ニジマスバスターズにまもられた美しいオショロコマ個体群

201X-7-15 (金) 曇り 19度C
この日は朝から蝶( ウラジャノメ、ヒメシジミ )の撮影のあと、近くの渓流のオショロコマを見に行ったあと、もうひとがんばりしてもう1本の渓流、FK川のオショロコマの様子を見にいった。
他の釣り人の痕跡があった。

私の入る渓流では滅多に私以外の釣り人に会ったり、ほかの釣り人の痕跡を見ることはない。

ここは国道から林道に入ってすぐで、とても入渓しやすいからだろうか。

おそらく、今回はニジマス狙いの釣り人が入ったものと思われ、いつも多数のニジマスと少数のオショロコマがたまっているポイントに魚の姿はなかった。

仕方なくちょっと入渓しにくいが強引に草木をかきわけて進み、別のポイントへ降りた。


200mほど下流で倒木が通せんぼをしているところまで釣り下り、オショロコマを少し釣って撮影。




この渓流に特有の鮮やか紋理の♂などオショロコマ11匹を釣って撮影した。





成魚のみならず若魚、幼魚も釣れて世代交代、繁殖もそれなりに行われているようだ。






この渓流は、近年かなりニジマス汚染がすすみ、立派なたまりはことごとくニジマスに占拠されたかに見えるが何故かオショロコマは完全には負けてはいない。
その理由は、おそらく、何人か、この渓流にはニジマス狙いのニジマスバスター氏がいるためと思う。
彼らの加勢があるため、オショロコマたちは本来なら勝ち目のない宿敵ニジマスによる壊滅をまぬがれているのであろう。
実際、この日は普段は多いニジマスがことごとく釣られたようで、意外にも1匹も見かけなかった。
渓流の宝石などともてはやされる一方、ニジマス狙いの方にとってはオショロコマは食べてもおいしくない外道そのものであり、ここでは恐らく釣られてもリリースされているのではないかと思う。
ちなみにニジマスバスターズの方々には二通りがあり、一つは純粋にニジマスを食べるために釣って持ち帰る人たち、もう一つはオショロコマ棲息水域に侵入してオショロコマの存続を危うくするニジマスを積極的に駆除する方々です。
近年、絶滅危惧種VU オショロコマをニジマスによる壊滅から守る後者のタイプのニジマスバスターズの方々が増えています。
いずれのニジマスバスターズの方々も結果的にオショロコマを守り、地球温暖化にともない将来的に起こるかも知れない滅亡を先送りしてくれる強い助っ人ということができます。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。
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他の釣り人の痕跡があった。

私の入る渓流では滅多に私以外の釣り人に会ったり、ほかの釣り人の痕跡を見ることはない。

ここは国道から林道に入ってすぐで、とても入渓しやすいからだろうか。

おそらく、今回はニジマス狙いの釣り人が入ったものと思われ、いつも多数のニジマスと少数のオショロコマがたまっているポイントに魚の姿はなかった。

仕方なくちょっと入渓しにくいが強引に草木をかきわけて進み、別のポイントへ降りた。


200mほど下流で倒木が通せんぼをしているところまで釣り下り、オショロコマを少し釣って撮影。




この渓流に特有の鮮やか紋理の♂などオショロコマ11匹を釣って撮影した。





成魚のみならず若魚、幼魚も釣れて世代交代、繁殖もそれなりに行われているようだ。






この渓流は、近年かなりニジマス汚染がすすみ、立派なたまりはことごとくニジマスに占拠されたかに見えるが何故かオショロコマは完全には負けてはいない。
その理由は、おそらく、何人か、この渓流にはニジマス狙いのニジマスバスター氏がいるためと思う。
彼らの加勢があるため、オショロコマたちは本来なら勝ち目のない宿敵ニジマスによる壊滅をまぬがれているのであろう。
実際、この日は普段は多いニジマスがことごとく釣られたようで、意外にも1匹も見かけなかった。
渓流の宝石などともてはやされる一方、ニジマス狙いの方にとってはオショロコマは食べてもおいしくない外道そのものであり、ここでは恐らく釣られてもリリースされているのではないかと思う。
ちなみにニジマスバスターズの方々には二通りがあり、一つは純粋にニジマスを食べるために釣って持ち帰る人たち、もう一つはオショロコマ棲息水域に侵入してオショロコマの存続を危うくするニジマスを積極的に駆除する方々です。
近年、絶滅危惧種VU オショロコマをニジマスによる壊滅から守る後者のタイプのニジマスバスターズの方々が増えています。
いずれのニジマスバスターズの方々も結果的にオショロコマを守り、地球温暖化にともない将来的に起こるかも知れない滅亡を先送りしてくれる強い助っ人ということができます。

この日も撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧に元の場所にリリースしました。
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