オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

放流中止でニジマス激減

2018-12-03 21:37:12 | ニジマスによる被害
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放流中止でニジマス激減


201X-9-7 (土) 高曇り 小雨 寒い


この日はラクヨウキノコを採ったり、近郊の川3本をまわってオショロコマ、アメマス、ニジマスの棲息状況を調べ撮影を行った。




最後に、久しぶりにT川本流の大規模ダム下のポイントへいったがダム周囲の灌木帯に群生するハンノキが一気に大きくなって景観がすっかり変わっていてびっくり。




期待に反してダム下ポイントでは小型オショロコマばかりで数も以前と比べると異常に少なく、他には小型アメマス少しのみ。




 










     




ダムから川を下ってゆく。











やがて昼なお暗いうっそうとした原生林の森の中へ入って行く。






いかにも良さそうなポイントが現れる。














































森の中でのポイントでは良型アメマスが次々にかかり、オショロコマはみられずアメマス天国の様相だ。














































アメマスは幼魚、若魚、尺近い成魚までが見られる。




最後の最後に小型ニジマス3匹が釣れた。 















最終的に、ここでの釣り果はアメマス10、オショロコマ5、ニジマス3 であった。


ここでは以前はニジマスが圧倒的に多かったが、在来の生態系保護に目覚めた所轄自治体がニジマス放流を止めたことと、その後の釣り圧のせいかニジマスは激減、在来種のアメマスが増えてきた。


一方、対照的に、かっては豊富に棲息していたオショロコマの回復はやや遅れており、ほかの渓流と同じく、勢力を増すアメマスに負けてゆく可能性がある。


撮影させていただいた渓流魚は丁寧にもとの場所にリリースしました。


その下流はずつとダラ川で ポイントがなく川を上がった。 


近年、無制限なニジマス放流を見直す自治体や団体が増え、上流に在来種個体群が棲息する川には安易にニジマスを放流しないという十勝ルール(十勝川ルール)などが浸透して、在来種保護といった視点が広く認識されつつあることは本当に喜ばしいことだと思います。





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コメント
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