オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

本流ニジマスとオショロコマの闘い

2018-12-21 13:39:20 | ニジマスによる被害
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本流ニジマスとオショロコマの闘い。


201X-7-4(金)  晴れ のち曇り


北見を10;00 出発。ニジマスとオショロコマが拮抗している渓流へ向かった。


この水域は本流で支流ではない。この日の水量は普通。


いつも本流デカニジマスがひそむ最初の深いたまりでかみさんが振り込んだとたん、予想どおりの猛烈ヒット。



ギューンと細い渓流竿がものすごい勢いで絞り込まれ竿先が水中に没するが、次の瞬間、パーンッと針がはずれ逃げられた。



いつものパターンで、今回も釣り針がデカニジマス口腔内の軟部組織を浅くすくう形で刺さってしまったものと思う。


大型魚の口腔内に釣り針が刺さるが貫通できず、軟部組織が切れて釣り針がはずれるパターンだ。



まあ、私たちの釣り方では、これが限界で、仕方ないでしょう。







 


そのあとは オショロコマと ニジマス25-30cmが ぱらぱらと釣れたが大型ニジマスは現れなかった。
































































オショロコマにとっては、デカニジマスよりはるかに怖いのはチビニジマスだ。



このような 恐怖のチビニジマス がけっこう見られるようになると、普通、オショロコマに勝ち目はなくなってくる。



チビニジマスの存在は、そこでニジマスが順調に繁殖していることを示している。



チビニジマスは数年で成熟し、こうなるとオショロコマは圧倒されはじめ次第に駆逐されてほどなく消えてゆく。



ほどなくという期間は水域によって様々で、数年のこともあるし、時には数十年のこともある。


私は、その両方をつぶさに見てきたが、はっきり言えることはオショロコマにとってニジマス放流は迷惑千万以外の何者でもないということだ。



かなり苦労しながら150mほど釣り下り、いつものところで引き返した。 







この日は、疲れたわりには大物がおらず不満足感が残った。



そこで数Km下流の別のポイントへ入ってみた。



林道入り口に80歳越えの老釣り師が立派なビクをぶら下げて歩いていた。何を釣るのかな。



最初のたまりでかみさんが30cmくらいの良型ニジマスを釣ったが移動中に逃げられ撮影できず。



すこし下った本命のたまりは最近の大増水の影響か土砂がたまって浅くなっており魚信なし。
 


引き返して上流の見事な大たまりをさぐったがいかにもいそうなのに魚信なし。







その上のたまりでオショロコマ良型1匹で終了。 




きょうは ちょっと不満足感が残る釣り行であった。







PS : この頃は、この水域では、いまだにオショロコマがそこそこ見られていた。しかし、その後は繁殖し続けるニジマスに押される一方で、最終的に 2018年 にはニジマスが、かっては豊富に生息していたオショロコマを完全制圧しています。





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