にほんブログ村
20XX年10月15日。 曇り のち小雨 のち曇り 寒い
知床半島10月の枯葉ヤマベ
朝7時に北見市を出発。
秋の知床半島羅臼側の山岳渓流3本を一気に調査しようと意気込んで出かけたのであった。
この渓流はこの日、三本目の川でそろそろ私たちの疲労も限界に近づいていた。
知床半島では数少ない源流域までダムの無い貴重な渓流だ。
そのため上流域にヤマベが釣れるごく狭い水域がある。
そこから上流は人間を近づけない函の川となり林道からはるか離れて流れるためアクセスできない。
源流域はヤマベはまったく棲息せず小型オショロコマのみの世界になる。
この川の上流域は水量のある実に美しい渓流だ。立派なたまりには今日もヤマベが多かった。
今年もサクラマスがかなり登ってきているようで、産卵行動に参加した良型ヤマベはやや細身の魚体となり生傷のあとが痛々しい。
顔つきも恐ろしい形相になっている。この時期のヤマベは活性はやや落ちるがなぜか釣り味はむしろ良い。
この時期、産卵行動に参加したヤマベは脂も落ちてぱさついて食べてもおいしくないので枯葉ヤマベと呼んで私たちは食べないことにしている。
実際、撮影していると、背景の川底に沈んでいる枯葉と実によくマッチしてまさに枯葉ヤマベそのものである。
10月の知床は陽が暮れるのが早い。もう陽が傾きあたりが薄暗くなってきており、枯葉ヤマベは40匹ほどを撮影して川から上がった。
今日も撮影させていただいた枯葉ヤマベたちは全て丁寧にもとの渓流にリリースした。
この項 続く。
にほんブログ村
にほんブログ村
20XX年10月15日。 曇り のち小雨 のち曇り 寒い
知床半島10月の枯葉ヤマベ
朝7時に北見市を出発。
秋の知床半島羅臼側の山岳渓流3本を一気に調査しようと意気込んで出かけたのであった。
この渓流はこの日、三本目の川でそろそろ私たちの疲労も限界に近づいていた。
知床半島では数少ない源流域までダムの無い貴重な渓流だ。
そのため上流域にヤマベが釣れるごく狭い水域がある。
そこから上流は人間を近づけない函の川となり林道からはるか離れて流れるためアクセスできない。
源流域はヤマベはまったく棲息せず小型オショロコマのみの世界になる。
この川の上流域は水量のある実に美しい渓流だ。立派なたまりには今日もヤマベが多かった。
今年もサクラマスがかなり登ってきているようで、産卵行動に参加した良型ヤマベはやや細身の魚体となり生傷のあとが痛々しい。
顔つきも恐ろしい形相になっている。この時期のヤマベは活性はやや落ちるがなぜか釣り味はむしろ良い。
この時期、産卵行動に参加したヤマベは脂も落ちてぱさついて食べてもおいしくないので枯葉ヤマベと呼んで私たちは食べないことにしている。
実際、撮影していると、背景の川底に沈んでいる枯葉と実によくマッチしてまさに枯葉ヤマベそのものである。
10月の知床は陽が暮れるのが早い。もう陽が傾きあたりが薄暗くなってきており、枯葉ヤマベは40匹ほどを撮影して川から上がった。
今日も撮影させていただいた枯葉ヤマベたちは全て丁寧にもとの渓流にリリースした。
この項 続く。
にほんブログ村
にほんブログ村