

晩秋、川底に堆積した枯葉の中から飛び出す寒ニジマス
201X-11-7 (金) 晴れ 寒い 寒い 寒い
朝9:30 歯科検診へ行った。5年ぶり。 歯石が少したまっているが幸い虫歯はなかった。まず前歯の裏の歯石を取ってもらい今日は終了。歯周ポケットは基準よりやや深めとのことで要注意。
午前11;00 天気が良いので寒いからと嫌がるかみさんを強引に誘って北見市近郊のニジマス川へ釣りに出かけた。
最初の橋から、大たまりをのぞくと 瀬尻では 3-40cm のニジマス 7匹がゆらゆらやっている。
しかし橋の上の我々に気づき、全部ぴゆーっとボサ場の下へかくれてしまったのはいつもと同じ光景だ。
どうしたのだろう。いつもと違って今日はニジマスがまったく釣れない。


この時期は、水量の変化が少なく川の流れも安定してくるため水の透明度が増す。そのため川の水が限りなく澄んでくる。草木の葉が全部落ちた上、今日は快晴で日射しが川底まで届いて川の中がとてもよく見える。


ということは魚からもこちらが丸見えに違いない。
まったく魚信ないのはそのせいだろうか。

それとも、滅多にはないことだが、私たち以外の釣り人が入っているのだろうか。
結局ニジマス若魚3匹でおしまい。いつもは必ず釣れるここぞというたまりも全部だめだった。

寒いし釣れないしかみさんは怒り心頭、ぶーたれブーブーぶーブーぶー。やたらと不機嫌になってきた。
そこで、深い笹藪をこいで、いつもは入らない奥深い久しぶりのポイントへ向かった。この時期、こういった藪こぎ中を100-200mの距離で鹿撃ちハンターに見つかると鹿と間違えられて誤射される危険があるので要注意です。

良ポイントの続く水域に出た。
ここも川底まで丸見えで同じような条件だ。

しかし、流れのゆるやかな深い川底に厚く堆積した枯れ葉の中から突然ニジマスが躍り出てヒット。
びっくりした。
ニジマスたちは枯れ葉の中にもぐっていたのだ。



出来るだけ姿を見せないようにしてそっと振り込むと枯れ葉の中から次々とニジマスが飛び出してきて 結局 30cmくらいまでのニジマスがかなり釣れた。












こんなことは初めての体験であった。
ここはオショロコマが壊滅してニジマス一色になってしまって久しいニジマス川だ。
ニジマスたちは、丁寧にリリースした。
午後陽が傾き出すと、寒さが最高潮に達し、思い切り着込んできたにもかかわらず、ぶるぶる低体温症気味。
もう釣りなんかやだーっと怒り狂って騒ぐ妻をなだめつつ帰路につく。
夕食はおいしそうな銀鮭一切れ150円を買ってあったのを焼いて焼き魚定食。
今日、心ならずも針を呑ませてしまったニジマス1匹はリリースしても死んでしまうため持ち帰った。
一緒に焼いて食べたが寒ニジマスはおいしかった。


