

早春、オショロコマ生息域に遡上、産卵する巨大ニジマスを駆除

2014-12-25 19:52:12 | ニジマスによる被害
にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村



早春、オショロコマ生息域に遡上、産卵する巨大ニジマスを駆除

この日は 晴れたり曇ったり 気温~18℃
 
早春、北見市近郊のとある渓流の源流域に産卵のため遡上する巨大ニジマスを狙ってF氏と二人で北見市を朝9時に出発。

この渓流では従来、放流ニジマスが繁殖して一時期は在来のオショロコマを完全に圧倒していた。

私たちは年に5-6回のニジマス駆除を続けてきたが、釣り圧に弱いニジマスは徐々に減少し、最近ではオショロコマとの勢力関係が逆転しつつある。

この日は50cm級のニジマス2♂♂ 若ニジマス25cm 2匹とオショロコマ7匹を釣って撮影。

オショロコマは撮影後すべて丁寧にリリースしたがニジマスはキープした。

この渓流では大型ニジマスをひきずりあげる浅瀬がないので、あらかじめ用意した大型ランデングネットを用いた。


























ここのオショロコマ♂は腹部が鮮やかに黄色くなる特徴がある。



アメマス






ニジマス若魚























もしかすると、この渓流のニジマスは、なんとか押さえ込めるかも知れない。しかし最終的にはどうなるかわからない。いまだ本格的なチビニジマス軍団が形成されていないので、産卵遡上大型ニジマス駆除の方針が、まだ有効な段階とおもうのだが。

攻撃的外来種のブラックバスやウチダザリガニの積極的駆除が一時期ブームのようになっていたが、最近はどうなのだろうか。 ニジマスはそれらに匹敵する攻撃的外来種として振る舞う場合があります。オショロコマを守るためのニジマスの駆除は、いまのところ話題にすらのぼることがありません。しかし、事態は逼迫、渚滑川水系などを筆頭に各地ですごい勢いでニジマスがオショロコマにとって代わろうとしています。私たちは、この現状を訴え続けてきましたが、そろそろ多くの方々にもオショロコマの危機的状態に、ほんの少しでも気づいていただけないだろうかと切望する次第です。


   この項、続く。






にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村


にほんブログ村 釣りブログ 渓流釣りへにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする