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新世代グマ、仕留めたエゾシカを横取り、北海道白糠町
北海道白糠(しらぬか)町上庶路(かみしょろ)の山中で2015年 2月16日午後2時50分ごろ、仲間と2人でエゾシカ撃ちをしていた東京都足立区の自営業大須賀実知生(みちお)さん(57)が仕留めたシカを回収しようとしたところ、突然ヒグマが現れ、目の前でシカを奪い去った。射止められたシカをくわえて引きずりながら山中に消えたという。
ヒグマは体長約2メートル。シカのサイズは不明だが重たいシカ死体を引きずってゆくとはすごいパワーだ。
何故かハンター氏はこのヒグマを撃とうとはしなかった模様。ただヒグマを撃とうとして返り討ちにあって死亡したハンターもいるので不慣れなクマ撃ちをしなかったことは賢明であったかも知れない。
現場は住宅から約100メートルの地点。2人は知人を通じて釧路署に通報、署員らが近隣住民に注意喚起したという。 この出来事は沢山の新聞、メディアなどで紹介されたのでご存知の方もいるかも知れない。
今回、ヒグマに獲物を目の前で横取りされたといういかにもマスコミ受けする物めずらしさ面白さよりも、このヒグマがハンターをまったく恐れていないことに注目すべきと思う。
ここまで人間をなめきったヒグマは以前は稀であったと思う。新世代クマだ。
さて、釧路警察署への被害届けとしては エゾシカ盗難事件 になるのでしょうか?。
ちなみにエゾシカを奪われたハンター氏は釧路警察に厳重注意された可能性があります。
北海道の常識では、エゾシカ猟で民家の近く100m で鉄砲をぶっぱなすのはいくらなんでもどうかという気がします。
実際にシカ猟の最中に人間が誤射される事故は稀ではありません。
私たちも秋から初冬にかけてオショロコマ撮影に行くときはエゾシカと間違えられて誤射されることをヒグマとの遭遇よりも恐れています。私は真っ赤なヤッケを着てゆきます。もしかすると冬場のヒグマによる死亡事故よりは誤射の被害者のほうがはるかに多いかもしれません。
最近の冬のヒグマ被害情報がでているところは 標茶 厚岸 今回の白糠 といずれもエゾシカが異常に繁殖している道東地域です。
いくらエゾシカを駆除しても追いつかない。
頼みのハンターたちが軒並み高齢化しているせいもあるかも知れない。
春グマ捕獲が行われなくなって久しく、そのため近年全道的にヒグマの棲息数が増えています。
山間部では離農がすすんで人口過疎地が増え、広大なエゾシカの天国になっています。
ヒグマたちにとっては、これまで経験したことがないほどエゾシカが増えて冬場のエサに不自由しなくなっているのです。そのため、これまでのように、しっかりと越冬しないヒグマが増えていることは確実みたいだ。
知床方面では近年人を恐れない 新世代クマが多く出てきていて、時にはヒグマに車からエサを投げるお馬鹿までいる。
狭い知床ではクマが増え、縄張りをもてない若いヒグマたちはエサに不自由して多少とも食べ物がある海岸の町へおりてきて、トラブルをおこしては毎年かなりの個体数が射殺されています。
現地の事情にくわしい動物写真家の HMさんによれば、知床では毎年60頭前後のヒグマが駆除されており、うち40頭前後は羅臼町で駆除されているという。
北見市内のごく身近な最上、富里、厚和地区にはそれぞれ確実に、いつきのメスグマがいて、小熊の糞があることから毎年繁殖もしています。このほか、ヒグマは北見市近郊いたるところに本当に多い。
しかし、私の知るかぎりこれらのヒグマは今のところしっかり人間を恐れていて、私たちと会ったり、バッタリ接近遭遇しても必ず逃げていってくれるのでありがたい。
撃ったエゾシカをヒグマが横取りのニュースから、話がとりとめもない方向へ行ってしまいました。
おわり。
