オショロコマの森ブログ5

渓流の宝石オショロコマを軸に北海道の渓流魚たちと自然を美麗画像で紹介します、

私が嫌いな知床の渓流に棲む美麗オショロコマ

2020-09-20 15:30:20 | 渓流魚、蝶、自然
私が嫌いな知床の渓流に棲む美麗オショロコマ





20XX-10-11 (土) 強風 曇り のち雨 のち曇り のち雨 寒い


このところ泊まりがけで知床のオショロコマを見にきているのだが、多少予想はしていたものの台風の直撃を受けた。



昨夜は風速35mとのことで柳の大木はボキボキ折れ、木の枝が吹っ飛んで、このホテル全体がギシギシと不気味な音をたてていました。




朝風呂温泉にはいり朝食をとったが、昨夜からの風雨はまだ続いておりとても釣りに出かける雰囲気ではない。





テレビをみたりしながら時間をつぶすが、天候は少しづつ落ち着いてきた。


 


本降りの雨は徐々に小降りになり、やがて小雨になった。




いつまでもホテルでのんびりする気にもなれず、午前11時チェックアウトし小雨のなか出撃。




羅臼の町へおり、仏具を売っている店と併設の食堂で昼食にラーメンを食べた。



外で民宿のおじさんがサケを大量にさばいているのを少し見学、撮影させてもらった。 



雨が小降りになり空も明るくなってきたので まず近場の KNN川 へ向かった。


この渓流は海からしばらくは自然度の高い流れだが、雨のせいか水量が多く急流。






大岩ごろごろでポイントをつかみにくい川だ。






知床では大岩ごろごろむき出しの川は決まって上流に砂防ダムがあるが、この渓流も上流に大きな砂防ダム群がある。










昔から、浮き岩が多く、岩と岩の間がズドンと深くなったりして危険な釣りにくい渓流で知床では私が最も嫌いな川のひとつである。




よいたまりはあるのだが、全体的には急流の水域が多く昔からオショロコマ個体数はとても少ない。























雨は少しづつ収まり傾向だがなかなか止まない。





小雨のなか比較的釣りやすいダム下流のポイント数カ所で釣ってみたが、かなり苦労して小型オショロコマを10匹ほど釣って撮影、すべて丁寧にリリースしました。
































秋の雰囲気を出そうと川底に枯れ葉がたまっているところで撮影してみました。













小型で暗色調の体色、赤点紋理は細かく数が多い。背部虫食い紋もとても細かく、項部はヤマトイワナみたいに無紋になる個体もいる。ヒレや腹部は赤みを帯びる。









この日も、水中で手早く撮影させていただいたオショロコマたちは全て丁寧にもとの場所にリリースしました。







    この項、続く。




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