またやったドジ

40年近く前の教えた子のお母さんが亡くなったとの連絡があり仏前にお参りしようと、複雑だがいそいそと西新井へ行って来た。
 待ち合わせの時間より1時間近く待っていたけど、相手の姿が全然見えない。
 勘違いかと家に電話したが当然妻も分らない。
 仕方がないから一人でその家を訪ねた。ドアが開くので3~4回声をかけたら、
 何と、「はーい」の声が昔の教え子の声そのまま。姿を見て感動と同時に驚いた。顔が亡くなったお母さんそっくりだ。
40年前、その子はお姫様のように目がパッチリしていつもニコニコしていた。
母親は戦前からの苦労人で、歯もボロボロのいかにも(おっかあ)だった。
 娘はおっかあと言う感じではないが姫の目ではなく母親の目だった。不思議なもんだ。涙を流した後聞くと、約束は明日と言う事だから、明日も行くことにした。メモの書き違いはどうすれば良いか?
帰って妻に話すと、明日も行けてよかったね、とニコニコしてる。そりゃそうだけど、今日は曇っていて少し寒かった‥大師さんは花(ボタン)まつり。 

あそこは、 やけに懐かしく、寅さんのように人間らしさが濃い感じがする。
空気も濃いのか何となく息がしやすい。
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