ここのオショロコマ個体群の歴史は 数千年 ? 数万年 ?
20XX-8-19 (土) 晴れ 後 曇 後 晴れ
長年、知床の渓流を訪れてはこまめに渓流の状態やオショロコマの棲息状況を調査してきました。
この日は、まず知床半島羅臼側の小渓流KKR川の独特のオショロコマを撮影。
腹部は赤いものが多いが白いものもいる。
黒っぽい魚体に赤ヒレ・赤腹・深紅の小型赤点紋理のオショロコマを幼魚から成魚良型まで1時間ほどかけて、釣っては手早く撮影記録し丁寧にリリースした。
渓流そのものがとても小規模で、独特の外観を呈するここのオショロコマ個体群の規模は恐らくとても小さい。
恐らく、海を介して大きな天変地異の際などに別の遺伝子流入があったかも知れないが、こんな信じられないほど小さな生息水域に何千年ものあいだ世代を繰り返してきたのだろうか。
ここのオショロコマ個体群の歴史はいったいどのぐらいなのだろうか?
数千年 ? 数万年 ?
そんな歴史ある生き物を、この たかだか数十年で、人間たちは際限なく消滅させています。
私的にはせめてオショロコマだけは残ってほしいという個人的願望でこのブログをはじめて、はや10年。
幸い、この20年ほどはKKR川のオショロコマ個体群は生息数や集団の性状に大きな増減・変化はなく経過していますが、もし釣っても決して持ち帰ることなく丁寧に扱うべき貴重な小集団だと思います。
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