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野生の王国へアドベンチュアーツアー。その壱。
2017-5-7 (日) 晴れ 強風 気温18度C 風が吹くと寒い
GW 最終日。事情で孫4名あずかり。
午前10時、どこか行きたいとさわぐ孫たち4名を連れて車二台に分乗して5月のアドベンチャーツアーに出発した。
場所は風光明媚、自然度抜群で知られる近郊のK沢。
私たちは何度も来たことがあるが孫たちは初めてのところだ。
K沢入り口は、なぜかバリケードがあったが理由がわからないので強引にそれを突破して林道に入った。
林道はとくに何事もなく登山口に到着。
私たちの他には人影なし。
山登りの身支度を整えてきれいな滝を右手に見ながら最初の急な登りを越えた。
滝に沿ってエゾノリュウキンカがきれいな群落を作っていた。
この登りで私たち夫婦は息切れひどく大変であったが、孫たちは、きゃーきゃー騒ぎながらたいそうな勢いでまるで駆け上がるように行ってしまった。
子供たちはバスケで鍛えているとはいえ、あまりの体力差に唖然。
4歳の長男君も上三人の姉たちと一緒にどんどん登ってゆき見えなくなった。
急な登りのあとしばらくなだらかな渓流沿いの小径が続く。
この渓流はかなりの暴れ川で生体反応なし。
めずらしいクロエゾマツがあった。
そのあと本格的な登りがあり、この急斜面の登りはハンパではなかった。
大きな岩と巨木と滝が続く。
雲突岩。
忍者岩。ちいさな洞窟がある。
岩を這う長い松の根。
巨木三本桂。
最近鼻ずまり傾向のかみさんは息が切れ、呼吸困難、途中で登るのを断念した。
子供たちはさらにけっこうなパワー一杯で展望台付近までどんどん掛け登っていった。
まわりは鹿の糞だらけ、小動物の白骨、熊に襲われたとおもわれる鹿の下顎骨、鹿の毛など、このあたりエゾシカがとても多いようだ。
糸ひき滝。
下りは、登りより大変。急斜面を転がり落ちないよう注意しながら慎重に下山した。
石投げ大好きの長男君は川をみると本能的に石投げを始める。
今日、この沢に入った目的の一つは早春の美麗蝶エゾヒメギフチョウがいないか調べることであった。
いかにもこの蝶がいそうに思われた K沢であったが、結局発見できずエゾスジグロチョウ5♂♂が飛んでいたのみ。
昼食。本当は野生の王国での飲食はよくないのだけれど。
次女君は笑い上戸。
笑い出すと止まらない。
なんだ。この音は。 クマかな。 緊張が走る。
この項 続く。
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2017-5-7 (日) 晴れ 強風 気温18度C 風が吹くと寒い
GW 最終日。事情で孫4名あずかり。
午前10時、どこか行きたいとさわぐ孫たち4名を連れて車二台に分乗して5月のアドベンチャーツアーに出発した。
場所は風光明媚、自然度抜群で知られる近郊のK沢。
私たちは何度も来たことがあるが孫たちは初めてのところだ。
K沢入り口は、なぜかバリケードがあったが理由がわからないので強引にそれを突破して林道に入った。
林道はとくに何事もなく登山口に到着。
私たちの他には人影なし。
山登りの身支度を整えてきれいな滝を右手に見ながら最初の急な登りを越えた。
滝に沿ってエゾノリュウキンカがきれいな群落を作っていた。
この登りで私たち夫婦は息切れひどく大変であったが、孫たちは、きゃーきゃー騒ぎながらたいそうな勢いでまるで駆け上がるように行ってしまった。
子供たちはバスケで鍛えているとはいえ、あまりの体力差に唖然。
4歳の長男君も上三人の姉たちと一緒にどんどん登ってゆき見えなくなった。
急な登りのあとしばらくなだらかな渓流沿いの小径が続く。
この渓流はかなりの暴れ川で生体反応なし。
めずらしいクロエゾマツがあった。
そのあと本格的な登りがあり、この急斜面の登りはハンパではなかった。
大きな岩と巨木と滝が続く。
雲突岩。
忍者岩。ちいさな洞窟がある。
岩を這う長い松の根。
巨木三本桂。
最近鼻ずまり傾向のかみさんは息が切れ、呼吸困難、途中で登るのを断念した。
子供たちはさらにけっこうなパワー一杯で展望台付近までどんどん掛け登っていった。
まわりは鹿の糞だらけ、小動物の白骨、熊に襲われたとおもわれる鹿の下顎骨、鹿の毛など、このあたりエゾシカがとても多いようだ。
糸ひき滝。
下りは、登りより大変。急斜面を転がり落ちないよう注意しながら慎重に下山した。
石投げ大好きの長男君は川をみると本能的に石投げを始める。
今日、この沢に入った目的の一つは早春の美麗蝶エゾヒメギフチョウがいないか調べることであった。
いかにもこの蝶がいそうに思われた K沢であったが、結局発見できずエゾスジグロチョウ5♂♂が飛んでいたのみ。
昼食。本当は野生の王国での飲食はよくないのだけれど。
次女君は笑い上戸。
笑い出すと止まらない。
なんだ。この音は。 クマかな。 緊張が走る。
この項 続く。
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