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新世代グマ、仕留めたエゾシカを横取り、北海道白糠町
北海道白糠(しらぬか)町上庶路(かみしょろ)の山中で2015年 2月16日午後2時50分ごろ、仲間と2人でエゾシカ撃ちをしていた東京都足立区の自営業大須賀実知生(みちお)さん(57)が仕留めたシカを回収しようとしたところ、突然ヒグマが現れ、目の前でシカを奪い去った。射止められたシカをくわえて引きずりながら山中に消えたという。
ヒグマは体長約2メートル。シカのサイズは不明だが重たいシカ死体を引きずってゆくとはすごいパワーだ。
何故かハンター氏はこのヒグマを撃とうとはしなかった模様。ただヒグマを撃とうとして返り討ちにあって死亡したハンターもいるので不慣れなクマ撃ちをしなかったことは賢明であったかも知れない。
現場は住宅から約100メートルの地点。2人は知人を通じて釧路署に通報、署員らが近隣住民に注意喚起したという。 この出来事は沢山の新聞、メディアなどで紹介されたのでご存知の方もいるかも知れない。
今回、ヒグマに獲物を目の前で横取りされたといういかにもマスコミ受けする物めずらしさ面白さよりも、このヒグマがハンターをまったく恐れていないことに注目すべきと思う。
ここまで人間をなめきったヒグマは以前は稀であったと思う。新世代クマだ。
さて、釧路警察署への被害届けとしては エゾシカ盗難事件 になるのでしょうか?。
ちなみにエゾシカを奪われたハンター氏は釧路警察に厳重注意された可能性があります。
北海道の常識では、エゾシカ猟で民家の近く100m で鉄砲をぶっぱなすのはいくらなんでもどうかという気がします。
実際にシカ猟の最中に人間が誤射される事故は稀ではありません。
私たちも秋から初冬にかけてオショロコマ撮影に行くときはエゾシカと間違えられて誤射されることをヒグマとの遭遇よりも恐れています。私は真っ赤なヤッケを着てゆきます。もしかすると冬場のヒグマによる死亡事故よりは誤射の被害者のほうがはるかに多いかもしれません。
最近の冬のヒグマ被害情報がでているところは 標茶 厚岸 今回の白糠 といずれもエゾシカが異常に繁殖している道東地域です。
いくらエゾシカを駆除しても追いつかない。
頼みのハンターたちが軒並み高齢化しているせいもあるかも知れない。
春グマ捕獲が行われなくなって久しく、そのため近年全道的にヒグマの棲息数が増えています。
山間部では離農がすすんで人口過疎地が増え、広大なエゾシカの天国になっています。
ヒグマたちにとっては、これまで経験したことがないほどエゾシカが増えて冬場のエサに不自由しなくなっているのです。そのため、これまでのように、しっかりと越冬しないヒグマが増えていることは確実みたいだ。
知床方面では近年人を恐れない 新世代クマが多く出てきていて、時にはヒグマに車からエサを投げるお馬鹿までいる。
狭い知床ではクマが増え、縄張りをもてない若いヒグマたちはエサに不自由して多少とも食べ物がある海岸の町へおりてきて、トラブルをおこしては毎年かなりの個体数が射殺されています。
現地の事情にくわしい動物写真家の HMさんによれば、知床では毎年60頭前後のヒグマが駆除されており、うち40頭前後は羅臼町で駆除されているという。
北見市内のごく身近な最上、富里、厚和地区にはそれぞれ確実に、いつきのメスグマがいて、小熊の糞があることから毎年繁殖もしています。このほか、ヒグマは北見市近郊いたるところに本当に多い。
しかし、私の知るかぎりこれらのヒグマは今のところしっかり人間を恐れていて、私たちと会ったり、バッタリ接近遭遇しても必ず逃げていってくれるのでありがたい。
撃ったエゾシカをヒグマが横取りのニュースから、話がとりとめもない方向へ行ってしまいました。
おわり。
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